手抜き工事批判の女性を拘束 中国
2008.6.18 19:01
中国・四川大地震に関連し、倒壊した校舎の手抜き工事を
海外のサイト上で批判した大学の元職員が政権転覆扇動の疑いで
拘束されたことが分かった。香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターが
18日伝えた。
拘束されたのは四川省綿陽市の西南科技大に勤めていた56歳の女性。
女性は地震後にサイト上で、校舎が倒壊したのは手抜き工事が原因だと書いたほか、
中国政府は地震が起こるとの予報を一般市民には伝えず軍関係施設にだけ
知らせたと批判していた。
センターは、政治犯が釈放されるケースは少ないことなどから、
女性が何らかの刑に処せられる可能性が高いと指摘している。(共同)
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四川大地震のために数々の自国の脆弱さが露呈している中国が、不満高まる民衆の
怒りが爆発することを恐れて画策しています。
その一環であろう政府への批判を過剰なまでに取り締まっています。
海外メディアはもちろん、自国のマスコミにさえ批判された「学校の崩壊」
「おから工事」などですが、それを批判すれば「政府転覆罪」って。
どんだけ脆弱な政府なんだよ!
しかし、携帯電話とインターネットの普及で、完全な情報統制など出来るはずもなく、
地震被害も人災としての要素が大多数と、中国人自身が感じていることでしょう。
普段から持っている政府への不信感、不満がまとまり爆発することもありえます。
また、それを恐れ中共政府が取り締まり、検閲を強化もすることでしょう。
記事のような批判にさえ、過剰とも思える反応をする中共政府は
怯える小動物のように、かすかな物音にも敏感に反応しているようにも見えます。
2008.6.18 19:01
中国・四川大地震に関連し、倒壊した校舎の手抜き工事を
海外のサイト上で批判した大学の元職員が政権転覆扇動の疑いで
拘束されたことが分かった。香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターが
18日伝えた。
拘束されたのは四川省綿陽市の西南科技大に勤めていた56歳の女性。
女性は地震後にサイト上で、校舎が倒壊したのは手抜き工事が原因だと書いたほか、
中国政府は地震が起こるとの予報を一般市民には伝えず軍関係施設にだけ
知らせたと批判していた。
センターは、政治犯が釈放されるケースは少ないことなどから、
女性が何らかの刑に処せられる可能性が高いと指摘している。(共同)
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四川大地震のために数々の自国の脆弱さが露呈している中国が、不満高まる民衆の
怒りが爆発することを恐れて画策しています。
その一環であろう政府への批判を過剰なまでに取り締まっています。
海外メディアはもちろん、自国のマスコミにさえ批判された「学校の崩壊」
「おから工事」などですが、それを批判すれば「政府転覆罪」って。
どんだけ脆弱な政府なんだよ!
しかし、携帯電話とインターネットの普及で、完全な情報統制など出来るはずもなく、
地震被害も人災としての要素が大多数と、中国人自身が感じていることでしょう。
普段から持っている政府への不信感、不満がまとまり爆発することもありえます。
また、それを恐れ中共政府が取り締まり、検閲を強化もすることでしょう。
記事のような批判にさえ、過剰とも思える反応をする中共政府は
怯える小動物のように、かすかな物音にも敏感に反応しているようにも見えます。
こんにちは。中国では、地震に関して無論例外もありますが、ある程度自由な報道がなされてきしまたし、インターネットも同様な傾向にありました。こうした一連の出来事は、中国共産党政権の情報開示の姿勢が変化しつつあるのではという期待を抱かせました。しかし、最近ではゆれ戻し現象とも言うべき状況が起こっています。というよりは、中国ではリスク管理体制ができていないため、今回の地震のようなときでさえ、一枚岩で動いていないため、地震直後には報道の統制・管制ができなかっただけかもしれません。ようやっと、小康状態を迎えた今は、本来の姿に戻りつつあるのだと思います。
このままだと、私がかねてから主張しているように、中国は今後10年間で分裂することになると思います。北京オリンピックは、かつてのベルリン・オリンピックやモスクワ・オリンピックのように、一つの国家体制が終焉する前の、壮大なレクイエムになるのでないかと思います。ここにコメントしていると長くなってしまいますので、詳細は是非私のブログをご覧ください。
災害があるたびに復活し、以前より強固になる日本を見ると、「サイヤ人か?」と思ってしまうときがあります