普通の日々

ごく普通の日々の事

「威圧感」で書かせた診断書

2006-10-27 21:01:21 | ニュース関連
開業医「言いなりに診断書」 奈良市の長期病欠職員(朝日新聞) - goo ニュース
【市環境清美部収集課の男性職員(42)が病気を理由に休暇・休職を繰り返し、5年9カ月の間に8日しか出勤していなかった問題で、奈良市内の開業医が27日、「言いなりに診断書を書かざるをえなかった。利用された」と朝日新聞記者に証言した。この職員は記録の残る00年12月から現在まで、過敏性大腸炎や大脳酸素欠乏症など14の病名で計34回、休暇・休職を取得した。そのたびに診断書を市に提出し、多くを開業医が作成していた。
 開業医によると、42歳の職員は2年ほど前から繰り返し訪れるようになり、「神経を使うと下痢をする」「腰が痛い」などと訴え、過敏性大腸炎、胃潰瘍(かいよう)、腰痛の病名で診断書を20通ほど書いたという。
 42歳の職員の態度に威圧感があったといい、「訴えられた症状通りの診断書を作成した」と認めた。
 この病院には約5年前から、市環境清美部の他の複数の職員が診療に訪れるようになった。「それぐらいで休まなくても」と開業医が診断書の作成を拒むと、「しんどいから来てるんや」などと大声で怒鳴りつけられることもあったという。
 開業医は「いやと言えなかった。利用されて反省している」と話している】

 馬鹿職員の主張のみで検査等はせずに書かれた診断書。こんな診断書には医学的な意味は何もない、「ああ、やっぱりね」という感じの証言ですよ。馬鹿職員はこれでも病気休暇の虚偽申請を否定するんですかね?あくまで否定するなら各病気を治療したという証拠を出せよ。出せるでしょ?本当に治療しているなら。
 馬鹿職員は懲戒免職が決ったようですが、この医者に診断書を書かせていた『他の複数の職員』についても、キチンと同様の処分を下しなさいよ、奈良市さん。

奈良の病欠職員を免職 妻の「会社」受注は2億円超 (産経新聞)
【病気を理由に不自然な休暇を取り続けた奈良市環境清美部の男性職員(42)が、市発注工事を妻が代表を務める「建設会社」に受注させるよう働きかけるなどしていた問題で、この会社が過去5年半で市から受注した契約額が計約2億5000万円にのぼることが27日、分かった。入札をせず、担当部局だけで業者選定できる随意契約が大半を占めていたという。職員は、病欠中も市の公共工事発注部局に頻繁に出入りしており、市と職員の間の不透明な関係が改めて浮き彫りとなった。
 市の調査によると、職員の妻が代表を務める「建設会社」は、平成13年度には市側から約4748万円を受注。その後も、14年度は約6386万円、15年度は約5796万円、16年度は約2582万円、17年度は約5079万円と継続的に受注していた】
【この職員は、長期病欠中にも住宅課や営繕課などの部署に頻繁に出入りしていたことが分かっている。こうした部署は通常、一般の建設業者は出入りを制限されているが、この職員は自由な出入りが許され、担当者と席を並べて打ち合わせをする姿も目撃されている。
 職員は、今回の問題が表面化するまで解放同盟の支部長を務めており、市の担当者は「一般の建設業者というより、解放同盟の支部長という立場で応対していた」と話している】

 診断書を書いた医者も『威圧感があった』というんだから、馬鹿職員に対応した市職員も同様のものを感じただろうね。それに『解放同盟の支部長という立場で応対していた』というんだから尚更だろう。捜査している奈良県警はちゃんと結果を出すようにしてね。
 それにしても解放同盟ね・・・・地域が違う所為かこの問題を肌に感じた事は全く無いのだが、今現在も必要なのか、この組織?大阪の件もあったし、この問題を大幅に見直す時期が来ていると思うんだが・・・・。

お気楽勤務“宝塚Ver.”半数以上3-4時間も離脱 (夕刊フジ)
【兵庫県宝塚市のごみ処理施設「宝塚市クリーンセンター」に勤務する市職員が勤務中に職場を離れていたことが分かり、市は、36人を減給60分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと26日、発表した。
 宝塚市は、職員らが恒常的に職場離脱を繰り返していたとみている。中には、勤務時間中の点呼時以外の約五時間、職場から離れていた職員もいたという】
【職場離脱は、宝塚市議がクリーンセンター正門が写るようにビデオを設置し、通行する車を詳細に調査して発覚。市議は9月、市へビデオを提出していた】

 これも関西地域の自治体環境系部署か・・・根本原因は同じなのかな?

「不適切」過ぎる学年主任の行動

2006-10-27 19:52:03 | ニュース関連
奄美の不登校中1女子、教師の訪問直後に自殺未遂(読売新聞) - goo ニュース
【鹿児島県奄美大島の公立中学校の男性教諭(37)が、不登校になっていた1年の女子生徒(12)の自宅に上がり込み、生徒がかぶっていた布団を引きはがして、「学校に行くのか、行かないのか」などと迫り、その直後、生徒が首つり自殺を図っていたことが26日、わかった。
 生徒は一命を取り留めたが、校長は「不適切な行動だった」と教師の対応に問題があったことを認め、27日にも男性教諭らが生徒と両親に謝罪するという。
 学校や関係者によると、女子生徒は今年6月ごろ、部活動を巡って顧問の女性教諭(25)から全部員の前でしっ責された。女子生徒はその後、退部し、2学期から学校に行かなくなった】

奄美の女子中学生 教諭説得後に自傷行為 不登校中 自宅で布団はぐ (西日本新聞)
【同校と教育委員会によると、18日朝、学年主任は当日から始まる宿泊学習への参加を促すため女子生徒宅を訪問。返事がなく、鍵も掛かっていなかったため、声を掛けて家に上がったという。生徒が布団をかぶって寝ていたため、布団をめくり「一緒に宿泊学習に行かないか」と話し掛け、携帯電話のメモを残して帰ったという。
 その後、女子生徒から父親の携帯電話に「もう駄目」と電話があり、父親が帰宅したところ、床に座り込んで泣いており、はさみのようなとがったもので足を傷つけたあとがあったという。父親が教委に報告し、学校側は事実を知った】

 この2つの記事は話し掛けた言葉と、自殺未遂(自傷行為)の内容が少々違うんですよね。同じ事を扱っている筈なのにどうしてなんだろう?
 それにしても幾ら声を掛けたからといって、部屋に侵入して布団を引きはがすというのはやり過ぎだろう。地方だから玄関に施錠していないのは良くある事だろうが、普通は玄関で止まるしそこで家人の反応を見て、反応がなければ諦めて引き下がるべきだろう。借金の取立てに来てるんじゃないんだから。ハッキリ言ってこれは「住居侵入罪」スレスレじゃないのか?一体何を考えていたんだ、この馬鹿主任は?
 いや、しかし生徒をいじめる担任教諭がいて、学年主任は勝手に部屋まで侵入して布団をめくる、部の顧問からは部員の前で叱責・・・・なんか教諭の大半が生徒の敵だという感じがしてくるね。まあ、叱責は原因が分からないから、同列に扱うのは問題があるかもしれないけど・・・・一体どうなってんの、奄美市教育委員会さんよ。