ベネッセからお詫びの品

大きなモニタのiMacを買って、アルバム編集の仕事が軌道にのってきた。
ただこの仕事はまったく地味で、骨の折れる仕事である。
撮影のたのしさを10とすると、編集のたのしさなんて1か2くらいだ。デザイナーにならずにカメラマンでよかったと、つくづく思う。
ま、そうはいっても外注に出すほど儲かってはいないので、自分で編集するしかない。
きょうは一日かかって8ページ仕上げた。

夕方、愛犬アルタの散歩のあと、ジョギングに出る。
いつもの10キロコースを走るが、一日デスクワークしたあとは身体が重く感じる。
足の裏の接地感がいつもとちがうし、上半身と下半身の動きもバラバラでうまく連動しない。
いつもの感覚がもどってきたのは8キロくらい走ったところからだ。
結局、きょうのタイムは56分41秒で、このまえのタイムより6分も遅い。これではフルマラソンを4時間以内には走れないな。



ジョギングから帰って郵便受けを見ると「ベネッセコーポレーションより重要なお知らせです」と朱書きされた封筒が届いていた。
中を見ると、今年7月の個人情報が漏えいした事件に対するお詫びが記されている。
しかしどうしてわたしのところに？　自分がいつベネッセに登録したのか、まったく記憶がない。
だけど書面には漏えいした情報項目が以下のように書いてある。

　・サービスにご登録いただいた方のお名前、性別、生年月日
　・同時にご登録いただいていた保護者様またはお子さまのお名前、性別、生年月日、続柄
　・郵便番号
　・住所
　・電話番号
　・ファックス番号
　・出産予定日（一部のサービスご利用者様のみ）
　・メールアドレス（一部のサービスご利用者様のみ）

さらに3枚目には、お詫びの品として500円分の電子マネーまたは図書券がもらえると書いてある。
流出した2000万件におよぶ顧客数を考えると、一人500円でもものすごい金額になるが（100億円！）、これが妥当かどうかは判断できない。
そもそも身に覚えがないのだから、もらっていいものかどうか。



でも結局、電子マネーで500円いただき、個人情報は消去しました。
これでもう文句はいえないな。