エコカー補助金は、今週で終了。いや～あおったった。
と、この騒動に便乗して輸入車業界が、続々キャンペーンをやってます。
が、これ単に円高還元。対ユーロだと、半年で2割くらい円高になっているのだから、300万円の車種なら60万円差益発生のはず。
今、日本にある車両がどの地点の為替相場で取引されているのか知らないが、タイミングがピッタリだったということだ。
>アウディジャパン株式会社ならびにアウディ正規販売店は、エコカー補助金ならびにエコカー減税対象車であるAudi A3 Sportback 1.4 TFSIを、本年9月末日までにご成約、かつご登録を完了されたお客様の中で、政府のエコカー補助金制度の終了によりエコカー補助金を受けられなかったお客様を対象に、10万円のキャッシュバックを差し上げる「アウディ オリジナル 購入サポート」を実施します。（9/3 プレスリリース）
>BMWジャパンは9月中は「ミニ」の人気5車種を10万円値引きする「勝手にエコカーサポート」キャンペーンを始めた。
このうち4車種はエコカー補助金の対象で、同制度の終了間際の値引きにより、駆け込み需要を一気に囲い込む狙いだ。BMWブランドでも一部車種を20万円値引きして販売している。
また、アウディは9月末まで15車種を20万円値引きする。VW、フィアットなども、9月中の購入者に対し、エコカー補助金の予算がなくなった後も対象車を10万～15万円値下げすることを保証している。メルセデス・ベンツは8月に「Cクラス」で、装備を簡略化して価格を40万円以上引き下げた399万円のグレードを追加した。
国産メーカーが、エコカー補助金が9月末に終了することで2～3割の販売減を見込んでいるのに対し、同制度の対象車が少ない輸入車への影響は「軽微にとどまる」（ルノー・ジャポンの大極司・最高執行責任者）とみられる。「10月以降も販売は落ちない」（アウディジャパンの大喜多寛社長）と強気で、国産勢の対抗策も注目される。（9/7 読売新聞）
>伊フィアットの日本法人は7月から、政府の補助金制度の期限である9月末までにフィアット車を買った場合、自動車取得税と重量税の合計の75％に当たる分を値引きする。
10万円の購入補助か、低利の特別ローンも提供。政府補助の対象外でも、登録から13年以上の車を廃車にするならさらに15万円を補助する。「独自の補助金」の額は最大で37万7500円。
同社は「補助を出すのが、国かメーカーかの違いだけだ」（広報）と話す。
ポロやゴルフなど、政府の補助金制度の対象車を抱えるVWも、「顧客サポートの一環」（広報）として、政府補助金が前倒し終了した場合でも、9月末までに契約し、11月末までに登録した車については10万円の「独自補助金」を出す。ポロとゴルフの一部など7車種が対象となる。
エコカー補助金制度や、2012年春まで続くエコカー減税制度の対象となるには、国が定めた燃費などの基準を満たす必要がある。このため燃費算定方法が異なる外国メーカーの車は制度の対象になりにくく、かといって販売台数が少ない日本向けだけ仕様を変えるわけにもいかず、販売で苦戦を強いられていた。（9/1 朝日新聞）
ということで、為替相場次第ですが…まだまだ値下げになるでしょう。（輸入車ディーラーは苦も無く。）
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