１２月５日、嵐の中やっと動き出した新幹線に乗り東京へ向かいました。ＢＳＣ（矯正学会）に参加し、武内博朗先生の「３ＤＳを用いた矯正におけるう蝕リスクの制御」と舩木純三先生の「すてきな笑顔のためのＭＦＴ」という講演を拝聴し勉強していきました。
まず、３ＤＳとは、Dental Drug Delivery System（デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム）の略で、むし歯菌を除菌するために、薬の働きを最大限に発揮するように工夫された投与方法のことです。以前このブログで書いたように虫歯は感染症です。そのことをしっかり理解し、生活習慣も改善されていて、口腔衛生指導(歯ブラシ）が出来ていていることが必要です。矯正治療前の処置としては有効と思われます。
また将来、むし歯菌除菌法として期待されております。３ＤＳで歯周病の原因菌を取り除くことが口臭予防にもつながると考えられます。
ただ、今現在は保険適用ではありません。たぶんこれからも・・・・
