発達障害の 表層は、他の 精神疾患と 似ているが為
良くあること として 本質的には 理解されないことも
少なくないようだ。
以前にも ご紹介した 医師のブログ
意味不明な人々
では、現在 精神疾患に見える発達障害シリーズ として
取り上げれられている。
私も この問題については、特に 気を掛けていたので
興味深く 読ませて頂いている。
従兄弟と 外出した折、あまりの 物忘れの 不都合さに
私も AD/HDを 疑わざるを 得なかったが
専門外来で 検査した 結果、「 解決できない 問題 」 の
山済みが 原因であると 言われたと いう。
表層と 原因が 本来は 違うが、多くの人が 自分も
発達障害なのではないだろうか ? と 考えるのに 似る。
つい 数週間前、またしても
「 頭ばかりを 使わないで 心で 感じて 」 という
ありがたくない メールを 頂いた。
AD/HD と AC ( アダルト・チルドレン ) も 似るが
前者は 相手の 意思を あまり 否定しないで、自分との
考え方の 違いを 伝えてくるのに 対して、
後者は 正論として 言ってくるように 感じられる というのが
私 個人の 感想で、ACの 押し付けがましさは むしろ ASに
似ている気が している。
昨日、心理士に 面白いことを 教えて貰った。
うちの子が 今までは 片付けられたのに、最近 片付けることが
どういったことなのか 検討が つかなくなった という 話を
受けての こと。
ASは ルーティーンとして 日常の 決まりごとを こなす
場合には 出来ていることが、「 気持ち 」 で やりたいと
思うと、どうして 良いやら 解らなくなることが あると いう。
まったくもって、扱い辛い 脳を 持って 生まれたと
当事者の 私も 思わずには いられない。
しかしながら、「 心で 感じて 」 という 言葉が
かえって 混乱を 招きかねないことは、念頭に 置いて
貰いたいものだと、合点が いったような 気がした。