「水質改善」とは、かなり胡散臭い話です

環境汚染報告：大気は改善傾向、一部で水質悪化
2007/05/23(水) 18:15:51更新

　　国家環境保護総局の潘岳副局長は２１日、
０７年第１四半期（１－３月）の中国各地の環境に関するデータを発表し、
「大気汚染は改善傾向にあるものの、一部地域で水質が悪化している」と説明した。
中国新聞社が伝えた。

　　大気汚染では「環境保護重点都市」に指定されている１１３都市で、
「大気の質が良い日」の割合が前年同期より６ポイント上がり、８３％となった。
陝西省延安市、江蘇省徐州市、湖北省宜昌市、青海省西寧市、
甘粛省蘭州市などで大気汚染の改善が大きく進んでいる。

　　水系ごとの水質汚染程度の評価では、長江本流は良好だが、支流は軽度の汚染、
黄河は本流が軽度、支流は中度の汚染。珠江は本流、支流とも水質は良好、
松花江本流は前年同期より汚染が悪化し中程度、支流は重度の汚染とされた。
飲料水用水源地の水質が基準値に達した割合は前年同期より５ポイント下がり、
６９．３％だった。（編集担当：武田信晃）

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大気が改善されて、水質は悪化ですか。
自国の悪い部分は矮小化して、良い部分は「白髪三千丈」に過大に発表する
中国自身が調査した数値は当てになりません。
むしろ、その状態にも係わらず水質は「悪化」と書いていることは
さらに水質が悪いことを想像してしまいます。

国際社会からの環境への注目からか、中国の環境汚染のニュースが
度々出てくる印象があります。
ネットではよく見るのですが、ＴＶニュースであまり見かけないんですよね。
中国景気上昇という「良いニュース」の頻度の方が明らかに多いですよね。
中国自身も、日本のメディアも「中国」は都市部だけで
成り立っていると思っているんでしょうかね。