花は桜木・山は富士

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アフリカ諸国で「嫌中」が広がりつつあります。

2007-02-05 22:11:22 | 中国
なぜ今アフリカで反中感情が…?

 今月3日、ザンビアの首都ルサカの空港に到着した中国の胡錦濤国家主席は、
現地の人々約2000人からの歓迎を受けた。
しかし、空港から市内に至る道には武装警察数千人、
ザンビア大学内には学生デモを阻止するための
警察数百人が配備されていた。

また野党「愛国戦線」のマイケル・サタ総裁は2日間、
胡錦濤主席の訪問先に接近することを禁じられている。

 それもアフリカ大陸で最も早い1965年に中国と国交を結んだザンビアで
「反中感情」が膨らんでいるからだ。
確執の根は98年、北部シャンビシ経済特区内の銅鉱山を買い取った中国人が、
現地人の労働組合設立を弾圧し、わずかな給料しか与えないという
横暴を極めていることにある。


 昨年7月には中国人の賃金未払いで労働者のデモが起き、
これを制圧する際に中国人監督官が労働者らに発砲、46人が死亡した。
元労働者のアルバート・ウムワナウモさんは「中国人は私たちを人間扱いしない。
彼らは私たちを支配できる権利を持っているかのように振舞う」
と非難した。

 昨秋の大統領選に出馬したサタ氏は「ザンビアは中国の1つの省に転落しつつある。
私たちは非民主的な外国の存在を望んでいない」と露骨な中国追放論を主張、
28%の支持を得た。
同氏は、首都ルサカでは対立候補だった
レヴィー・ムワナワサ現大統領の3倍の票を得た。

 こうしたムードはナミビア・ジンバブエ・南アフリカ共和国・アンゴラなどにも
広がっている。
低価格の中国製品で就職先を失った
南アフリカ労働組合会議(COSATU)のメンバーたちは、
2005年12月の集会で自国の繊維産業を衰退させたことに抗議する意味で
「メード・イン・チャイナ」と書かれた赤いTシャツを引き裂いた。

 今年、ナイジェリア武装集団が中国人労働者を狙い拉致事件を起こしたのも、
反中感情と関係があるものとみられている。これは中国がアフリカの天然資源を奪い、
低価格で製品を作り、現地の産業を衰退させていることから、
「中国も欧米諸国とまったく同じ略奪者だ」という認識が拡大しているためだ。


 スウェーデンにある「ダグ・ハンマーシュルト財団」を率いる
ヘニング・メルバー氏は「アフリカ人たちは中国に対し
人種差別主義への怒りにも似た強い憤りを表している」
と語った。

香港=宋義達(ソン・ウィダル)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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資源浪費国である中国は、世界中の資源を漁っています。
中国という肥大した体を維持するために、見境い無しに資源奪取に懸命です。
その足がかりとしてアフリカ諸国に関係を築いているようですが、
そこは現代社会とは相容れない「中華思想」と「自己中心主義」。
現地のアフリカ人と様々な軋轢を増やしていったのでしょう。

アフリカ諸国で中国を歓迎している者は、中国からの賄賂などにより
私腹を肥やしたものが多数でしょう。
記事中のサタ氏のように、自国の本当に憂いれば、モロ手で歓迎することなど
出来ないでしょう。
アフリカ諸国はまだ政治が安定してい国が多数で、そこに付け込む
中国との利害関係が一致したのでしょう。
しかし、そこで犠牲になるのは記事中の通り、アフリカ諸国に現地人です。
周りと協調して平和裏に物事を進めるなど中国人に出来るはずがありません。
中国の覇権主義は自国内のみならず、世界中の国々を巻き込んで
波乱の時代を巻き起こしつつあります。

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