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他社研究 その2

先日のニュース

トヨタ自動車が横浜のトヨタ関連会社跡地に、大型複合商業施設を建設中。新施設の名称は『トレッサ横浜』
約2,800台分の駐車場を持ち、県内のトヨタ系五社、神奈川ダイハツ販売のディーラー6社、トヨタホーム、など200店以上が出店。
トヨタ自動車では、1年後のオープンを予定し、年間の来場者千百万人、売り上げ目標350億円を目標に掲げる。

どうなんでしょう。ニッサンの本拠地に殴りこみ!というところでしょうか、楽しみですね。
トヨタは6年前、岐阜に『カラフルタウン』というのを作っています。
ここもトヨタの土地だった(工場跡地?)所の再利用で、駐車台数は3000台、トヨタ系ディーラー5社、ダイハツディーラー1店舗が入り、展示車両が100台(試乗コースまで敷地内にある)、トヨタ系の中古車展示場もあるし、トヨタ系カー用品店ジェームスもある。

ここは、年平均800万人の来場で、平均1700台の販売だとか。

単純に6社で割ると280台だ。え、280台?月20台ちょっとか・・・。
おいおい採算とれてないんじゃない?
というか、トヨタのディーラーの平均より大幅に下だし。(トヨタ系ディーラーの平均340台/年)

しかも、人件費は普通のディーラーよりもかかります。
年中無休だし、オープンフロアだから、どうでもいい客いっぱい来るし。
(写真どこに行ったかなぁ。視察に行ったの、もう4年以上前だからなぁ。)

6年でしょ?ということは、ここで買った人の乗り換え需要も出てきているはず。
それでこの数字はいただけないなぁ。

実は、当社の目標がこういう商業施設の出店なので、注目しているんですよ。

車が贅沢品、ステイタスという時代から、白物家電化、道具化している時代といわれていますよね。
だったら、「クルマを、ショッピングセンターで家電のように気軽に買う。」
というのもアリになるのじゃない?と思っているのです。

しかも、最近の車は色が10色くらいあったり、装備が充実していたりして商談に数時間かかる
というお話は前に書いた通りですから、その間奥さんや子供達がショッピングセンター内で時間を潰せるというメリットは大きいはず。
さらに、洗車や車検などのアフターメンテナンスを、買い物がてらで済ませる事が出来れば、リピート率はぐっと高まりますよね?

ディーラー、車屋があの手この手で苦労しながら集客をしていますが、その必要がなくなるのです。

ただ、実際に店に立つ営業マンは難しいです。

ディーラーに来る客と、こういう店にふらっと立ち寄る客は全然違いますから、
いかにどうでもいい客に時間をとらずに、商談から成約に導いていくか
がかなり難しいんですよね。
多分、カラフルタウンのトヨタでは、そこが出来てないのだろうな。6年もやってるのに、もったいない。

ま、2兆の利益だからどうでもいいのでしょうね。(ニッサンディーラーなら合格の売上げだし。)

久しぶりに、行ってみようかな。

トヨタさん、岐阜か横浜で雇ってみます?喜んでやりますよ。

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