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これも税金から?

ゴメン。記事の前に結論を先に書いちゃいます。

修理代の一部で56万円というフェラーリ・・・。
駐車場でかかった水滴跡除去に171万円というレクサス・・・。
そんな庶民には手の出ない高級車にお乗りなのですから、
オーナー様、ぜひ太っ腹なところをみせてくださいよ。
「修理代はいいよ。」って言えってか?!

いえ、ちがいます。

>イタリア・フェラーリ社製のスポーツカーで伊丹市道を走行中、凹凸のできた路面で車体の底をすり、傷が付いたと訴える男性に、同市が修理代の一部約56万円を支払っていたことが9日、分かった。10日開会の市会定例会に専決処分として追加報告する。
市によると、今年2月7日午後10時半ごろ、同市北伊丹5の市道で、大阪府豊中市の男性がこのスポーツカーを運転していたところ、路面の盛り上がった部分に車体の底部が接触、損傷したという。
市の説明では、このスポーツカーの車高の車検基準は日本車の平均(約12センチ)より低い9センチ程度。現場は大型車両が頻繁に通行する上、交差点近くのためブレーキをかける車が多いことなどからわだちができ、路面に約8センチの高低差があった。市は近く補修工事を行う予定だったという。
市の担当者は「偶然が重なったケースではあるが、道路管理者の義務が果たせていなかった。このようなことがないよう、パトロールの強化を考えたい」と話している。(6/9 神戸新聞)

>兵庫県芦屋市の市営駐車場に高級車を止めたところ、アルカリ成分を含む地下水が車体にかかって斑点がついたと訴えた男性に対し、同市は171万円の賠償金を支払うことで示談した。14日の市議会都市環境委員会で報告された。
市によると、JR芦屋駅北側の地下2階の市営駐車場で昨年11月、市内の男性がトヨタ自動車製のレクサスを駐車中、近くにあった地下水の排出用パイプの接合部が何らかの原因で外れ、水が噴出。車にアルカリ成分を含む水がかかり、黒色の車体の左側面などに白い斑点ができた。
斑点が取れなかったため、市は部品交換などの費用171万円を支払ったという。市街路課の担当者は「部品の取り換え費用も含まれ、修理費が上がった」と話している。(6/14 朝日新聞)

さて、なんと言って欲しいかというと、
「その道路の補修、その駐車場の排水パイプ修理、の代金出してやるよ。」

よっ、太っ腹!!

いやほんとに。
もちろん、富裕層のオーナー様でしょうから、税金をたくさん納めていらっしゃるのだと思いますよ。
また、こんなので軽1台分の修理代が発生する車の、任意保険もなかなかないでしょうから、保険使ってない値段でしょう。

が、太っ腹なとこが見てみたいな。
(身近に例がないし、ニュースで見ることもあまりないのですが、こんなトラブル、あちこちで起きているのでしょうか?)

市は、自分達が稼いで得た金じゃないから、ホイホイ出すのだろうね。
(ほんとは税金を預かっているのだから、シビアじゃないといけないはずなのだが。)

追記

ヒドイ話ですね。
時速30キロくらいで穴ぼこ越えたくらいで100万近い修理で、43日もかかるくらいに壊れるなんて。
(しかも、その前後の庶民の車は何事もなく走ってるんでしょ)

ベンツを訴えてやってくださいw

しかし、トヨタ・レクサスも持ってるのに、ベンツ代車を要求って・・・。

太っ腹なとこ見せてくださいよ。

ベンツを駆っていた女性はある日、道路上の大きな陥没にタイヤを取られ、修理代金や代車のベンツの費用など高額な出費を強いられた。
このため訴訟を起こして国家賠償を求めたが、道路管理者の自治体側は管理瑕疵については認めたものの、適切に運転していれば事故は回避できたと過失相殺を主張。さらに代車も国産で十分だったと訴え、法廷で双方が激突した。
裁判の記録などから経過をたどる。
平成26年の師走、会社経営者の夫を持つその女性は大阪府北部をベンツで走行していた。時刻は午後9時50分。
川沿いに位置する幅約3.6mの一方通行の市道に差し掛かった。現場は街灯もなく、暗くて見通しは悪い。
女性は時速約20~30キロで走行。前方を走るワンボックス車のタイヤが見える程度の車間距離を空けていたという。
すると突然、道路右側に大きな穴が出現した。先行車両は何事もなく走行しており、その流れのまま運転していた女性は気づくのが遅れ、穴を避けることができなかった。穴のサイズは直径約70センチ、深さ約10センチ。衝撃を感じたが、幸い車はそのまま穴を通過することができた。
だがその前とは明らかに走行感覚が異なっていた。「パンクしたのでは」
すぐに車を止めてタイヤの状態を確かめたかったが、現場は道幅が狭く、後続車も途切れない。
近場に適度な駐車場所が見つけられず、ようやく停車できたのは、穴の位置から約1.8キロ離れたコンビニ駐車場だった。
そこで調べてみると、右前輪がバーストしていることが分かり、女性はJAFに電話して車を自宅駐車場まで運んでもらった。
年末にもかかわらず、とんだ災難だった。女性側は道路を管理する自治体を相手取り、訴訟を起こした。~
「市の落ち度は明白だ」と批判した。損害については、右フロントホイールの内側の亀裂など修理代金として95万6512円▽43日分の代車費用として94万円▽事故車の評価損-など計約210万円の支払いを求めた。
代車は当初、1日当たり約1.4万円の国産大衆車を使っていたが「会社の営業上、国産車だと接客に手狭で企業イメージも維持できない」として、途中からベンツに変更。1日当たりの料金はほぼ2倍の2.7万円に上った。
ベンツへの切り替えについては、市の担当者と連絡を取り合って承諾も得ていた、とした。
裁判所は判決で、女性側勝訴を言い渡した。請求額の約7割にあたる約140万円の賠償を自治体側に命じた。
「穴を避けられた」とする自治体側の主張に対し、裁判所は穴の大きさや位置、ベンツの車幅や車輪の大きさを考慮すると簡単なことではなかったと判断。
現場の暗さもあわせて考えれば「事故が回避ができたとは認めがたい」と指摘し「女性に過失は認められない」と結論づけた。~
代車のベンツについて、女性側は自治体の承諾を盾に費用の支払いを求めたが、自治体側は承諾していないと真っ向から否定。
裁判所は「代車のグレードアップと、市が費用負担をすることは別問題」とし、市議会の承認が必要となる賠償額50万円以上の案件について「市の担当者が安易に承諾するとは考え難い」とした。
その上で、女性が事故車両以外にもトヨタ・レクサスを保有し、国産車の代車でも営業に具体的な支障が生じていたわけでもないから「代車は国産大衆車で足りたといえる」として、代車のベンツの費用は認めなかった。
訴訟は双方が控訴せず、1審判決が確定した。
自治体担当者によると、こうした道路瑕疵によるトラブルは年に数回、苦情が寄せられる。大半は訴訟外で示談しているという。(17/4/26 産経新聞)
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