まるみちゃん、駅に行くの巻
まるみちゃん三歳。 お兄ちゃんと、お母さん、お父さんと、おでかけ。
駅にきました。
いつも家族は車で出かけてしまいますので、駅に来るのは久しぶり。
責任感強い3つ年上のおにいちゃんは、いつもまるみちゃんのお世話役。
ホームに放送が入りました。
「電車がきます。危ないですから、白い線のなかへお入りください」
お兄ちゃんは、もちろんさっとひきます。が、ふと見るとまるみちゃんが
下がりません。お兄ちゃんは、まるみちゃんをひっぱりにいきます。
お母さんが見たとき、ホームのへりで、必死に妹をひっぱっているお兄ちゃんと
テコでも動こうとしないまるみちゃんが・・・
「あんたたち、なにやってんの!?あぶないじゃない!!」お母さんは駆け寄ります。
「だってお母さん、まるみが動こうとしないんだよ!」泣きそうなお兄ちゃん。
お母さんがふと、足もとを見ると、
まるみは細い白い線の中に、どうやったら足を二つ入れられるのか、
白線にたてに靴を並べて入れ、必死にこらえて立っていたのでした。
それがあったからではないと思いますが、いつのまにか駅の放送は
「線の内側にお入り下さい」になっています。
ほんとのお話。チャンチャン。
(姪の子たちのために可愛い靴を買って、昔のエピソードを思いだしました。)
まるみちゃん三歳。 お兄ちゃんと、お母さん、お父さんと、おでかけ。
駅にきました。
いつも家族は車で出かけてしまいますので、駅に来るのは久しぶり。
責任感強い3つ年上のおにいちゃんは、いつもまるみちゃんのお世話役。
ホームに放送が入りました。
「電車がきます。危ないですから、白い線のなかへお入りください」
お兄ちゃんは、もちろんさっとひきます。が、ふと見るとまるみちゃんが
下がりません。お兄ちゃんは、まるみちゃんをひっぱりにいきます。
お母さんが見たとき、ホームのへりで、必死に妹をひっぱっているお兄ちゃんと
テコでも動こうとしないまるみちゃんが・・・
「あんたたち、なにやってんの!?あぶないじゃない!!」お母さんは駆け寄ります。
「だってお母さん、まるみが動こうとしないんだよ!」泣きそうなお兄ちゃん。
お母さんがふと、足もとを見ると、
まるみは細い白い線の中に、どうやったら足を二つ入れられるのか、
白線にたてに靴を並べて入れ、必死にこらえて立っていたのでした。
それがあったからではないと思いますが、いつのまにか駅の放送は
「線の内側にお入り下さい」になっています。
ほんとのお話。チャンチャン。
(姪の子たちのために可愛い靴を買って、昔のエピソードを思いだしました。)