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10年ぶりにフラメンコのソロステージを終えて

2019-07-16 04:00:06 | FLAMENCO

あんたいい意味で変人よ、東京の風やねってギターの皆で言うててんで、とギタリストのリョウさんより🎸最高に嬉しい🥰  背景としては東京の教室で、大御所先生の元、ギタリストさんが生徒が技術習得するよりも前に曲と構成覚えてくださっているというぬるま湯状態だったとわかったのは、広島のライブハウスでソロ出演をチャレンジしたとき。へたくそすぎて、ギターさんが止まる。この大ショックを経験しました。娘妊娠で出演中断するまでの1年間、基礎の基礎ができることだけがプロの最重要要素だと痛いほど感じた日々。リョウさんとリキさんに音を最後まで無事だしていただけるように自分なりにも滅茶苦茶研究してなんとかプロの底辺を保った、そんな時代がありました。

もうひとつ、すっごく嬉しかったのは、10年前に同じお教室のおさらい会、という場で同じ曲をソロで踊らせていただいたことを、まだ覚えてらっしゃる方々が何人かいらして、「10年前は足(音)が力あって凄いなと思ったけど、今日は全く違う曲に思えた、踊りにすっごく表現力があってみていて楽しかった」と言われたこと。
10年前の「足」とは、16年前のライブハウス時代、自分の足で刻む音がハンパだと、カンテ(歌い手)の方が歌い出してくださらないという非常にハードルが高い状況が鮮明に記憶にあったので、その意識が前面に出過ぎたのだと思う。

今回はご存知(笑)GWに急遽思い立ち、出演決意したのに、10日後にエスカレーターで転んで打撲、松葉杖生活になったこと。2か月以内の本番に出られるかとやきもきしたが、ともみ先生より「上半身だけでもフラメンコはできるよ」とのお言葉。わたしも実は全くその通りだとは思っていたけど許可いただけるなんて。。。ここでわだかまりを一切捨て、脚に負担のかかる部分を思いっきり削除して、曲が一曲仕上がることだけにフォーカスした。

10年ぶりって大丈夫なの?とも聞かれたが、実は10年何もしていなかったわけではなく、自宅の鏡やベランダでは実は自分ひとりでしょっちゅう踊っていた(笑) 誰のためでもなく、自分だけのため。こうやって踊れたら素敵じゃないかな、というのを自分だけのためにだらだら長年研究していたのだ。

わたしが「おはなしかい」など、人前が平氣なのはひとえに大学のチアリーダー時代に甲子園ボウルやライスボウルという万単位の観客の前にでる勇氣を育てていたこと、東京時代も千人規模ホールでフラメンコを踊ってきたことで、踊りがへたくそなりにもステージマンシップだけは培って生きてきたので、人前にでると不思議と肝が据わるのだ(笑) フィールドで、スタジアムで、ドームで、舞台ステージで、休憩場所はないのだ。全方向がステージ。

まだこの舞台肝(笑)を活用できると知って本当に嬉しくて仕方がない。
御覧くださった方、応援してくださった方、チャンスをくださった方、皆さまありがとうございます。とってもしあわせな氣分です。明日からも頑張ります(^^)/  香 拝

 
 
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