兼業歯科衛生士

自分らしい幸せを探そう。

患者さんとのコミュニケーション・スキル講演会

2006-10-15 22:29:22 | 勉強会
今日は、オーラルケアー主催のコミュニケーション・スキル講演会に参加してきました。講師は歯科衛生士であり、心理カウンセラーでもある池田京子先生です。

 「今の状況を色にたとえると何色?」「あなたはどう思う?」常に参加者に質問し、その聴き方、答え方に今日の答えがあるような視聴者参加・実践型の講演でした。

カウンセリングマインドを持った接し方を実践しようということで、指示、誘導、指導ではなく、会話の中に患者さん自身が自分の問題に気づく会話法を修得する。
そして、患者さんが、自己決定したことを支援していくこと。これが大切とのことでした。

そのためには、患者さんの話を聴きながら、手の動きや目の動きなどをよく観察し、気持ちが現れていることろを見逃さない。そして、「・・・・なんですね?」と相手の言ったことを繰り返し確認する。そして、立場の変換・相手と同じ感情になって、共感し、心を開くことによって安心や信頼感が生まれてくるそうです。

そしてまた、自分自身が仕事にも生活にも、楽しく生きるために、(自分が楽に息をしていないと、相手もまた、息が浅くなり、ストレスになる)ので、自分自身を知り、コントロールすることで、ストレスを改善していくとのことでした。

この講習会に参加して、患者さんに笑顔で接し、患者さんの話の腰を折らないように聴くことからはじめようと思いました。(自己決定)先生支援して(笑)

患者さんが自分から、「歯を磨かなくちゃ」と思うことを継続してもらう難しさをつくづく感じる今日この頃です。
歯科衛生士の皆さん、頑張りましょう。

コメント
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