>徳島県内のチケットショップに、年賀はがきが大量に持ち込まれている。需要減などにより、販売目標を達成するために郵便事業会社の社員がショップに出向くケースが多いとみられる。年賀はがきが大量に出回り、定価より安く店頭に並ぶ現象に、不満の声を上げる市民も少なくない。
年賀はがきが持ち込まれ始めたのは発売日(十月三十日)の翌日から。徳島市内の業者には同月三十一日に二万枚以上が持ち込まれた。千-四千枚単位で大量に持ち込む客がほとんどで、業者は「郵便局の関係者以外とは考えにくい」と話す。昼休みなどに四千枚入りの箱を一、二箱抱えて訪れる制服姿の社員もいたという。
背景の一つには近年、携帯電話のメールなどで年始のあいさつを済ませる人が増え、年賀はがきの需要が激減していることが挙げられる。
「ノルマというわけではないが・・・」。徳島市内の郵便局に勤める男性社員は言葉を濁しながら、「目標を達成しなくてもペナルティーはないが、人事評価の査定に響くのをみんな恐れている。多少の自腹を切ってもショップに持ち込まざるを得ない」と漏らす。
別の男性社員は「毎年、社員一人一人に販売目標という名目でノルマが設定されている。新人で五千枚、平均で一万枚か一万二千枚」。インターネット取引で、県外の大手チケットショップに頼る社員も多いという。
チケットショップでは買い取った年賀はがきを定価の五十円より安く販売している。これまでに計約十万枚が持ち込まれた県内の業者は、発売当初は一枚四十五円で買い取り、店頭で四十七円で販売。年末に近づくほど買い取り額は安くなり、十一月半ばに底値の三十五円となったという。
徳島中央郵便局に切手を買いに来ていた山本佐智子さんは「郵便局で購入したが、損した気分です。(年賀はがきの流出に)郵便局はきちんと対処してほしい」と話していた。
郵便事業会社四国支社総務部は、販売目標があることを認めたうえで「ノルマではない」と強調。チケットショップへの大量流出については「普段からそのような行為をしないよう厳重に指導している。持ち込みが事実ならあってはならないこと。社内規定に照らして厳正に対処する」としている。
これは立派な環境破壊行為です。
独占企業がやりたい放題だね。
独占企業のやりたい放題といえば、「NTT東西:総務省が行政指導へ 「光回線」営業、広告巡り 毎日新聞」。
皆様、お気をつけて。
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