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日産リーフの中古車が4 i3との比較試乗記など

色々な要素が含まれているので、日産リーフの中古車が シリーズが続きます。

今回はi3メインの、リーフも同時に乗られた試乗記。
非常に評価が分かれているYさま、Fさま、二つの試乗記を見つけたので並べてみた。

個人的には、
Fさまの、後半の言いたい放題がツボ!(笑)
Yさまは、車雑誌などを愛読されているのか?
評論家どもの、よくある文に毒されてる感が。

長文なので、またまた明日に続く

ケース1 Yさま
去年、アルテッツァ(14年間、16万キロオーバー)→アウディA1
ザッツ→N-WGNカスタムターボと、2台共新車にお乗換え
2台共、すぐにローダウンスプリング装着。
DIYもされ、バイクもいじる方。

4/11 日産リーフに試乗してきた。
またまた急に何故?
と思われる方がいらっしゃると思いますが、明日BMW i3の試乗に行くため
国産EVの走りはどんなものか?確かめておきたかったのです。
スタイリングは、空力抵抗を考えて作られこの様になったとの事。
私個人的には格好いいとは言えない。
好き嫌いの分かれるスタイルだろう。
メーター、ダッシュボードは一般的な感じ、
近未来的なイメージがない作りで普通でチョットつまらない
シフトレバーも同じでつまらない、形状もイマイチ
さて、いよいよ試乗!
おおっ!これはなかなか良いではないか。
一般的なエンジン車より速い印象である。
が、もう少し伸びが欲しいところである。重量のせいか?
電気の消費を少なくするために抑えられているのかもしれない。
モーター独特のアクセルを離した時、回生ブレーキの効き具合は違和感の無いように抑えられ、ヒューンという独特な嫌な音(プリウスなどは大きい)が抑えられている。
静かさは高級車並みである。
BMW i3 をモーターショーで見てから、試乗をお願いしていて
招待状が届いたので電話予約をしておいた。
県内には販売・試乗できる所がないようで、販売できる店舗も数ヶ所らしい。
自宅から一番近い場所、高速に乗り約45分、ディーラーに到着。
さあ、いよいよ試乗である。
昨日、日産リーフで味わった感じだろうと思い
ググッとアクセルを踏んで加速してみると・
おおっ!!
これは凄い!
背中がシートに押しつけられる!
未だ自分が運転し経験したことのない加速感である!
気持ちいい~ 楽しい~ 
これがEVの走りか。
後部座席の家内も感激している。
どの速度域からでもアクセルの反応もよく、胸のすく加速が味わえる
メッチャ走る、凄い!の一言である。
走行音もよく遮断されており、高級車の域である。
さすがにBMWだ。
車の基本性能「走る・曲がる・止まる」をきちんとしている。
車内のデザインは軽量化の為なのか斬新でスッキリとしている。
もう少し近未来的な方が好印象なのだが。

ケース2 Fさま ポルシェ2台に、
ベンツ124を300E→500Eと10年以上お乗り継ぎの方。

4/12 3を試乗した。後席での試乗である。
弟の運転、営業が助手席。
後席に乗ったのは、他の試乗記では、さすがに後席の試乗記がないから。
レンジエクステンダーの試乗車はなかった。
アクセルの開度に敏感なのと、エンブレ(モーターブレ?)が強く効くので、初めのうちはギクシャクしていたが、しばらくして慣れたらしく、スムーズな運転になった。
問題の乗り心地だが、やはり固い。
少なくとも、500万円の車の乗り心地ではない。
本来のサスペンションに戻すべきであるな。
立体駐車場に入れなくても仕方がない。
(それでも、スポーツカーのように車体を突き上げられるような振動ではない)
振動よりも気になったのがモーターの駆動音である。
後席では、ウイーンという音がいささか気になる。
重量を軽減するために、遮音材をケチっているのかも知れない。
運転席ではさほど気にならないようだ。
500万円の車そう考えると、320dの方がお買い得であることは間違いない。
道楽でセカンドカーとして買うならともかく、
ファーストカーとして選択するということは有り得ない。
長距離旅行ではレンタカーを貸し出す対策を打ち出しているようだが、
そんなことをしてまで乗りたい車ではない。
現在の日本では、このクルマを積極的に所有する理由が見当たらない。
内装も、樹脂の部分は、いかにも再生品ですといわんばかりの仕上げである。
エコであることを、ことさらに表現しているわざとらしさがありありだ。
弟の希望で、リーフの試乗に行く。
以前に試乗しているので、後席に。
i3から乗り換えると、乗り心地はいい。
モーターの音も静かだ。
スチールボディで、何の変哲もない普通のEVである。
航続距離は、素のi3とほぼ同じ。
弟の感想は「乗りやすい」というもの。
新車で乗ったらリーフの方がいいと感じる方が多いだろう。
BMWのマークに、200万円を払う気はない。
まあ、黙ってヴィッツとか、フィットを買うのが正解だな。
耐久消費財である現代の車は、10年経ったら使い捨てである。
そういう商品だし、それで(精神的な満足度を含めて)元が取れないのであれば、レンタカーのほうがいい。
セカンドカーとして、500万円のクルマをポンと買える方にとっては、余り関係ないかもしれない。
高価なおもちゃとしては良く出来ているというのが、後席における評価である。
高いコストを掛けて車両重量を削減しても、航続距離には影響がないということがバレてしまったわけだ。
バッテリー搭載型のEVは、手軽に実現できる反面、
航続距離の短さをカバーできないでいる。
もちろん、適用すべきシーンがないことはない。
近距離を頻繁に移動して、近所の買い物や駅までの送り迎えがメインならば、十分かも知れない。
しかし、それなら軽でもいいし、
燃料費を含めた10年間のトータルコストは遥かに安い。
住宅街の静寂を守ることや、排気ガスの低減は重要だ。
だからといって、i3だって生産やリサイクルに対して完全にCO2フリーではない
(自然エネルギーで賄っているのはカーボンボディの整形(水力)と最終組立工程(風力)だけで、カーボン素材、アルミシャシーモーター、バッテリーなどの製造段階、そして全ての輸送についてはCO2出しまくりである)。
さらに、今やわが国に於いて、電気はCO2の塊である。
EVは、全然エコなんかではないのだ。
私のように、20世紀の燃費の悪い車を買って、
ほとんど乗らずに社会から隔離しておくのが、最も環境に優しい(そおかあ?)。
i3を買った方は、後悔することはないだろう。
そもそも、経済的にゆとりがあり、近距離専用のセカンドカーとして買うわけだ。
「軽じゃみっともないし、
日産とか三菱じゃなくてBMWのエンブレム欲しいし、
EVに乗っているとプレミアム感を感じたり、知的に見えるかも知れない」
などという期待を抱いて買う。
その目的は十分に満たされる。
再生樹脂丸出しのダッシュボードを見るたびに、ちょっと歪んだ自己満足に浸れる。
カーボンボディの革新性の優越感にも浸れる
(ぶつけた時のことは、とりあえず考えない)。
i3は、そういうクルマである。

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