Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

チャックかファスナーか。

2005年06月01日 | Weblog
今夜のTVなんとなく見てたら、「知ったかぶりクイズ」をやっていて、その一つがチャックとファスナーの違いを説明せよというものだった。
そこで、知ったかぶりの好きなワタクシ、チャックはたしか巾着からだって話だよね、とか聞きかじったことをご披露していたのだった。
チャックは日本語、ファスナーは英語が正解であるそうだ。YKKは世界のファスナー市場の50%を占めているとか。YKKって株式上場してないので有名だが、いまさら上場して資金を集める必要もないかもしれないね。

実際使う場合でいうと、ズボンのはチャック(チャック全開とかね)、ワンピースの背についたのはファスナーと呼んでいるような気がする。なんでだろう?
http://www.home-tv.co.jp/entame/gimon/10212/index1.htm
http://www.ykk.co.jp/japanese/corporate/financial/stockinfo.html

「クッキーとビスケットの違い」
 お菓子の大家、今田美奈子先生が解説。クッキーはお菓子で、ビスケットはパン。昔アメリカでオランダ移民がクーキェ(koekje)と呼んだお菓子を食べていたのを、クッキーと呼ぶようになった。ビスケットは二度焼いたパンという意味。
クッキーはアメリカから日本に入り、ビスケットはヨーロッパから日本に入ったため、日本ではこの二つを使い分けている。全国ビスケット協会では砂糖と油脂の割合40%以上のものをとくにクッキーと呼ぶと決めている。
http://gogen-allguide.com/ku/cookie.html

「ぼたもちとおはぎの違い」
 どちらも同じ和菓子だが、おはぎ(萩)は秋の呼び名、ぼたもち(牡丹)は春の呼び名。じゃ、夏と冬はなんというのか?夏は夜船、冬は北窓(ほくそう)というんだそうだ。
http://allabout.co.jp/career/dictionary/closeup/CU20010905/

「ぎょうざとワンタンの皮の違い」
 皮の丸いのがぎょうざ、四角いのがワンタン。(え?それだけ?)

「糸こんにゃくとしらたきのちがい」
 糸こんにゃくは関西、しらたきは関東。もともとは製法も違って、こんにゃくを包丁で切った物が糸こんにゃくで、原料を湯の中に押し出して作るのがしらたきだった。

「緑茶と煎茶の違い」
 緑茶はお茶の発酵を止めたもの全般のこと。煎茶は茶葉を蒸してから揉みながら乾燥したものをいう。

「ピクニックとハイキングの違い」
 以前「笑っていいとも」でもでてきましたよ。これ。そのときは確か外で食事をするのがピクニック。ハイキングは徒歩旅行、でも出先で食事をすると、そこでハイキングではなくなりますという面白い説を披露してくれてましたが。今回はハイキング協会に尋ね、食事を目的とするのがピクニックで、出かけるのが目的なのがハイキングとのこと。

「しゃがむとかがむの違い」
 言語学3代、金田一先生に聞く!「しゃがむ」はお尻が膝より下にあり、「かがむ」お尻が膝より上。わたしゃ膝を曲げるかどうかが違うと思ってました・・・。

「お疲れ様とご苦労様の違い」
 ご苦労様は目下のものに、お疲れ様は目上の人にが正解。
でもね、今サービス業に勤めてますが、ここは出勤すると朝だろうが夜だろうが「おはようございます」、帰るときは「お疲れ様」と、まるで芸能界みたいな挨拶をするんですね。これは業界用語という類の新しい言葉ではないでしょうか。私の古い辞書にはご苦労様は載っていてもお疲れ様は載ってないんですよ。新明解さんにも2000年以降「ご苦労様は一般に目上の人には用いない」と付け加えられています。お疲れ様は第5版から載るようになりました。しかしお疲れ様もこれまた目上の人には用いないとある。そもそも日本語には目上の人をねぎらう言葉がないわけです。一般に会社勤めなどしていれば何がしか感謝の念を表したいというのもわかる気がします。そこで昔から使われている「ご苦労であった」という手垢がついた言葉が嫌われて、お疲れ様が使われるようになったのかも。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3578/2004/otsukaresama.htm