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国として死にかけている中国

2008-02-25 16:44:36 | 中国
中国の深刻な砂漠化、北京に迫る砂丘

【大紀元日本2月24日】北京がオリンピックの準備を積極的に進める一方で、
深刻な砂漠化、水不足の問題は依然として続いている。環境保護専門家によると、
現在、中国の約3分の1の土地が砂漠化の影響を受けているという。

仏・リベラシオン紙の報道によると、最近、一つの砂丘が北京からわずか
80キロの距離に迫っており
、河北省は、水不足から、この地域を
“不毛の地”と呼んでいる。

中国の民間環境保護組織緑色江河の責任者・楊欣氏は、砂漠化は、主に、
自然、人為などの要因が重なって発生するものであると指摘している

楊氏によると、「中国北方、西北部の砂漠化の原因はほとんど変わりません。
世界の気候温暖化、干ばつ、少雨が砂漠化に必要な条件を満たし、これに加えて、
人為的な開墾が、砂漠化のペースを加速させています。
砂漠化の進行を阻止するのは非常に難しいことです。砂漠化を緩和する場合、
植樹、植草などの人為によって一定の改善ができるほか、
社会全体で節水することも可能です。


したがって、中国が砂漠化の問題を解決する場合、まず全人民に節水を提唱し
後に、生態の再生において、実行可能な科学的方法を用い、
問題解決を進めるのです」という。

中国の3分の1の土地が砂漠化の影響を受ける

楊氏の指摘によると、多くの科学的手法は、実のところ非常に簡単であり、
人間が自然を破壊しなければ、自然が備えている回復機能や、
節水等の人為的措置、自然からの搾取の減少を通じ、砂漠化の深刻さを
緩和することができるという。

国際環境組織であるグリーンピース中国気候変動
エネルギーキャンペーナー・楊愛倫氏によると、現在、中国の約3分の1の土地が
砂漠化の影響を受けている。同氏の指摘によると、気候の変化や
人為的な過度の放牧等の要因により、本来存在していた耕地不足、
水不足の問題が一層深刻化しているという。

 楊愛倫氏は「北京において現在発生している砂漠の襲来は、
全国で発生している砂漠化の現象の1例に過ぎません。
実際、広大な西北地区は、より深刻な影響を受けています。

また、砂漠化は通常、貧困と大きな関係があります。
なぜなら、土地の質が劣化し、農民が耕作できなくなることによって
貧困の問題が発生する
からです。この問題を解決するのは
容易なことではありません」と分析している。

人為的破壊

楊愛倫氏の指摘によると、中国政府が実施した、植樹を含む
一部のプロジェクトは一定の成果をあげたものの、工業化が進む過程において、
自然資源の消費が急ピッチで進んでおり、解決に向けた行為が
人為的破壊のペースに追いついていないという。


楊愛倫氏は「中国は現在、急速な工業化の段階にあります。
多くの都市において、人々の生活の質はますます良くなっています。
しかし、問題は、私たちが擁する自然資源が有限であるということです。
これだけ膨大な人口を抱える中国が進むべき方向は、
より良い発展モデルを模索し、発展の効率を高める一方、民衆に対し、
全く新しい、持続可能な生活方式の概念を持たせることです。
単に自分の生活の質と物質面での享受をイコールと捉えるだけでなく、
やはり、節約の態度を持つべきです」と指摘する。

 楊愛倫氏によると、地球温暖化といった外在的要因のほか、現在の中国は、
エネルギーを大量に消費し、自然資源に対する需要が
非常に高い経済モデルであることから、砂漠化の解決に向けた努力が
非常に困難になっている。このため、中国政府は、更に有効な全国レベルでの
解決策をとる必要がある一方、民衆に対し、環境保護、節水、
自然資源の保護をより良く行うことを教育することが必要であるという。

 
(ワシントン=記者・亜微)
(08/02/24 08:01)
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全くもって国土が死に掛けている中国という隣国です。
衛生概念と環境保護の意識が欠如している中国に自助努力を期待しても
無駄というものでしょう。
何しろ「金」が全ての中国人。環境に配慮して利益が落ちるより
政府幹部に賄賂を渡して誤魔化したほうが安上がりになります。

極度の自分主義の蔓延で、自分の家の前だけ綺麗なら他人の土地が
汚れ放題でも気にしない中国人は、環境汚染が悪化しても自分に被害で出るまで
気にしないし、ましてや金をかけて改善するなど論外でしょう。

一部の心ある中国人がいても多勢に無勢で意見が通ることもないですし、
そういう意見は党の幹部が握り潰すことでしょう。
何故なら環境改善には金がかかり、それに伴い経済成長も滞る。
内部に多くの問題を抱える中国共産党という奇形の竜は
走るのを止めれば倒れるのみです。
ゆえに、中共政府はどんな手を使っても経済が滞ることなど出来ない、
認めない、許さない、という構図になっています。

今の状態で中国の「環境改善」など望むべくもなく、記事にある通り
首都・北京のすぐ近くまでせまった砂漠は近年中に首都を覆うでしょう。
(前に読んだ本で毎年、鳥取県くらいの面積が砂漠化しているらしい)
そういう意味では砂漠に沈む前に観光旅行に行ったほうが良いかも知れません。
いづれ「幻の都」となる前にね。

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2 コメント

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砂漠を緑いろに (也きり)
2008-02-26 00:19:46
緑化とは、緑色に塗る国シナ。
砂漠化防止用に折角植えた草を、放牧した家畜のえさにやってしまう。
中国バブルの崩壊は、こんなとこからなのかね。
でも、住みにくいからってこっちにこないでね。
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そうですね (マグカップ)
2008-02-26 00:46:02
地球の為にも中共政権の崩壊は望みますが、その際に日本に流れこみそうなのが怖いですね
今でさえジャンジャン来てるのに
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