普通の日々

ごく普通の日々の事

サマワとオーストラリア

2005-05-30 20:07:43 | ニュース関連
陸自への不満が動機 サマワ、反日落書きの4人 (共同通信) - goo ニュース
【陸上自衛隊が活動するイラク南部サマワで「日本に死を」などと反日的な落書きをしたり、陸自車両に石を投げた地元の若者4人が判明。4人は29日、地元ムサンナ州評議会の議員らに対し「サマワには自衛隊がいるのに、自分たちには仕事も電気や水もない」などと動機を証言した。
陸自の復興支援活動の恩恵を受けていない市民の不満が、反感となって陸自に向けられている実態が浮き彫りになった】

 こういう不満が出てくるのは当然でしょう。本来なら駐留外国軍の殆どは撤退、民間企業がイラク復興の前面に出ててもいい頃なんですから。それがアメリカ軍に統治能力が無かった為に今のこの状況になっている。
 サマワ周辺に限定すれば民間企業が展開する事は可能かもしれない。ただ、それをやるとサマワに武装組織を呼び込む事になりかねないのでやはり難しい。武装組織の活動が散発的になるか一地域に限定出来るような状況にならなければ、民間企業が前面に出る復興事業は無理でしょう。
 やはり統治能力に欠ける米軍が前面に出たのが間違いだったんじゃないのかな。英軍が中心になっていたら別の展開になっていたような気がする。
日中韓の学者が共同編集、教科書副読本を同時出版 (朝日新聞) - goo ニュース
【日本、中国、韓国の歴史学者らが共同編集した東アジア近現代史の子ども向け副教材「未来をひらく歴史」(高文研)が3カ国同時に出版され、東京都内で29日、記念のシンポジウムがあった。各国の計約50人が参加する「日中韓3国共通歴史教材委員会」の執筆で、3カ国の学者が対等に編集に携わる近現代史の本は珍しいという】
【テーマごとに3カ国の学者が分担して執筆。19世紀に欧米列強の干渉が始まる前の各国の様子からひもとき、日本による中韓両国の侵略にページを割く。「慰安婦」や靖国神社参拝、歴史教科書などの問題も詳述している】

 『日本による中韓両国の侵略』この一文を見た段階でこの本の内容がかなり不安なんですけど。中韓両国の主張で埋まっているんじゃないだろうか。だとしたらこの本には読むべき価値は無い。こんなものを教育現場で使用して貰いたくは無い。
IWC科学委員会始まる 鯨の資源量を評価 (共同通信) - goo ニュース
【日本は同委員会に、今年末以降に行う南極海での調査捕鯨計画を提出する。現在年間400頭前後のミンククジラの捕獲数を大幅に増やし、新たに大型鯨のザトウクジラ、ナガスクジラの捕獲も行う内容で、反捕鯨国側から強い反発が出ることが予想される】
捕鯨問題で反日キャンペーンの旅=豪環境相 (時事通信) - goo ニュース
【オーストラリアのキャンベル環境相は30日、来月に韓国・蔚山で開かれる国際捕鯨委員会(IWC)の会合を前に、日本が提案する調査捕鯨拡大への反対を訴えるため、欧州歴訪を開始した。
同相は、IWCの主要国であるフランス、スイス、デンマーク、アイルランド、スウェーデンを歴訪。また、太平洋諸国とも協議し、捕鯨に反対する豪州の立場を訴える予定。同相は出発に当たり、「科学の名を借りた捕鯨は却下すべきだ。これは不必要なだけでなく、事実上、商業捕鯨以外の何物でもない」との声明を出し、日本が求める調査捕鯨拡大案を非難した】

 オーストラリアというとサマワに兵隊を送り出してくれる国ですよね。まさか今更サマワへの派兵を引っ込めるとは思えないけど、取引の材料にされる可能性はある。さて、日本はオーストラリアにどう対抗するんだろうか?
 私は捕鯨の必要性なんか全く無いと思うんだけど、捕鯨問題が解決するとマグロの問題に焦点が移行する可能性があるので、簡単には引き下がれないという事情は理解する。現在の調査捕鯨でダラダラやっているのが一番いいんじゃないのかな。無理に反発を招くような事はしない方がいいと思うぞ。

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