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日記と雑学、それからシトロエンC5について。
Just About C5



本日、息子=1号と共に飼育用品の調達のために、有名ショップ「奈良オオクワセンター」に足を運んだ.強い日差しの中、外気温計は久しぶりに27度を表示.まだ風が涼しい季節とはいえ、日焼けには要注意である.C5は今のところ直進性にも不安はなく走りそのものは相変わらず快調.運転席側の小物入れのバネが頻繁に外れる、という問題はあるものの、その他には特に問題はない.
奈良オオクワセンターでは、3000円以上購入でくじ引きができるというGWのイベントを開催していた.止まり木や昆虫ゼリー、こまごまとした用品の数々を買い物カゴに入れると、トータル4000円ちょっとの出費となり(クワガタの維持費もシトロエンに劣らず馬鹿にならない)、一回だけくじを引くことに.当然ながら息子=1号の出番である.ここで1号は父親にはない勝負強さを発揮し、3等を当てた.
その結果が、この写真である(アルキデスヒラタクワガタのペアが景品だった).このクワガタについてはスマトラ島出身者であること以外は今のところ不明である.置き場所の確保、そしてゼリーとケースの出費が痛い.


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昨冬から拙宅にて「繁殖」(結果論だが)に成功した形となっているオオクワガタ.遅まきながら飼育解説書やネットでの飼育ガイドを読んでいると、そこには意外なことが書いてあった.産卵前後に雌が雄を補食するという話である.肉食性の昆虫(カマキリ)やクモ等ではそのような例を知っていたが、クワガタはもっぱらクヌギの樹液をブラシ状の口器で啜るものだと子供の頃から信じ込んでいたので、産卵期の例外的な行動とはいえ、これは結構衝撃的だった.なんと愛好家の中には産卵を促すために、カブトムシ等の幼虫や蛹をタンパク源補給のための餌としてこの時期の雌に与えることもあるのだという.自然の摂理とはいえ、残酷ではある.
しかしよく考えてみるとこれからの時期、不快昆虫の筆頭に挙げられるあの「蚊」も、普段は草の露や果物の果汁などを吸っているが、産卵期にはタンパク質補給のため吸血するわけであるから、雌にとって産卵という行為はそれだけ大きな体力とエネルギーを必要とするということだろう.おそらく人間もまた然り、である.
さて、こうした新たな知識を得て、越冬→産卵、そして幼虫レスキューを経て既に半年以上同居させてきたホペイ夫妻を今更ながら別居させることにした.最終的にどうなろうとある意味自然に任せてこのまま放って置こうか、との思いも脳裏をかすめたが、やはりそのような事実を知ってしまうと放置することは出来ない.
蛹となったツシマヒラタ兄弟のために用意しておいた飼育ケースのうちの一つを使い、そこに、今日ホペイ(夫)を移した.突然に孤独となったその姿には、やはり戸惑いと共に哀しみのようなものが感じられた.しかし、喰われるよりは…いいのではないか.


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ついでにこちらも頂きもののオオクワガタである.中国ホーペオオクワガタという種類だそうだ.国産のオオクワガタとは親戚・・らしい.
家に来たのは11月頃で日に日に寒さを増していた.つがいの入ったケースをちょっと開けてみたらダニだらけ.ぞっとしてフタを閉じ、そのまま何の世話もせずに越冬させてしまった.
エサもやらずにとっくに死んだかと思い、自責の念にかられながら恐る恐るフタを開けたのは確か2月だった.するとそこには思いがけない光景が・・!丸太が入っていたはずなのに、半ば土と化した木屑の上に、雄だけがひとり踞っていた。不思議なことにあれほどいたダニが一匹もいなくなっていた.木がなくなって食べ物が無くなったのだろう。
雄は生きており、少し土を掘ると雌も出てきた。さらに掘り進むとなんと幼虫が何匹もいてびっくり!当然家の中での作業は許されず、夜中に凍てついた強風の吹きすさぶベランダでの作業が続く.あまりの寒さにとりあえず幼虫達と両親を分離して別の容器に収容して終了した.
写真はこのときにレスキューした幼虫4(フォ-)のうちの次兄である。エサである瓶入りの菌床にタテに潜るクセがあるので、息子1号が「タテ」と命名した.3齢になってまだ日も浅いが、うまく育てると秋までに蛹となり羽化する可能性があるらしい.
ちなみにこの中国ホーペは中国福建省原産で・・・つまりウーロン茶と一緒である.


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突然だが、うちでは昨年の10月からツシマヒラタクワガタという昆虫を育てている.育てているといっても、幼虫の入った容器を玄関先に置いてあるだけだ.
うちの長男=コドモ1号(7才)がコドモらしく当然、昆虫好きで、昨年、会社のマニアな友人と一緒に何度か採集に出た.そのうちにその友人が、オオクワガタのつがい(中国産らしい)と、このツシマヒラタクワガタの幼虫×2をプレゼントしてくれた.
シトロエンのことなら熟知しているが、クワガタの幼虫のことはさっぱり分からない。正直いって当初は次第に大きくなってくる幼虫×2のあまりの迫力に人類として若干、ビビってもいた.だがネットなどで飼育法などを検索し、見よう見まねで面倒を見ているうちに情が移ったらしい.
2頭いるうちの1頭が昨日の未明に蛹になった.1週間程前に既に1頭が蛹になっているので、こちらを便宜上ツシマヒラタクワガタ(兄)とし、昨日蛹になった方を(弟)とすることにした.何しろ素人なので、蛹になってやっと、雄雌の区別がついたという次第である.
ちなみにこのツシマヒラタクワガタは、国内のクワガタムシの中で最大の部類に属するようだ.その名の通り対馬列島にしか生息しない.なのに家にいる.果たして、生まれ故郷の対馬に帰れるときはやって来るのだろうか.


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