気の利いたコメントがさらりと

　米大リーグのア・リーグ優勝決定シリーズはタンパベイ・レイズがボストン・レッドソックスを４勝３敗で下し、ア・リーグの優勝を決め、ワールドシリーズへの進出が決まった。

　１９９８年の球団創設いらい初出場である。主力として大活躍した岩村選手は、今後球団が移転や身売りなどしないかぎり、タンパの街では生涯ヒーローとして歓待されるだろう。

　近所のバーでよく会う、これまた近所に在住するボストン出身のブライアンはレッドソックスにとても期待していたのだが敗れてしまって残念なことだろう。９月には同じマサチューセッツ州のアメフトチーム、「ニューイングランド・ペイトリオッツ」のスーパースターＱＢであるトム・ブレイディが、ＮＦＬ開幕戦の第１クォーターでケガをして今シーズンが絶望になったばかりで優勝はほぼ絶望的となり落胆していたのだが、今度はレッドソックスまで負けたとあってさらに落ち込んでいるだろう。ブライアンに今度会う時にヤケ酒で暴れていないことを望みたい。

　さて、レイズは３勝３敗でホームスタジアムでの決戦となったが、レイズのマドン監督は決戦の朝はいつもどおり自転車で海沿いを走り球場に入ったのだが、試合前の監督の談話では・・

　「海を見ながら第７戦のことを考えた。子どものころ空き地で野球をしているとき、それはいつも『第７戦』だったよな。」

・・と、報道陣に語ったそうだ。カッコいい！

　オシムもそうだが、外人の監督ってどうしてこういう気の利いたコメントをさらっと話せるんだろう？日本人でもこういう人が出てこないかなぁ。









　ちなみに昔、友人がア・リーグの“ア”は、「もーれつア太郎」の“ア”と同じなのか？・・と、言っていたがその答えは私も知らない・・・