中国に「良心がない」って？いまさらですか？

「われわれ中国人には良心のかけらもないのか」　聖火リレー続行に批判集中

中国・四川大地震の発生翌日の１３日、北京五輪の聖火リレーは
福建省竜岩で予定通り実施された。しかし、スタート時には
犠牲者を悼む行事はまったくなく、インターネットには
「われわれ中国人には良心のかけらもないのか」との批判や、
「リレーはすぐ中止すべきだ」といった書き込みが多数、寄せられた。

竜岩でのリレーでは、第一走者の重量挙げ選手、張湘祥さんがメディアの取材に
「リレーが被災者に元気をもたらすように」と答えたが、黙とうなどは
行われなかった。

これに対しネットには「笑顔を浮かべる走者の姿は見ていられない」、
「聖火リレーをやめ、節約したお金を救援活動に回すべきだ」と反発する声が集まった。
（共同）

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中国・四川省でマグニチュード７．５と神戸震災と同規模の地震が起きたニュースは
ほとんどの人が知っているでしょう。
この地震で、すでに多くの死傷者が出ており、今後も増えていくことでしょう。
「嫌中」ではありますが、人が傷つき死ぬことを喜ぶはずもありません。
亡くなった方の冥福を祈ると共に、一人でも無事に救助されることを望みます。

この事件は実は取り上げるつもりはありませんでした。
「地震災害」ということで、自分には語るべきノウハウもなく
なにしろ「天災」なので、どうこう語るのも変ですしね。

それと、「地震に伴い三峡ダムが実は崩壊しているのでは？」そのために
「支援の為とはいえ外国勢を国内に入れたくないのでは？」
（現在、海外に支援は要請していません）
などと、聞いていますが、これらのも現在は立証することも出来ず、
そのことでエントリーするのもアレと思っていました。

しかし、記事の読んで思わずエントリーを立てました。
国内で酷い大惨事が起きているのに笑顔で聖火リレーを行うことに抗議する
人がいますが、それは筋違いってもんです。
中国というのは「皇帝（中共政府）一人が統治する国」なんですから。

民主国家は「国民国家」なんて言われることもありますが、中国はまさに
「中共国家」ですね。なので、「中共」の大国としてのアピールをするのが
第一であって、その他のことは二の次、三の次なのです。
「犠牲者を悼む行事はまったくなく」というのも、至極当然の行動で
問題ありません。

抗議する中国人がいるようですが、彼らはそんな「中国」でいることに
「納得」しているのですから、文句を言うのは筋違いもいいとこだと思います。
何しろ、主席にしろ首相にしろ「国民の意思」が入った人間がいないのですから
「国民を大事にしろ」と言う方が間違いなんです。

ちなみに現在中国で起きている事を勝手に予想すると
①商店や倒壊した家から「食料」や「金目の物」を盗み人間多数。
（警察や軍人も一緒になって盗みをする）
②それを取り締まる警察官などとの乱闘多数
③日本と違って「略奪」「暴動」が頻繁に起こる。

五輪を控えている中国ではそんな状態を海外に見せるわけにいかず
救難支援を拒否。（とはいえ、先日起きたミャンマーでの地震に対する
対応を見ているので「拒否」とは言わずに「要請しません」って態度でしょうが）

そして今後は
③普段でも悪い衛生状態がさらに悪化し、病原菌が発生
④世界から送られた義捐金が被災者まで届かず、どこかに紛失
⑤国際援助物資が街中で売られている

私程度ではこの位しか思いつきませんが、他の方ならもっと思いつくかも知れません。

色々書きましたが、多くの方死傷されている現状で、上に挙げた予想が
外れてくれる事を祈るばかりです。

PS
エントリー後に気づいたのですが、中国は外国からの「支援を申し入れた」との
記事を見つけました。これは「金」や「物資」って意味でしょうね。
各国の「救助隊」って意味だと良いのですが。