カンボジア 時空を超えて 11 <ロリュオス遺跡群>

2012-03-16 | カンボジア
午後3時、ロリュオス遺跡群へ出発です。
王都がアンコールに移されるまで、このロリュオスが王都だったそうです。
まずはロレイ。今はただの丘ですが、建設当時は大貯水池の中央の小島に建てられ、東側には船着き場だった階段があります。


まだ世界遺産に指定されていないため、修復が全くされていません。






ロレイには4基のレンガ造り祠堂が残っています。


レンガ部分は削れてかなり酷い状態ですが、辛うじて残っているデバター像もありました。




右手に見えますのはプリア・コーでございます。


遺跡群の中で最古の寺院で、「聖なる牛」という意味だそうで、寺の周りには牛の形のナンディン像が置かれています。


プリア・コーには前列に3つの祠堂、後列に少し小さめの3つの祠堂が並んでいます。




祠堂への階段はシンハの像が固めています。




プリア・コーから200mほどでバコンがあります。
遺跡の近くには現在の寺院があって、オレンジの袈裟のお坊さんがいました。




バコンを囲むナーガ。かなり傷みがひどいです。


バコンは、ロレイやプリア・コーと違ってピラミッド型の寺院で、アンコール・ワットの原型とも言われています。ひまわり畑の奥にバコンがそびえています。


それほど高くはないですが、近くまで来るとやっぱりそびえてる感じ




階段はそれほど急ではありません。


裏側の階段です。急階段を体験し過ぎたので、多少の角度では驚かなくなってます。


階段を見下ろすようにシンハが、テラスの四隅にはナディンがいます。




どうやら次の団体が来たようなので、混み合う前にバコンを後にします。






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