車のクオリティはアップしていますからね。中古車の時代ですね。
平成になって、高級車の部品のクオリティが一桁アップし、徐々に小型車も同じクオリティになってきました。
そして軽自動車もＨ10年の規格変更後アップしました。
なので、これからも「まだ十分乗れそう」という意見を持たれる方は増えそうです。
絶対、メーカーは「クオリティ上がって丈夫になってます」と言わないでしょうけど。
10年前の10年前というと、Ｈ8年の10年前だからＳ62年式は「まだいけるかな。」だったが、
現在の10年前はＨ8年式。「全然いける。」になっていると思いませんか？
LOHAS的な車選びが着実に浸透してきていて、
ダウンサイジング（大きい車から小さい車に乗り換える。大きさはステイタスではない。）
は確実に進んでいます。
あとは、もっと中古車の販売を増やさないといけません。
欧米諸国の販売比率が新車：中古車が１：２なのに、日本は１：１と新車販売比率が高いのです。
（世界的な数字は出ていませんが、おそらく日本は突出しているのでしょうね。）
メンテナンス費用は、新車よりも多少かかりますよ。
例えば、1回目の車検が10万円の車なら、2回目は12万円、3回目も12万円、
4回目は15万円（それに、タイヤだとかゴム類の交換など）とか。
ただ、昔から
『新車を５年毎乗り換えるのと、10年毎乗り換えるのは10年毎乗り換える方が一生で300万円得だ。』
と言われていますから、今の車で考えれば
メンテナンスして乗る方、メンテナンスしている中古車を買う方が絶対お得なんです。
そのためには、もっとまともな中古車販売店が増えないといけません。
当社は、もっともっとLOHAS的車選びが日本に普及するよう頑張ります。
乗用車の買い替えサイクルが長くなる傾向が一段と強くなっていることが、日本自動車工業会の調査結果でわかった。
現在の車の前に乗っていた車の保有期間は、新車に限ると平均6.8年で、03年の調査より0.3年延びた。
７年を超える保有が49％、６～７年が25％。現在の車についても、買い替え予定時期から保有期間を推計したところ、７年超が61％に上った。
調査は05年８～９月、全国9,000世帯が対象で有効回答は5,250世帯。
買い替え期間が従来より延びたと答えた人に理由を聞いたところ、
「まだ十分乗れそうだった」が最も多く、
「車が気に入っていた」
「収入の伸びが思わしくなかった」が続いた。
また、購入車の小型化も進行。
1500cc超の乗用車の購入比率が減少する一方で、1001以上1500cc以下の小型車は増加。
660cc以下の軽自動車も急増している。
自工会の市場動向調査の中に、こんな注目の調査結果があった。
団塊世代への消費や今後のライフスタイルに関する質問で、「今後充実させたい消費分野」で
1位は「趣味・教養関連費」、2位は「旅行関連費」。
「自動車購入費」は20項目中、17位、「燃料・用品など自動車関連費」は最下位だった。
一方、「今後抑制したい消費分野」では、
自動車関連費が2位、購入費が4位と上位に入り、自動車関連業界には衝撃的な結果だった。
「自由時間の過ごし方」でも、現在は「ドライブ」が４０％とトップだが、今後については、11位に転落した。
07年以降に大量の定年退職者がでる団塊世代の消費に各業界が注目している訳だが、
自動車メーカーも例外ではない。
というか、かなり期待していたはず。
というのも、ちょうどクルマが夢・憧れだった世代で、でも買わなかった世代だから、
憧れだったオープンカーや、スカイライン、トヨタGTなどに行くのではないか
という思惑があり、製作にかかっているようなのだ。
残念でしたね、メーカーさん。
僕が思うに、おそらくブームになるのは二輪とか、クラシックカーだね。
大型スクーター、ハーレーの人気は根強いし、
クラシックカーも少しずつ市場が動き出しています。
若かりし頃、リアルに欲しかったハコスカやZ、エスハチ、アルファにいくのかも。
そこまでいかなくても、中古車だね。
あと1回か2回のクルマ購入、
愛着を持てる車を永く乗りたいと思うのではないでしょうか。
だったら、メルセデスベンツの先々代Eクラス、先代SL、VWゴルフⅠ・Ⅱ、プジョー106などがお薦め。
レストアした車なら、10年乗れますよ。
しかし、団塊の世代まで「車はステイタスではない」のですね。
若い人も明らかにそうだ。
昔はポンコツでもセド・グロやクラウンに乗りたがっていたものだが、
今は「軽でいいじゃん」っていうのが多くて、頑張ってオデッセイ、ステップWって感じ。
もっと、楽しんで欲しいですね。
一生に一度はオープンカーに乗ってみるといいと思うし、輸入車もいい。
世界が、自分の目線が変わりますよ。
150万の軽より、100万の輸入車の方が世界が広がりますよ。
