花は桜木・山は富士

完全に自分為の資料的ブログですが、このサイトを見て感じる人がいると嬉しいです。

中国のメディア規制は相変わらず、変わることを期待するのが無駄ですね

2008-07-07 18:57:01 | 中国
【総合】五輪前でも取材妨害 人権団体が中国批判
2008年7月7日

【北京=共同】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は
中国駐在の60人以上の外国人記者らから聞き取り調査を行い、北京五輪を前にして、
依然として中国政府が外国メディアの取材を妨害していると批判する報告書を発表した。


同団体は中国政府に対し、五輪を前にして発表された、外国メディアの取材の自由を
保証した暫定規定を完全に尊重するよう要求。
さらに五輪終了後も同規定の恒久化を求めた。


報告書では、3月のチベット暴動の際、治安部隊がチベット自治区から
外国人記者を即座に排除したことやその後も同自治区に記者が
自由に取材に入ることを認めなかったと指摘した。

中国政府は6月になって外国メディアの同自治区の取材を認めると発表したものの、
事前申請が必要で、報告書は「認められることはまずない」と強調。
その上で「チベット暴動鎮圧は1989年の天安門事件以来の政府による最大の弾圧だ。
何人が殺害され、逮捕されたか検証できない」と強く批判している。


外国メディアにとって取材が難しい対象として
(1)地方から北京へ来る陳情者
(2)政府の許可のない抗議行動やデモ
(3)反体制派や人権活動家-の三つを挙げた。

------------------------------------------------------------------

相変わらず中国のメディア規制は健在なようです。
五輪開催を契機に民主化が進むなどと夢を見たオリンピック委員会の
愚考はすでに崩壊しています。

メディアを自由にしてしまうと、中共政府が致命的なダメージを受けることは
間違いないので、そりゃあ自由にはさせてくれないでしょう。
それほどに内部は腐敗・汚職、今の国際常識から照らし合わせても
問題の多さと大きさは致命的といえる証拠でしょうね。

国を大きさや歴史の長さを誇るわりに、自分に対する批判・抗議は
どれほど小さなものも許すことが出来ない「矮小な精神」を持つ中共政府。
メディアが発達し、中国の端までインターネットや携帯電話が網羅された
昨今では、中共政府のメディア規制もいづれ限界が来るでしょう。
(現在でも、以前に比べ内部情報が漏れ聞こえてきてますしね)

外国メディアがどれほど報道の自由を容貌しようが、批判をしようが
それに関しては中共政府は死活問題のために、解禁することはないでしょう。
出来るとすれば中共政府が崩壊した時だけですね。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誰も知らない (也きり)
2008-07-08 23:52:01
きっとオリンピックの競技の全貌を目にすることは、世界中で誰もいないんではないでしょうか。

よくこんなとこでオリンピックやったと、後年笑い話になるかも。
日韓WCみたく。
返信する
史上最大の汚点 (マグカップ)
2008-07-09 13:21:24
後に語り草になるのは間違いないでしょうね
そして中共崩壊後は「あれが転機だった」などと
語られる五輪になるでしょう
返信する