[自然農]なぜ「耕さない」のに野菜が育つのか?自然農10年目の畑で検証2020年11月10日 [natural farming]
島の自然農園
自然農では「耕さない」ことが基本です。なぜほかの農法では耕すのに、自然農では耕さずとも野菜が育つのか?自然農10年目の畑に穴を掘って解説します。
16′15″頃~
今は一個人個人の農家単位で物事を考えますけれども、
例えば、私たちが、一人一人がですね、例えばあなたが、
人類全体が一つの企業だったとして
そこの最高経営責任者 CEO だったとして
じゃぁ、農業
食糧生産部門というのを最も効率的に行うにはどうしたら良いか
CEOとして考えてみる
だったらですね
やっぱり、一番効率的なのは
対面積当たりにどれだけコストを掛けて
利益がどれだけ返って来るのか?考えますよね。
人類全体として考えて
で、そうなって来ると
今の農業って言うのは、一つ対面積当たり、
まず、じゃぁ何から始めようかっていうときに
大きな耕耘機をつくらなくちゃいけねいんじゃないか
じゃぁ、耕耘機を作る工場を作ろう
そこに配置する人間は何人くらい要るんだろうか?
膨大な数の人間が要る
じゃぁ、工場を作るためには、そこを作っていく
素材を作り出すための化石燃料が要るだろう
じゃぁ、化石燃料を掘り出すための工場を作らなくてはならない
やっと出来ました。
やっと大きな機械が出来ました。
それを運ぼう。
運ぶための燃料が要るだろう。
膨大なコストが掛かっている訳ですね。
人類全体として考えたら。
で、今の日本人の生活を維持するためには
地球が 2.9個分も要る
これ大赤字ですよね。
私たち一人一人が人類の企業のCEOだったとしたら
ものすごい赤字経営です。
そういう視点がないと
立ち行かなくなって来ているということも
現実としてあるわけですよね。