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ゆんのひとり言

~iLYsゆんの推し事とスイーツを語るブログ~

なんでかな-

2008-05-21 13:11:22 | Weblog
乗り慣れない電車やバスに乗る時、日が当たらないのはこっちだろう、
と選んだ側が、ほぼ100%に近い確率で日が当たります( -_-)
なんで?
方向感覚無いのかなぁ…

で、日光を浴びつつ移動する車中なのであります。
かなりイヤなのであります。(;-_-+

「失われた時間を求めて」(阿佐ヶ谷スパイダース)@ベニサン・ピット

2008-05-21 11:56:56 | 観劇記&鑑賞記
先週の土曜日に観に行ってきました。
(ネタバレしてますよ~)

今回は安佐スパの3人+奥菜恵の、4人のみの公演。
開演前にパンフを読んでいると、
「今回は創作のアプローチを変えた」とかいうような内容が。
安佐スパの3人でアイディアを持ち寄って、
脚本の骨組みを作ったのだとか。

                 

時間や場所を敢えて設定せず、登場人物の名前もないこの作品。
そしてストーリーらしきストーリーもありませんでした。
猫を探している男。
その男になぜか付きまとって一緒に猫を探す女。
枯葉を撒き散らしては拾い集め、また撒き散らす男。
猫を探す男の弟と名乗る男。。。
簡単に説明すると登場人物はこんな感じ。

舞台はぐるりと古びた白壁に囲まれ、
真ん中にベンチと街頭、カゴのゴミ箱。
3方の壁に1つずつ、木のドア。
外なのか中なのか、夜のようだけど本当は何時なのか、謎の空間。
その中で男女が入れ替わり、会話を繰り広げていく・・・。

えっとー。
なんというか、かなり哲学的・・・不条理?な感じで、
意欲は買いますけど、今の私には特にツボではないというか
何なんだろう?と、疲れてしまいました。。。
もしかすると、戯曲を読んだ方が面白いかもしれませんね。
そんな作品でした。

出番的には伊達さんが少なめ。
いつもならこのポジションが長塚さんなのでしょうが、
キャラ的に伊達さんは猫を探す男ではないな、と(笑)
衣裳も、微妙にズレてて不思議な感じでした。

秀逸だったのはセット!(美術:加藤ちか)
ベニサンピットはかなり奥行きのある舞台なのですが、
半分より前辺りに壁が作られ、かなり閉鎖的な空間になっていました。
が、舞台奥に照明が入ると、壁が透けるのですねぇ~
壁が透けるのはそれほど驚かなかったのですが、
木製に見えるドアまで透けてた時には、すごい!と。
あの質感は見事でしたねぇ~

                   

個人的にはあまりピンとこなかったのですが、
印象的だったセリフが一つ。
「さっきそこですれ違った他人と、10年前に笑いあった友達と
 どっちが近い?
 ここに書かれている内容は随分昔に書かれたものだけど、
 僕にとっては‘今’の言葉なんだ。」
細部は異なりますが、そんなようなセリフ。
これで何とな~く、舞台の雰囲気がお分かり・・・いただけないですかねぇ