Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

ビッグコミックオリジナル21号感想

2005年10月21日 | マンガ
「イリヤッド」佳境にはいってまいりました。ヘラクレスの悲劇になぞらえて、バシャが「それ以来・・わたしは夢を見なくなった」と言うセリフがあります。狂えるヘラクレスはその狂気によってわが子3人を殺してしまったのでありました。目覚めて語るのは悔悟、「私は悪夢を見ていた・・・そして二度と夢は見ない・・・」と。天空を支える女神も実在するという奇跡。今週イチオシ。

「最強伝説黒沢」ホームレス、もとい、「ロジョー」の仲間入りをはたした黒沢。もうすっかりなじんでるよ!新入りさん。「ロジョー」っていい響きですね。賞味期限切れのモツ鍋10パック!今夜は大宴会だ!「どうしたらいいのか?」と言うか今の状態からロジョーまで紙一重ですから、ホントに。
でもこの手の最強は実際にホームレスになった「吾妻ひでおの失踪日記」がありましたね。野宿で寒くて眠れない夜は3匹の犬を抱いて・・もとい、焼酎かっくらって死んだように眠るべし。いや~実録物はさすがにリアルでしたね。しかもギャグマンガ家らしく悲惨な話もちゃんと笑えるように描いてあったし。

「チアー!」今回は山下の爺様に生きる希望を与えるという誠に勇気のわいてくるおはなしでした。たくまずしてその気にさせてしまう桃ちゃんの魅力ですね。

「ヒミツの箱」同い年と言いながら、先生と生徒のこの背徳的な恋は何でありましょう。見つかったらやばいという感覚がまた恋を燃え上がらせるのよ~。と、まあされはさておき。マユちゃんがエンコーに走っている様子ではありませんか。いけない子どもたち。