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さすが「中央に咲く華」言うことが違います

2007-06-22 13:06:13 | 中国
ナイキ:「ジョーダン」そっくりロゴで中国企業訴える
2007/06/21(木) 12:11:54更新

 中国で商標登録したロゴを不正使用されたとして、大手シューズメーカーのナイキが
中国企業を相手取り損害賠償などを求めて起こした裁判の審理が20日、
上海市第2中級人民法院で始まった。
21日付で英字紙シャンハイデーリーが伝えた。

 訴状によると、ナイキはNBAプロバスケットの
マイケル・ジョーダン元選手をかたどったロゴを中国で商標登録した。
しかし上海市にあるショッピングセンター内の店舗で
これとそっくりのロゴをつけたシューズが販売されていることを発見した。

このためナイキは弁護士を通じてシューズを製造した
中国メーカー2社とショッピングセンターに販売停止と入荷記録の公開を求めた。
しかし中国企業側が応じなかったため、訴訟を起こしたという。
ナイキは損害賠償50万元の支払いと謝罪広告の掲載を求めている。

 中国企業側は販売を中止したことを明らかにした上で
「類似したロゴを使用したに過ぎない」と説明した。

(編集担当:菅原大輔)
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「類似したロゴを使用したに過ぎない」
それが問題なのだ!!
これが中国の著作権に対する認識なんですよね。
全く理解していないというのが事実でしょう。

人は自分に元々ない概念を浸透させるのは難しいものです。
「無宗教」と言われる日本人に、米国人やアラブ人の「宗教の冒涜」に
対する心情は分からないものです。
発想から行動に至るまで「宗教」に支配されている欧米、アラブの考えを理解するのは
かなり難しいでしょう。

中国人にとっては有志依頼、「ウソでも自分のものといい、
自分のモノにしてしまう」ことが常套手段になっている民族に、
近代社会の「知的所有権」など言葉は知っていても理解するのは至難のワザです。
(無理だと思いますけどね)
少数が理解し実行しても、他多くの中国人がそれを実行しないのなら
「正直者はバカを見る」ことになり、自己中心的な中国人が
実際に実行出来る可能性は極小です。
「著作権を守る」ことを基本にする社会でないと、誰も守ることはないでしょうね。
特に自己利益だけを第一に考える中国社会ではなおのことでしょう。

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