ささやかなささやき 1.01

ねこの魅力は、そのファジーさに尽きる。

いざ鎌倉 ~ 後編 ~

2008-07-20 17:53:01 | イベント
鎌倉訪問記。前編はこちら。中編はこちら


日差しが照りつける中を長時間歩き続け、かなり体力を消耗していたにくきゅう氏。
それでも、まだいけるだろうと思っていました。
銭洗弁天入り口へと続く坂道を上るまでは・・・

気づかぬうちに疲れが溜まっていたからなのかもしれませんが、
この坂は随分勾配が急に感じられました。
とにかく、この坂を上ったところで一気に気力が吹き飛ばされたようでした。
坂道脇のトンネルをくぐったところに境内やお宮がいくつかあり、
ひととおりは見て回ったのですが、本当に、ざっと見た程度です。
お線香やロウソクが売っていて、お供え(?)できるようになっていましたが、
それすらもせず銭洗弁天を後にしました。

で、そんな体力状態であるにも関わらず、
「坂道の更に上のほうには何があるのだろう?」
と、そちらへ向かって歩き始めた愚かなにくきゅう氏。
とりあえず、源頼朝の像があるらしかったので、そこを目指しました。
(一応、頭の中で「本当にそれを見たいのか?」という自問はしました。)


はい、頼朝さんです。

ちなみに、像周辺。

誰もおらん・・・。

こんなところで、一人炎天下の中で座している頼朝さんは
何を思っているのでしょう。

関係ないですが、この場所で一部既に紅葉が見られていました。



この後は、そのまま来た道を引き返していきました。
ひとまず、涼めるところが欲しかったです。
私のCPU(脳)は、低スペックのくせに熱に弱いのです。
ふらふら歩きながら、いも羊かん屋のおじさんの言葉を思い出していました。
「人間が一番弱い」

しばらく歩いて、ようやく喫茶店に出会いました。
最初に出されたお水を、注文前に飲み干したのは初めてかもしれません。
のどごしが良かった(?)ので、ミネラルウォーターだと思うのですが、
のどが渇いていたのでそう感じただけかもしれません。
それは置いといて、お昼ご飯を注文です。


トマトソースのスパゲティです。
まさにトマトの味がそのまま効いてる感じです。
隣のグラスに入っているのはパルメザンチーズです。
おそらく、市販の粉チーズではなく、自前で削ったものでしょう。
風味があって美味しかったです。


こちらはアイスロイヤルミルクティー。
何か、爽やかな刺激を微かに感じました。シナモンかな?
紅茶専門店というだけあって、非常に美味しかったです。

昼食後は、そのまま駅まで戻り、御成通りというところを少し歩いてから
電車に乗って帰ってきてしまいました。
さすがに夏場の長時間歩行は疲れましたが、なかなか楽しかったです。

いざ鎌倉 ~ 中編 ~

2008-07-20 17:07:35 | イベント
鎌倉訪問記。前編はこちら


高徳院を出た道沿いに「鎌倉 ねこや」というお店を見つけ、そのまま
何かの力に招き寄せられるかのように中へ入っていったにくきゅう氏。
そこで見たものは・・・


うあああああああっ
ねこグッズがいっぱいにゃあああああああぁぁっ


小さなお店ではありますが、ねこのイラストが描かれたマグカップや絵はがき、
ねこの人形などいろんな品物が置いてありました。お値段も様々。
しばらくの間、時を忘れてそれらを見ておりました。
たぶん、大仏様見ていた時間より長かったです。

で、最終的にこちらのお品を購入。

『わるねこ』手ぬぐいと、絵はがきです。おそらく、どちらも使うことはないでしょうけど。
この『わるねこ』というのが妙に私のツボをついてしまいました。
この手ぬぐいにプリントされているものはまだ愛嬌があるほうで、
人形になっていた『わるねこ』は、も少し目つき悪かったです。
それもまた味があって良いのですが。

「鎌倉 ねこや」を出た後、すぐ近くに会ったお店でソフトクリームを食べました。
紫いも味と抹茶味が両方楽しめる、"あじさいミックス"というやつです。

ピントが背景に合ってもうてるし・・・。
まあ、見ておわかりのように、テレビ番組でも採り上げられたようです。

他にも紫いものコロッケや紫いも羊かんなんてものもあって、
羊かんは同居の先輩へのお土産に買っておきました。
ここの羊かん屋のおじさんが面白い人で、
「試食は食べ放題。」
「食べ過ぎておなか壊したら、(店の)前に病院あるから。」
などと言っておりました。
(実際、道路を挟んだ向かい側に鎌倉病院がありました。)
あと、他のお客さんとの会話で、
「人間が一番弱い。こんな暑い日にトランクに長時間入ってたりすると
 人間なら良くても病院行きだけど、これ(紫いも羊かん)は何ともない。」
といった感じのことも言ってました。
(ちなみにその人によると、この羊かん、賞味期限は3ヶ月らしいです。)

そのお店を後にし、今度は佐助稲荷神社というところを目指しました。
1.5kmほどの道を歩くと、神社入り口に到着。
沢山の赤い鳥居が迎えてくれました。

ここの階段を上っていったところに、小さなお堂や塚(?)がいくつかあって、
それぞれの場所にお狐様が沢山座っていました。
それらを見て回ったのですが、夏場の山の中ということもあって
結構虫が飛び交っていたのがちょっと辛かったです。
ただ、木々が生い茂り全体的に木陰となっているなか、
本堂のあたりなどはそこだけ陽が差し込んでいたりして、
それがとても幻想的で綺麗でした。

この後、佐助稲荷の近くにある銭洗弁天というところまで足を運ぶわけですが、
既にこの時点で体力は尽きかけていました・・・


後編に続く。

いざ鎌倉 ~ 前編 ~

2008-07-20 16:04:06 | イベント

鎌倉へ行ってきました。

せっかくの三連休なので、元々どこかへ行きたいという思いはありました。
最初は東京方面にしようかと考えていたのですが、
昨日のECCで鎌倉の話題が出て、私が「鎌倉に行ったことない」と言うと
驚かれてしまったので、この際だから訪れてやることにしたわけです。

鎌倉駅で下車し、まずは鎌倉の大仏様がいる高徳院を目指しました。
駅から歩くこと約30分(たぶんもっと楽な行き方あります)、
道に迷いやしないか心配でしたが、ちゃんと道しるべがあったため
わりと楽に到着できました。

さて、高徳院に入る前に


まず鳩サブレーをゲット。特に深い意図はありません。
(写真は帰ってきてから撮ったもの。)

その後、200円払って高徳院に潜入。
敷地内は広かったですが、大仏様以外には与謝野晶子の歌碑や
お堂がいくつかあるくらいでした。綺麗なところでしたが。
タイから来たと思しき方々もいました。
やはり仏教国ということで関心も高いのでしょうか。
ところで、20円払って大仏様の胎内に入ることもできます。
頭の部分は、中から見るとあんな風になってるのかー、
といった感じです。(どんな感じ)
一部落書きされている箇所があったのが残念です。
バチ当たるぞー。


さて、高徳院内をひととおり見て回った後、
敷地を出て、次はどこへ行こうかと思っていたところ、
目に飛び込んできたのは・・・

な、何だここはーーーーっ!?



中編に続く。