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日記と雑学、それからシトロエンC5について。
Just About C5



連休直前に羽化したツシマヒラタ兄弟が、ようやく動き出した。特に兄の方は、ひっくり返って昼寝している姿ばかり見かけたが、ここ数日は、ケースからの脱出をはかる弟とともに騒々しい物音を立てている。見ていると、心配になるような勢いでケース側面など手当り次第に噛み付いている。

一方、ホペイの方だが、6月初旬にセットした新型飼育ケース(菌床&コナラ材)の状況を確認してみた。今のところ企画倒れには終わらず、大型の幼虫が菌糸が蔓延し始めたコナラ材の一部に食い入っているところをアクリル板越しに観察できる状態になっている。これは狙い通り。後はいつ蛹室をつくり、無事に羽化できるかどうかが課題である。


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↑これはツシマヒラタ(弟)。こちらは80mmを超えており、羽化は無事終了したものの、ボトル側面のアールに沿って僅かに身体が曲がってしまっている。先に羽化した(兄)に比べると、まだ完全に身体が固まっていないが今後矯正されるのかどうか判らない。
この成虫にはボトルが小さすぎたようだ。

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↑これはツシマヒラタ(兄)を蛹室から掘り出したところ。
身体の大きさ(長さ)に対してボトルの直径がぎりぎりである。

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蛹になってから1ヶ月。そろそろかなと首を長くして待っていると・・まず兄が5月27日朝、弟が29日夜にそれぞれ待望の羽化。PPボトル越しに蛹の状態を毎日確認していたが、半透明なために十分に観察が出来ず、まずは各種の情報源を頼りにしつつ、羽化不全の可能性を減らすため、ボトルを逆さまにした。このところ急に暖かくなり、日中は30度近く気温が上がることもあってホペイ幼虫たちを飼っている菌糸瓶の状態も気になるところ。ボトルを逆さに置くことでまず気温の上昇→菌糸の活性化→炭酸ガス発生というプロセスによって引き起こされる「蛹の酸欠死」を防ぐ。炭酸ガスは空気より重いため、瓶口から徐々に流失していくらしい。また、瓶底に蛹室を作ったために、羽化の際放出される体内の余計な水分が壁面に吸収されず、水溜まりとなってしまうことを防ぐ意味もある。実際にはこのようにした上で、瓶底にそれぞれ一つだけ小さな空気穴を開けた。ガラス瓶では困難だが、PPボトルなら慎重に作業すれば可能である。とはいっても千枚通しでいきなりブスッ、とやると勢い余って蛹を傷つける恐れがある。また蛹は少しの振動で激しく動くので、この作業には想像以上の集中力を必要とした。
まあそのような苦労もあって兄、弟が相次いで無事に羽化したのを見届けたときには感動というより安堵の方が強かった。
本来なら、羽化から1ヶ月ほどはそのまま蛹室に留めて身体が内部まで完全に固まるのを待つ方がいいのだが、本日2匹のうち弟の方を観察すると全く微動だにせず、死んだのかと思い急遽掘り出すことになった。これは取り越し苦労だったのだが。
ボトル越しにおぼろげながらそれぞれかなりの大きさの成虫に羽化したことは確認できていた。恐る恐る取り出して見ると、兄は8cm近く、弟は8cmを超える大型のツシマヒラタ成虫が羽化していた。妻と二人掛かりで慣れない手つきで定規をあて、何とか写真を撮った。兄の方はとにかく元気で動きが激しくきちんとした写真を撮ることが出来なかった。弟の方は、兄よりさらに数ミリ大きいが、こちらはボトルのサイズが小さすぎた為か、僅かに身体が歪んでいるように思える。しかしこれは蛹室から出してやれば、暫くすると真っ直ぐになるのかも知れない。



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突然だが、うちでは昨年の10月からツシマヒラタクワガタという昆虫を育てている.育てているといっても、幼虫の入った容器を玄関先に置いてあるだけだ.
うちの長男=コドモ1号(7才)がコドモらしく当然、昆虫好きで、昨年、会社のマニアな友人と一緒に何度か採集に出た.そのうちにその友人が、オオクワガタのつがい(中国産らしい)と、このツシマヒラタクワガタの幼虫×2をプレゼントしてくれた.
シトロエンのことなら熟知しているが、クワガタの幼虫のことはさっぱり分からない。正直いって当初は次第に大きくなってくる幼虫×2のあまりの迫力に人類として若干、ビビってもいた.だがネットなどで飼育法などを検索し、見よう見まねで面倒を見ているうちに情が移ったらしい.
2頭いるうちの1頭が昨日の未明に蛹になった.1週間程前に既に1頭が蛹になっているので、こちらを便宜上ツシマヒラタクワガタ(兄)とし、昨日蛹になった方を(弟)とすることにした.何しろ素人なので、蛹になってやっと、雄雌の区別がついたという次第である.
ちなみにこのツシマヒラタクワガタは、国内のクワガタムシの中で最大の部類に属するようだ.その名の通り対馬列島にしか生息しない.なのに家にいる.果たして、生まれ故郷の対馬に帰れるときはやって来るのだろうか.


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