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「糸島地域体験型観光の担い手 ❝ つながる ❞ プロジェクト」の参加。

2016年12月03日 19時53分50秒 | 地域活性化への諸活動
2016年12月3日(土) 晴れ 
 
朝10時、糸島市役所集合にて「糸島地域体験型観光の担い手 “つながる” プロジェクト」研修に参加し総員:16名での現場研修&ワークショップ。(県広域地域振興課:4名、糸島市シティーセールス課:2名、ファシリテーター:1名、体験案内人:1名、講師:2名、一般公募参加者:6名) 2月・3月とワークショップを受けて、愈々、具体的な提案と焦点を絞っての展開へと進むべく企画された模様。
若干「福岡イノベーションスタジオ」の手法にも似た取組みの様にも思え、大いに期待し、何かが生まれる事を願いつつメンバーの一隅に参画。 糸島の未来展望を開くべく手が打てるといいなぁ~とバスに乗る。 

11:30頃久留米城跡に到着。 城跡散策し昼食。 先駆的事例として久留米まち旅博覧会(10/1-11/30 2ヶ月間開催)の取組み説明と現場実習体験を兼ねてのさるこう会がスタート。 

 確かに運営にやる気ある人(工房、農業、工芸品、健康づくり、神社仏閣、自然観光等)が主体的に関わり(自主運営&収支含めた自己責任)で、その取り纏めと観光用冊子&HP/SNS等の作成は、運営事務局で実施するという、その発想と方式は、斬新的だなぁ~と思える部分があった。
 
特徴的な事、特記すべき事、感じた事
①参画者の主体性と自主運営の体制をとったシステム
②当初は役場+観光協会主導⇒第三者的なNPO主導。(行政主導でなく。)
③運営方式が実行委員会やワークショップ方式で「自分達でできたらいいなぁ~。」と思える事を定義し絞り込んでいく中から、ヒット商品・人気事業が誕生。
 当初は39件から現在は80件のプログラムに絞り込んで拡大実施。
④地域の個人商店、工芸家(木工、ガラス、革製品、陶芸、竹細工等。)健康づくりの各種スポーツ指導者(ヨガ、健康運動、ウオーキング等)、文化&歴史案内とか、様々なおもてなしの心で対応し、何よりも運営者と参加者に喜ばれている事。
⑤収支バランスや運営実施者が、企画~調整~運営~決算まで実施。(収支バランスを考慮した参加費として各運営者が値段を決定!)
⑥事務局は、各種会議、ワークショップ、提起案へのアドバイスと絞り込み、広報活動の徹底。(兎も角、冊子&HP&ブログの拡充が素晴らしい!)
⑦現在は100人以上の事業運営者が集い、一緒になって論議し推進。
⑧素晴らしい広報力(冊子の拡充)
⑨10年以上に亘り開催し人気が定着、応募者も一部断る方が出る程に。
 
久留米まち旅博覧会
 ☆ブログ http://hotomeki.blog68.fc2.com/ 
 
   素晴らしい実行力と運営の仕方である。 似た様な方式を取っている地域・団体も多々あると思えるが、ここまでの成功事例は、なかなかないのではないだろうか?
 
しかし、その事務局の事務費(1.5人分の人件費含む)は、市の助成金で運営。 年間80プログラム(日程が複数回にわたる事業も有るので)130回程か? 参加者:1700人程/2ヶ月とか。 当初は観光協会で実施し、途中からNPOか「久留米まち旅博覧会事務局」が運営しているとの事。
その部分が、なぁ~んかスッキリしないと言うべきか、果たして外郭団体への助成金削減に苦労している糸島市で対応できるのであろうか?
税金投入の助成金で糸島市が同様の事しても、市民が納得せんのじゃなかろうか? 
 
宣伝冊子は確かに素晴らしく、非常に立派なものができているし、運営も上手くいっていると思える。 それに対外的な久留米市そのものの宣伝効果があると思えるのであが・・・しかし費用対効果とかを論議されたら、持たんのじゃなかろうか? 事務局の諸費用まで、自主運営で賄っとるんであれば、諸手を挙げて素晴らしいと思えるんやがなぁ~。 チョット難しい観点やなぁ~。
 
取り急ぎ、来年の2月~3月上旬で、1件だけ(一発勝負)試行的に、開催する方向との事。 観光協会さんが現在、様々に新規事業に取り組んであるが、その真似事・上塗りに過ぎんと言われな無い様にしないといけないのでは?
 
観光協会さんでやれん事とか、若しくは全く違う方式とかの導入をしていかないと、あまり意味が無い様にも思えるし、何よりも事務局体制とそこへの資金確保ができるかどうかがカギになると思える。
もう少し未来展望を踏まえた、大きなうねりを創りゆくプロジェクトになると思っていただけに、今回のワークショップは、若干期待外れの感が否めない。
 
福岡イノベーション・スタジオのプロジェクト方式とは、チョット違っとたなぁ~。  各種視点から、中長期の展望を開く様な事業企画と連続講座を提示していたが・・・今回は、チョット無理な模様。 マァッしかし、今回は日程も無く、複雑な取り組みは無理な感じやし、次年度以降の展開に期待しとこうぉ~っと! 
 
福岡県及び糸島市の職員の皆様、お世話と案内、誠にご苦労様でした。
新しい方とも知り合えて、参加自体は良かったと思います。
有難うございました。
次回のワークショップと今後に期待します。
 
以下は、実習体験を兼ねの「歴史散策街歩き」でのスナップ写真である。 
昼食は筑後川を眺めるレストランで、美味しかったですよ。 ご馳走様でした。
 
 
 
 
 
 


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