ささやかなささやき 1.01

ねこの魅力は、そのファジーさに尽きる。

その先になにがあるのか

2008-07-12 19:48:25 | 本・漫画
結局また犬夜叉ネタになりますが、
新刊(54巻)が発売されたのだから仕方ありません。


[感想、ここから]
・第1話
 琥珀さん、まさかの復活。桔梗スゴすぎます。
そして、その傍らで、四魂の玉がさりげなく完成しました。

・第2話
 冒頭、少し懐かしいシーンが出てきました。
にしても、26ページの奈落のセリフ、「なにもない。」には
ちょっと笑ってしまったんですけど。(何もないんかいっ!)
ただ実際、ここまでくると奈落自身どうしたいのか、どうなるのか、
いろいろ謎ではあります。

そして、かごめさん、『補欠合格』おめでとうございます
って言っていいのか、なんか微妙な感じがしますが、
家族の様子からすると、入学許可も確定しているのでしょうか。
「私って天才かも。」
っていうかごめのセリフは、一生懸命勉強してなおも
叶わなかった受験生の方々の逆鱗に触れそうな気がします。

卒業式のシーンは非常にあっさりと流れました。36ページには
第1話をほうふつとさせるネタもありちょっと面白かったですが、
それに続くかごめとお母さんとのやりとりが妙に意味深で気になります。


・第3話 ~ 第10話
 奈落との最終決戦がいよいよ始まりました。
四魂の玉を取り込み、巨大な蜘蛛の姿で登場した奈落。
殺生丸&犬夜叉一行を体内に招き入れた後ダンゴムシへと姿を変えるあたり
在りし日のムシ大好きっぷりが伺えます。(違うか)
そんな丸まった奈落の中で犬夜叉たちが戦いを繰り広げる様子は、
明らかに、四魂の玉の中での翠子と妖怪との戦いを象徴していますね。
気になったのが、76ページの奈落のセリフ。
「さあ闘おう犬夜叉、時間はたっぷりある。
 この奈落の体内で・・・ 永遠に。」
これを聞くと、奈落の目的って、結局は犬夜叉(達)を
ただ苦しめることなのかなーとか思えてきました。
それは、鬼蜘蛛が持っていた犬夜叉と桔梗への嫉みから来るものなのか、
単に"因縁"が駆り立てているものなのか・・・

そして闘いの最中、犬夜叉は妖怪化・凶暴化し、
りんは相変わらず囚われの身(?)という状態ですが、
それよりも気がかりなのが弥勒のダンナ。いよいよやばそうです。
ただ、琥珀の件もあるので、個人的にちょっと楽観視してきてます。
できれば、珊瑚、弥勒、琥珀の三人揃いでハッピーエンドを
迎えて欲しいものです。

でも、その琥珀は、せっかく蘇ったというのに、
七宝や邪見(と、阿吽)と一緒に奈落の中へ飛び込んでしまいました。
一度は戦線離脱したと思われたこの3人を敢えてまた戦場へと導いたことは
一体どんな伏線となるのか、気になるところです。
(まさか、単に死にに行くとかだけじゃないよな・・・)

[感想、ここまで]