夕食はレトルトカレーだった。妻が「これなの」と言って差し出したパッケージを見て目が点になる私…「何これ!」
その名前、「アパ社長カレー」。サラリーマンなら多分ほとんど知ってるアパホテル。だから「アパカレー」なら少し考えれば「あぁホテルで出してるカレーを商品化したのね」と合点が行くネーミングなんだが、プラス「社長」とは。創業者の名前が商品名になることは珍しくないけど、社長という役職名だけなんて普通思いつかない。
だってさ、ウォークマンならぬソニー社長プレイヤー、iPhoneならぬアップル創業者スマホとか…そうゆうことでしょ。凄い、凄すぎるセンスだ。
さらに凄いのがその社長の顔写真がドーンと載っていること。女優とかインド人シェフじゃないですよ、カレーの広告とは縁もゆかりもない本業がホテル経営なる社長様です。またそのご尊顔が商品名に負けないくらいインパクト大!頭に乗ってるターバンならぬグリーンの帽子(?)が強烈なオーラをばらまいてます。小さい子が見たら、うなされそう(大嘘)。
これだけインパクトが大きいと、ちょっとやそっとでは忘れません。そういう意味では「つかみ」は上手いと思います。それに彼女の場合は名前だけでは誰だか分からないから「役職名そのものずばり」にしたんですね。うーん、やるなぁ、単なる暴走社長じゃないですね。ただし本当の勝負は「味」で、いくら商品名にインパクトがあっても味が二流なら一過性のお笑いです。
しかしさすがは社長カレー、画面には入りきりませんでしたが、パッケージ左下には「99.3%のお客様が満足」という大胆不敵というか自信満々のコメントつき。いやぁここまで押しが強いとアッパレです。これで味がこけたら詐欺商品です。
んで、肝心のお味ですが、結論から言うと、私好みで非常に美味しかった。そうですね、GoGoカレーに近いです。よく煮込まれた濃厚なルーが実に美味しい。味わい深いスパイスもバッチリ。いやぁ旨い、大満足。私も顧客満足度のパーセンテージを上げるのに一票です。
最近のカレー事情は分からないけど、一時期サラサラしたルーに唐辛子のいっぱい入った激辛カレーが流行ったじゃないですか。私はこれが苦手なんですね。だって「ただ辛いだけじゃん」。舌が麻痺して味など分からない。本場インドの辛さに近いカレーは駄目なのだ。そのてんアパ社長カレーは「これぞ正調、日本独自アレンジカレー」、インドでは絶対味わえないと思う。行ったことないから本当のところは分からないけどね。
お値段390円は少々高いけど、これならたまに食べたい気にさせる一品でした。
嫁様のも「いただきもの」ということでした。
普通に店頭で変えないのと、5個か10個セット
販売というのがちと厳しい(美味しいだけに残念)
大阪人というよりガッツ星人かクール星人?
この姿は地球人を欺く仮の姿かも。
このカレーは地球征服の秘密兵器に
違いありません(全然違います)
この「アパの社長顔出し広告」は割と有名なんですよ。なんでもホテル業創業の頃からこのノリで、娘さんが大学の講義で「こういう広告は最低です」と紹介されて泣きそうになったというハートウォーミングなサイドストーリーをTVで見たことがあります。
中国の調味料とか乾物食材のラベルとかにも、どこの誰だかわからない顔写真が並んでいるんですが、誰に聞いても「そのおばさん」が何者なんか分からないんですよね。ウィスキーやウォッカのラベルにかいてある所在不明なメダルマークとかと同じだと思うのですが。
そうですか、有名でしたか。やり手ですねぇ。
>「こういう広告は最低です
広告はまず「名前を売る」のが先決ですから
「最低」でも紹介された方が勝ちだと思います。
とはいっても、彼女が第二のカーネルサンダースに
なることは無理でしょうね。