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タタの28万円カーで、ビックリナノ

18年7月 Bloombergのコラムによると、6月の生産台数が1台だったそうだ。

10年、フルチェンジもなく、大したアップデートもなく、ダラダラと作り続けてた訳です。
終了です。

読者の皆さまには今更ですが、ここでは予想してた通りでしょ。

それを、マスゴミは、まぁアゲアゲ記事を書いて、アオってましたね。

14/2/4 あれから6年。ここでは、ちゃんと後追いをしている訳ですが、
マスゴミは、ほんと(毎度の事だが)
騒ぎたいだけ騒ぎ、持ち上げるだけ持ち上げて、落とす時は容赦ないんだね。

レスポンスさんよ、
スズキやVWなど5車種とも星ゼロだったんだが、なぜナノだけで記事を書く?

タタが2009年、日本円で約20万円という超低価格で発売した『ナノ』。
同車が、インドの衝突安全テストに「失格」した。
これは1月31日、英国ロンドンに本拠を置くグローバルNCAPが明らかにしたもの。
インドで初となる公的な衝突安全テストを、インドで人気のコンパクトカー5車種を対象に実施。その結果を公表している。
今回、グローバルNCAPが行った衝突テストは、前面衝突のみ。
タタ ナノの結果は、前席乗員の保護性能と、後席のチャイルドシートの子どもの保護性能ともに、5段階評価で最低のゼロ星。
インド初の衝突安全テストに、失格となった。
グローバルNCAPは、タタナノのエアバッグが未装備な点を問題視。
「車両の構造が頑丈さに欠け、大人が生命を脅かす怪我を負う可能性がある」と指摘。
そして、「チャイルドシートを取り付けることも意味を持たない」とした。
さらに、「国連の最低基準である56km/hの衝突テストに適合できない」と結論づけている。(14/2/3 レスポンス)

それにしても、6年前の騒動を思い出したが、こんな程度の車を、よくあんだけ持ち上げて、
『脅威』だなんて言ったもんだね、マスゴミども。そして、評論家にも居たよね。

日本のメーカーに謝れ!

ちなみに、インドの国の中では、(法的にも)この安全性能でOKな訳だ。
12億人以上の人口の国での
交通事故死者数13万人以上/年、
新車販売台数300万台ちょっと/年、
という現状は、まだ、車の衝突安全がどうこうという段階ではなく、
40年以上前の日本のような、普及ありきなのだ。

欧州に、とやかく言われる筋合いはないよね。

これって、VWがインド市場での戦略で、スズキ買収失敗から、
独自攻勢を仕掛けて来てる中で、「価格帯を上げたい」
っていう政治的な仕掛けの一つなんじゃないの?

グローバルNCAPによると、5車種をテストした結果、時速64キロメートルで衝突した場合、死亡するか重傷を負う危険性があることが分かった。
この5車種合わせて、昨年のインドの新車販売台数(314万台)の約1/5を占めた。
グローバルNCAPトップのマックス・モズレー氏は「インドは今や、世界的な小型車の主要市場・生産拠点となっているため、インド車の安全性が、すでに5つ星レベルが一般的な欧州と北米の車に20年の後れを取っていることは憂慮すべきだ」とし、「構造的欠陥があることや、エアバッグがついていないことによって、インドの消費者の命が危険にさらされている」と述べた。
エアバッグが装備された高価格モデルを所有している人もいるが、テストではエアバッグがないエントリーモデルだけが対象となった。
インドでは毎年、交通事故で13万人以上が命を落としている。
人口10万人当たりの交通事故死者数は16.8人と、米国の約10人やドイツの約4人を大きく上回る。
世界の年間交通事故死者数124万人のうち、10%余りがインド人だ。
インドの交通事故死者数の約半分は、オートバイ・自転車運転者や歩行者といった交通弱者が占める。
WHOが先日公表した世界の交通安全の現状をまとめた報告書によると、速度・シートベルト・ヘルメットに関する法律があっても、きちんと施行されていない。
自動車メーカーはインドで、コストに敏感な消費者を引き付けるために、必要最低限のものだけを装備した低価格モデルに傾きがちだ。
こうしたモデルには、衝撃吸収式ステアリングコラムなどの一般的な安全装置がついていないことが多い。
VWは今週から「ポロ」の全モデルにエアバッグの装備を開始した。
グローバルNCAPはエアバッグ付きの「ポロ」をテストし、安全性評価基準の5つ星のうち4つ星を付与した。(14/2/1 WSJより抜粋)

日本の10万人あたり~ は、3.43人ですが、
日本の評論家や、評論家気取りは、リアのヘッドレストがぁ~だの、
衝突回避支援がぁ~だの、言いたい放題…。

13/4/23 結論出たようです。

ほんと、毎度ながら、
マスゴミは、薄っぺらな情報たれ流して何がしたいのだろう。

「欲しい」って言ってた人、買えば?
在庫余りまくりですって。

「日本の自動車メーカー脅威」みたいに言ってた評論家、何か言えよ。

結局、装備を充実させて2.5倍の値段にするらしいじゃないか。
(安い軽自動車と同じくらいの値段)
そりゃ、年25万台×3年の計画で原価を計算してたのだから、
4年で計画の1年分も売れてないとなると、
原価の計算もし直さないといけないし、販売価格も再考が必要だわな。

1億ちょっとしか居ない日本に、世界的メーカーが7つも8つもあるって、
ほんと、スゴイよね。
世界中の市場相手に、ラインアップの何十車種も上の計算をし、
無能な政治による為替変動にビクビクしながら、利益を出し続けてるんだもんね。

日本のメーカー頑張れ!

タタ・モーターズが、同社の世界最安車「ナノ」を改良し、販売価格の値上げに踏み切る可能性を示唆した。
その背景には、ナノの深刻な販売不振がある。
ナノは2008年、タタが鳴り物入りでインドに投入した超低価格車。
わずか10万ルピーという破格の価格設定で世界の注目を集めたが、インド国民の間では人気が出ず、販売低迷に苦しんでいる。
国内市場での販売台数は、納車が開始された09年7月から13年3月までで、わずか22万9157台。
今年3月の販売台数は1507台と、前年同月の1万0475台から大幅減となった。
12年4月~13年3月期の年間販売台数は5万3848台と、前年同期比で28%減少している。
タタのカール・スリム社長は、販売不振の原因について、「ナノの価格設定や品質などのマーケティングが、低所得者から富裕層まですべての層に合致しないものだったことにある」とみている。
国内の低所得者層向けにスクーターの代用品として導入されたタタだったが、スクーターを利用している層には高すぎて手が出ず、
一方、車を購入できる層にとっては、スクーターの代用品となるような安価な車は買う気にならないのだという。
同社長は「ナノの改良モデルを投入し、売り上げ回復を目指す。
結果的に、ナノの販売価格は他のライバル社の水準に近づくだろう」と述べた。(13/4/17 サンケイビズ)

10/9/12

2年前になぜか、日本のメディアでもかなり取り上げられ、話題になっタタのナノ。
(「世界一安い。日本の自動車メーカー脅威」みたいな報道の仕方だったか?)

1年前から販売されているのだが、5万台売れて5台燃えているらしい。1年ももたず。

で、予約20万件のうち半分以上がキャンセルされ、在庫の山が出来つつあるらしい。
(初期ロット10万台に対して、予約開始1ヶ月での予約数。
初期ロット割り当ては抽選で、残りの人は次のロットまで待つ という話だった。)

「欲しい」って言ってた人、買えるよ。

結局「安かろう、それなり」
メディアの取り上げ方だった
「インドが本気になって、とんでもない車を、とんでもない価格で出してきた」のではない という事。

僕がずっと書いているように、日本のメーカーでもこの程度の品質でいいなら、このくらいの値段で出せるのだ。
というか、タタは投資会社なんだって。

それが証拠に、タタはジャガーとランドローバーをGETした訳ですが、
買収のための借金23億ドルの返済に、ナノの予約金を充てようとしていた。
(こんな状況なので、計画通りにはいってないのだが、大丈夫か?!)

でも、そんな投資会社のお手軽カーでも、しょぼい品質でも、1万台に1台燃えても
(って、新型プリウスでいうと、
1年で30万台以上売れているから30台以上日本で燃えたニュースが流れるという確率になる。というと深刻さが分かる?)
インドのような市場はそれでいいのだ。

日本の自動車メーカーは、大変ですね。

企業としてのさらなる発展のためには、こういう市場に対応しないといけないが、
日本国内のような成熟しきった市場もなんとかしないといけない。
日本人の頭では、なかなか切り替えが難しいかもね。

ゴーンは、その辺ちゃんと割り切ってるよね。
新型になったマーチが売れていますが、先代より2~3割コストダウンしているのだとか。
(でも売れ筋は、先代より高い値付け!)うまいねー。僕は買わないけど。
だって、儲けを海外に持って行っちゃう会社だもの。

そうそう、マスゴミネタでいうと、6年くらい前に「奥様も敏腕経営者」と絶賛していたゴーン婦人。
2年前に終了している。
「旦那も凄いけど、奥さんも凄い~!」と思ってしまってた人もいたのではないだろうか。

さっさと日本から出て行け。

ゴミネタでした。

09/6/28 1年半前に記事にしたタタです。

その後すったもんだがあり、発売が遅れましたが、何とかインドで発売開始のようです。
が、その間に買収したジャガーとランドローバーのせいで、
前期の利益が吹っ飛んでしまったようで・・・イタタタですね。(タタだけに)

08/1/13 公開日の記事

インドのタタ自動車が28万円カー(ナノ)を発売する
というニュースで、何がビックリしたって、メディアの大々的な取り上げ方だ。

日本メーカーはきっと、
「おいおい、うちでもそれくらいの完成度でいいなら28万円カーくらい作れるがな。
どうせ日本で売らないし、日本のメーカーの車を取り上げてくださいよ~。」
と言っているだろう。

だって、インドのメーカーのインド国内で売る車の話だよ。盛り上がり過ぎでしょ。

ナノは、全長3.1m、幅1.5m、高さ1.6m。623cc 2気筒ガソリンエンジン、33馬力。
5人乗り、最高速度105km(←あくまで公称値)
エアコン、ラジオ、パワーウインドーレス。ワイパーも1本、ドアミラーも運転手側だけと、装備は最小限。

と、サイズはほぼ軽自動車と思えばいい。
(が、660cc、3~4気筒エンジン。4人乗り、最高速度120km←は、出るでしょ。ですが。)

これが、年25万台×3年は国内販売にフル稼働の予定なのだとか。

そりゃ、人口1/10の日本で、1世帯に1台以上普及している状態で、
しかも世界に名だたるメーカーが7つもひしめいているのに、
同じような薄利多売計画は立てられないわ。

それにしても、メディアの露出はビックリものだった。
何がしたかったのだろう??

あと、あのニュースを見た一般消費者の皆様は、何を思ったのだろう。
「すごい!」「安い!」「欲しい!」と思うのだろうか?

僕は、改めて日本の軽自動車の素晴らしさを再確認した。

普通車と遜色ない安全性・耐久性、そして高速走行性能を持ちつつ、快適装備を備えてあの価格は凄い!!

だから逆に、エアコン、PS、PW、ワイパーなど装備を省き、保証を省き、性能を落とし、タイヤを小さくしたら、
28万円プラスちょっとのプライスで段違いの性能の車を作れるのでは?と思うのだ。

ナノがこんなに取り上げられるなら、メーカーさん作ってみませんか?

って、ウソ。
売れないんだよね。
日本人って・・・。難しい。
僕はPSなし、PWなし、でも全然OKなのですが。

キーフリーが欲しいとか、
リバース連動ドアミラー&リアワイパーが欲しいとか、
「高級車買えば?」と言いたくなる人が多いんだよね。

さらに、パワーウインドー付きより、売れる台数が圧倒的に少ない手回しの方がコストが高くつく、という現象が発生する。
ミッションも、ATもMTも販売価格は変わらなくなった。
(昔はATが高かったですよね。これも売れる台数が圧倒的に少ないMTは、逆にコストが高くつくから。)

結果、大企業のメーカーはどんどん便利グッズを標準装備にして大量生産し、
肥大化した軽を、お買い得価格で販売することになるのだ。

難しい。

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