旅するCARUROS今日も征く!

日々の出来事・感想を表示。皆さんの意見・励ましをもらえ、人と人との繋がりが深められるキッカケになればとっても嬉しいです。

義に生き抜いた男・立花宗茂の生涯に学ぶ。

2015年06月26日 12時28分24秒 | ⑮読書&映画(所感)

※立花宗茂(上下二巻)童門冬二・著 読了!

 人格と器量と武勇を併せ持った宗茂。
義父の立花道雪、実父・高橋紹運の影響を受け忠義に生き抜いた男の物語である。

 秀吉や家康からも武将としてのずば抜けた器量と武勇を絶賛され、僅かの手勢での勝ち戦の連続は、鬼神の再来とまで言われたとか。 正しく、その戦略・戦術の確かさは、諸葛孔明以上の者とさえ思える戦上手である。
其れに加え、時に敵対し戦った徳川や島津等の敵方からさえも惜しまれ、時に感謝される様な事跡あり。
住民からも尊敬と信望を集め、放浪の身となった浪人時代(京都・江戸での浪人生活)も忠節を尽くす家臣団に支えられてきた事例は、感動さえ与えてくれる。

名将言行録より。
 「人となり温純寛厚。徳ありて驕らず。功ありて誇らず。人を用ふる、己に由る。善に従ふ。流るるが如し。
  奸臣を遠ざけ、奢侈を禁じ、民に撫するに恩を以てし、士を励ますに、義を以てす。
  故に士、皆之が用たるを楽しめり。
  其兵を用ふるや、奇正天性に出づ、故に攻めれば必ず取り、戦へば必ず勝てり」

軍法について。
 「特別に何流の軍法を使うわけではない。常に兵士に対してえこひいきせず、慈悲を与え、国法に触れた者はその法によって対処する。
  したがって戦に臨むとみな一命をなげうって力戦してくれ、それがみな拙者の功になる。その他によい方法はない」
「大将がいかに采配をとって、ただ“進め”とか“死ね”とか言ってみても、そのような下知に従う者はいない。
  常々上は下を子のごとく情をかけ、下は上を親のように思うように人を使えば、下知をしなくとも思い通りに動くものだ」

戦略&兵の運用について。
 「例えば、かの上杉謙信公は8千程度の兵を用いて戦をするのが己に適していると言われたそうだ。
 かく言う自分は経験上2,000程度の兵数が手足の如く操れると感じたものだ。
 つまり大将の才、能力に適した兵力は大将の数だけあるという事。兵力の大小に固執するより己の武の型を見極め、それに見合った兵を揃えたほうが良い結果が得られるだろう」

 短編であったが、戦いにおける要諦を、改めて学ぶ思いであった。
寝る前の一時を過ごせ、おもろかったなぁ~。

 柳川には、何度か行ったことがあるが・・・其の行跡と人物像に初めて触れた感じである。
又、柳川に行って、立花道雪や高橋紹運、そして立花宗茂を偲びながら御堀廻りを散策してみたいものでる。
序でに御花でウナギでも食するかなぁ~。


「7/5 キッズライダー・サマーカップ in 二丈」情報

2015年06月22日 12時16分04秒 | スポーツ・Sports

※「7/5 キッズライダー・サマーカップ in 二丈」情報
 遂に第二段階の目標であった参加者:70名を突破しました!
 最終締切目標:100名(MAX)迄、少しでも近づける様、更に広報活動にも力を入れていきたいと思います。
 
 運営委員長のIさん。 HP更新と拡充に尽力いただいたTさん。 スタート台等の用具製作に格闘中のYさん。 表彰状手配等のYさん。 その他にも音響準備や運営スタッフの皆さんの大奮闘のお陰で、漸く此処まで辿り着けました。 
 
  H27年度は、スタート段階から様々な試練と障害と抵抗に遭って、本当に乗り越えられるのだろうか? ・・・との様々な不安とも格闘しながら、兎も角も前へ前へと必死で進めて参りましたが、限られたメンバーですがISCの総力戦で、なんとか乗り越え、漸く少しづつ明りが見えだした感じです。 
 
  未だ、一点のみ気がかりな事項と大きな対処すべき事項が残っておりますが、遠くからもお出でいただくチビッコライダー達の可愛い笑顔と歓声に元気をもらって、様々な困難を吹き飛ばすぐらいの覚悟で、頑張って参りたいと思います。
 
  しかし、是で漸く大会らしくなってきたので愈々、是からは内容の充実化に力を注がなければならない。 賞品等の準備や設営&運営にも万全を期すべく細心の注意と配慮をもって、頑張りたいと思います。
北九州、筑豊、筑後、久留米、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、山口等と、遠方からお出でいただく皆様。 本当にエントリーいただき有難う御座います。 どうか運転等にも気をつけて、お出でください。 海での海水浴も可能ですので、大会終了解散後の磯遊びもお楽しみいただけると、大変嬉しく思います。 

 注)最終受付締切:7月2日(木)15時迄に入金完了です。
   糸島市周辺エリアの皆さん。 早めのエントリーをお願いします。
   今回は、当日受付は一切できませんので、ご注意ください。

『道を開く為に必要なことはなにか。それは、歩み続けることである。』

『落胆と、すべての靄(モヤ)を振り払え。生きることは美しい。行動することは、さらに美しいのだ。』
                          (ボリビア詩人:ディエス・デ・メディナ)・・・とか。
 
 さぁ~ってっと、兎も角、頑張んべぇ~! 
皆さ~ん。 当日はスタッフ一同元気に、待っちょるけんねぇ~!

6月30日(火)現在、エントリー数:91名。 ・・・ ホンマに有難うぉ~!


徳川家康の生涯 「覇王の家」 読了!

2015年06月20日 23時04分00秒 | ⑮読書&映画(所感)

「覇王の家」 司馬遼太郎・作  上下二巻。

   徳川家康における生涯の生き様と、今川義元・織田信長・豊臣秀吉及び一門との関わりや、他勢力との狭間に有って権謀術数と智恵の限りを尽くしての戦略と戦術とを通じた生涯を追いつつ、時代と地域性とを浮き上がらせた評論集であり時代小説でもあった。

この小集団の地域性と於かれた歴史的環境の狭間で家康と徳川家歴代の性格とが形成され、約三百年間の体制維持を経て、遂には日本人自体の性格にさえ影響を与える結果となった。
・・・との論調があったが、一つの面白い視点で有るとも言える。

西部・尾張国(信長・秀吉)  
●濃尾平野という肥沃な農耕地に恵まれ、商業と交通がいち早く発達した地域
●先進的な功利主義社会が形成(尾張藩は派手好きで重商主義を推進。)
●新しいものを積極的に取り入れていった信長や秀吉のような柔軟なアイデアマンが多く輩出。
●織豊時代の絢爛豪華さと機能主義的で近代的な体質の元ともなった。
●開明的な尾張の兵は、利に敏く、利己主義で平気で主人を裏切る弱兵でした。

東部・三河国(家康) 
●山河多く、水の便悪く、五穀不熟国で乏しく、水はけの悪い痩せた台地が広がった地域
●或る意味、独創性は少なく、保守的な村社会の閉鎖性、新しいものへの嫌悪感、排他主義的な傾向性と、芸術への無理解、戦略性よりも情緒が優先。
●別の角度から言えば、農本主義・鎖国主義・権威主義・官僚主義・長い物には巻かれろ、お上には逆らうな!・・・との意識形成を為し、
●良く言えば、質素倹約、重農主義、共同体主義の集団となって、その後の日本人気質「勤勉・実直で、決して仲間を裏切らない!」
・・・とも言うべき日本人の反面が形づくられてきたとか?

確かに、
漁業・林業・農業・商業の夫々を生業とする地域住民の間には、永年の間に培われ育まれてきた生活習慣や生き様、生き方さえ違ってくるのは、已むを得ないことであろう。
其れ程、地域環境が人々へ与える影響は大きいとも言えるし、地域集団の中で生きていくと決めた人々にとっては、新しき発想は、有る意味、時に邪魔にさえなるのかもしれない。 

人々の生き方・考え方で、地域の生活環境が、殺伐としたものになったり、互いを労わりあい、助け合って生きて行くのが当たり前になったりする事も歴史の狭間と地域文化の歴史に学ぶことができる。

自然と環境と人々との関わりとは、
主客論で言えば「依正不二」とも言えるし、主観に重点を移せば「一身一念法界に遍し」との視点も成り立つ。
何れにせよ、「意志が未来を拓く!」として進みゆく中にこそ、周りの生活習慣や地域環境さえも変革しゆく方途と展望が開けてくる様な気がするだが?

   家康とその集団における要所要所での働きと、その結果が約300年の幕藩体制を維持し、一時的にせよ「農本主義」をベースとする日本人の意識さえも形成していった過程が、ある一面から理解できる一書であった。
寝る前の一時の楽しみであったが・・・いやぁ~結構面ろかったなぁ~。 
次は、なん読も~うかなぁ~? 


「泉川ハマボウ巡り・ノルディックウオーキング」の御案内!

2015年06月14日 07時41分16秒 | ➁自転車・マラソン・ウオーク(企画&実績)

  雷山川下流(泉川)には九州でも有数のハマボウ群落が有ります。
今回の「ノルディックウオーキング」は、その「泉川自然博物園・はまぼう夢のさと」周辺を散策し、併せて「はまぼう夢まつり」の会場を訪ねます。

   尚、終了後にお時間が許す方(希望者のみ)は、百年以上の歴史を伝える【古材の森】で歓談を兼ねた昼食会を開催します。 
皆様の奮っての御参加をお持ち申し上げます。   

  
1.日 時 7月11日(土) 08:45~12:00

  

    

2.場 所 丸田池公園  (JR筑前前原駅・北口階段下りて、北方向へ徒歩2分) 

  
3.内 容 ノルディックウオーキングを通じた “ 健康づくり、仲間づくり、元気づくり! ”        
         併せて、糸島の自然と歴史を探訪します。        
            ●指導講師 波多江 敦 子 (JNFA ノルディックウオーキング アドバンスインストラクター)      
            ●ガイド    川 口  久 行 (糸島ふるさとガイド)      
            ●参加者数 先着申込み者:20名締切。     

4.コース 丸太池公園~泉川畔~祭り会場~丸太池公園        
                約4Km弱のコースです。(途中、ハマボウ等のガイド付き)   

           ●「泉川はまぼうの会」    http://www.ab.auone-net.jp/~hamabo/          
                 ●映像紹介(QBC九州)  https://youtu.be/eYKDgC9WBAU

  

5.申込手順&諸費用

  

  

    
          ●終了後、希望者による昼食会:約1,300円は、別途各人払いとなります。 

                「博多人形・天平工房」  http://www.pict-jp.net/odakobo/

         「古材の森」(ランチ予定) http://www.kozainomori.net/cafe.html

 6.申込み  ISCホームページから、御申し込みください。        
               若しくは、メール、FAXにても受付中!  (お名前、住所、電話番号を必ず記入してください。) 

                 ●HP   http://wordpress.itoshima-sc.com/
                 ●メール  info@itoshima-sc.com     
                 ●FAX 092-330-5656  ●TEL 092-330-5656     

                     ISC糸島スポーツクラブ 事務局(イイダ)


海洋冒険小説「菜の花の沖」(全6巻)読了!

2015年06月09日 22時37分38秒 | ⑮読書&映画(所感)

「菜の花の沖(全6巻)」司馬 遼太郎 著 ・・・  読了! 
 箱館発展の恩人と称される淡路島出身の豪商・高田屋嘉兵衛の物語である。

 灘の酒を運ぶ樽廻船の水夫、沖船頭として勤め、後に北前船へ参入し帆船・辰悦丸(1500石積、約230トン)を建造、船持船頭として独立。
幕府との結びつきで択捉航路の開設や新規漁場開拓をし、蝦夷地定雇船頭を務め、やがて函館を基盤として薩摩の浜崎太平次、越前の銭屋五兵衛とともに三大豪商と呼ばれる程の成功を為す。

日々の寝起き・寝食を、野生の動植物から得られる狩猟生活を生業とする山村地域。 
じっくり留まり、天候に左右される食料を一年かけて育て生活の糧を得る農村地域。
板子一枚下は地獄と言われつつも天候しだいで、日々豊富な糧を得られる漁村地域。

大枠、その様な時間と空間軸を捉えつつ地域性の違いや、そこで育まれてきた言わば風土の違いさえも映像化し、可視化する様に語られている。
生活基盤である狩猟・漁業を自主運営的雰囲気で生業としていたアイヌ民族を、やがて強制労働制度へと移駆り立てる過酷な歴史をも語って進んでいく。

当時のアイヌ民族との関わりや、更に幕府やロシア政府との交渉、士農工商の身分制度における屈折と闘い。
日露間の国境紛争に巻き込まれ、ロシアに捕らわれたた後に、松前藩の捕虜となっていたゴロヴニン艦長の釈放に尽力、日露双方から感謝される民間外交にも貢献した人生。
国後・択捉の新航路を拓く為の日々は、正に冒険者であり、決断の人生でもあり、波乱万丈の船乗り・航海士・船長・商人としての言わば“冒険小説”でもあった。

その基礎となったのは、彼のパイオニア精神と情報収集能力、及び品質管理の徹底で有ったと言われる。
言わば、チャレンジ精神と情報収集力、更にその調整能力と企業経営とも言える管理能力が、ずば抜けて鋭く繊細であった点であろうか?

  私にとって、この2ケ月程、東京との心痛める折衝の日々と新規事業展開への企画と折衝の眠れぬ日々の中で、寝る前の一時、布団の中で空想とロマンに浸れる至福の一時であった。
全6巻、5月末に読了! イヤァ~面白かったぁ~。


「親子ふれあいスポーツラリーウオーキング」開催しまぁ~す。

2015年06月02日 22時49分02秒 | ➁自転車・マラソン・ウオーク(企画&実績)

●泉川畔と加也山(一念山/一年山/筑紫富士/糸島富士) 365m ・・・合成写真です。

「泉川畔田園ぶらぶら&親子ふれあいスポーツラリーウオーキング」

●6月3日は、JR筑前前原駅長さんも参加いただいての調整会議。 
   種々、心配な箇所や運営上の注意事項等を双方で意識合わせ。 
   漸く軌道に乗り出した感じ!

  ♪ セッセ、セッセ~と資料づくりぃ~ ♫
  ♪ そこに他から飛込みがぁ~ ♫  
  ♪ 又も転んだ、横やりに ♫
   ・・・てな事にならん様、ガンバンベェ~。

  今回成功すれば、大きな連携事業のモデルともなり、次年度以降への突破口が開けるかも?
兎も角、頑張んべぇ~。
それにしても、当面の急いで実施すべき「出納簿」作成の時間がとれへん! どないしょ?

んでもって、取り急ぎ「コースMAP」は完成!  パチパチパチ!

 来る9月27日(日)AM中心に、JR様との連携で親子での散策ウオーキング。 
●A(約7Km・無料):一般ウオーキングコース ⇒ の矢印。
●B(約5Km・有料):スポーツラリーコース(親子での参加者優先) ⇒ の矢印。
●Bの参加費は、大人:500円、小中生:100円、未就学児童:無料です。

  Bコースの親子スポーツラリーは、途中で工房やレストランにも立ち寄り、更に3か所でのスポーツゲームにチャレンジ! 
種目はダーツ&空缶積&ディスゲッター&テニス打撃&紙飛行機制作や競技会等で検討中! 
参加賞や多数の賞品も準備予定です。 お楽しみアレェ~。   
以下、散策コースの風景です。

 

 

荻の浦古墳 ↓  こちらは、一般コースの方のみです。

 

丸太池公園 ↓ ここの手前の広場が、親子スポーツラリーの受付会場です。

●本事業は「公益財団法人ライフスポーツ財団」様の後援、並びに「JR九州旅客鉄道・筑前前原駅」様の全面的ご協力によって開催される運びとなりました。 又、協力団体として「糸島ふるさとガイド」「いとしまひらき」様を始め、多くの方々の支援で運営されます。

※スポーツラリー競技ルール(概案)