納車以来、初めてショールームにお邪魔した。昼の閑散とした時間帯でしかも平日。客は誰もいないかと思ったが、何人かが試乗しにやって来ていた。お目当てはやはりデビューしたての新型車、C4。ショールームへ向かう道すがら、試乗車が目の前を走り過ぎていく姿を見かけたが、若干フロントマスクがシャープだなという印象。日本の路上でちょうどいい存在感なのではないか。
ショールームにはC2→3→4→5、そしてプルリエルと現行ラインナップが勢ぞろいしており、一応はかつてない充実した品揃え、ということになる。内装も覗いてみた。C4は最も新しいモデルだけあって、ソツのないまとまり方をしている。実は307あたりのプジョーとATセレクタやインパネ周りの意匠に関して意外に共通するところもあるのだが、これだけ個性的にまとめあげるとは、さすがプルーエ君、いい仕事をしている。
こうしてラインナップの中においてみると、改めてC5のサイズを実感する。飛び抜けて大きく、全てに余裕のある感じだ。確かに、このタイミングでMCを行っていなければ、現状のファミリーの中で、デザイン的にも相当違和感を残しただろう。モデル末期のピカソだけが展示されていなかったが、おそらくあのショールームにピカソが返り咲くことはないのだろう。欧州では発売と同時にベストセラーの仲間入りをした程のヒット作だったのだが。
同じく、日本導入が遅れていたプルリエルにも改めてじっくりと触れることができた。これは存在感のある魅力的なデザインで、ぜひ女性にも乗りこなしてもらいたいと思った。実は今日一番印象に残ったのはこの車だった。正直、C4よりこちらの方にずっと惹かれるものを感じた。事情が許せばこういう車をもう1台保有してみたい・・ないものねだりですが。
※シトロエンのユニクロTシャツ、あっさりと買い損ねてしまいました。

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