私に 不平不満が 多いのは
生きていくうちに どの様な 生き方が 美しいか と
日々 考えて 生きてきて
それを 常識として 周りの人にも 求めるのが
高じて、そう しない人を 悪者 と 決め付けることが
大きな 理由と なっている
そう 感じています。
先日、私の 考え方に そっくりと 思われる 人に
出くわし “ とても 不快 ” に なりました。
鏡を 見るようだ
とは まさに この事。
籠では なくて カートを 使って 買い物を する 店で
レジ待ちを している時 のこと。
その 老年に 差し掛かった ご婦人は、自分で カートを
持ってこないで、私の カートに 商品を 入れてきました。
カートは 大き目のため、使わない人も。
レジ待ちの時に 前の人の カートに 自分の 商品を
入れることも 珍しい 光景では ないので
私も 気にも 止めませんでした。
私の 支払いの 番に なったので
私は カートを いつも通りに レジ前に 置いて
支払いする トレーの前に 行きました。
すると その ご婦人は
( 自分の 商品を 私の カートに 入れたまま )
私に 向かって
「 商品を お忘れでは ないですか ? 」 と
丁寧な 口調で 訊いて来ました。
私は その日、たった 一点しか 買う予定が なかったので
忘れようも ありません。
なので 私は
「 いいえ、買います。 」
と だけ 受け答えて、トレーの 前で
お金の 準備をしていたら
今度は
「 私が せっかくに 心配して あげたのだから
買います では なくて、
ありがとう ございますと 言うべきでしょう。 」
口調は きつくありませんでしたが、私が 取るべき 態度を
予め 決めていて、そのように 言われました。
カートで 考えると 解り辛いかも しれませんが
お店の 籠と バーコードを 読み取る タイプの レジを
想像して 頂ければ、状況が 少しは 解りやすい かと
思います。
不思議なことに
その ご婦人の すぐ 後ろには、商品の 入っていない
空の カートが 主人も 居ないで あらぬ 方向を 指して
置き去りに されていました。
私は 帰ってきて (主人)ちゃんに 話しました。
私は よく 人と 違う 考え方を するので
(主人)ちゃんの 視点から 物事を 再点検 して貰います。
(主人)ちゃんは、ご夫人が 勘違いした上に
意見を 言ってきたことに 私が 憤慨していることに
同意してくれました。
でも ・・
私の中では、私 いつも その 行動と 同じことを
(主人)ちゃん や 子供に 言葉に しています。
口に しなくても 心の中で、外に 出かけた時にも
ご婦人と 同じ 気持ちで 居ることが 多い。
そう。。
私は ご婦人の 二度目の 言葉で 不快に なったのです。
私は レジでは 必ず
お願いします に 始まり、ありがとう で 終えます。
(主人)ちゃんは、そんな 誰よりも うるさい
(私)ちゃんに 物を 申すとは 。。
と 言っていました。
ご婦人は 私と よく 似ている。
世直しを して いる 気持ちに 浸っていて
自分が 間違えを 犯しているなどとは
露ほどにも 疑ったことは なさそう。
同じだ。
もう、不満は言わない
この本を 読んで、私の 人生の 指針を
根底から 見直す 作業が 始まっています。