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ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

不調だった ゆうらさん

2015-02-28 | 免疫介在性疾患(リウマチ IBD・・・・)
ゆうらさん。間欠的な嘔吐が続いていました。
はじめは胆汁を含んだ胃液でした。吐いても元気は失われず。
「吐いちゃったけどすぐ食べれるよー」って感じで。あまり心配しませんでした。
が、日がたつにつれて、食後2、3時間すると食べたものをすべて吐くようになりました。
半分消化された物のとき、未消化な感じのときとまちまちな嘔吐物。
夜中はあがってくる胃液を一生懸命呑み込むしぐさが続き。
ひどいときは嘔吐しました。

いつもの病院で診察を受け、お薬を処方されても治らず。
吐く様子から、もしかしたら食道の病気もありうる?ということになりました。
免疫介在性疾患のなかに、まれとはいえ、食道の筋肉が低下して、食べたものを胃に送ることができなくなり吐出してしまう、
食道肥大症、筋無力症からくる肥大があるのです。
友人の愛犬が筋無力症で食道の筋力が低下して、あっという間に亡くなったこともあって。

バリウム検査を受けました。
結果、胃に近い部分の食道に少し肥大が見られるのと、胃の中にバリウムが停滞する時間が長すぎるので、
胃から腸への食べ物の流れが悪くなっているようだとのことでした。
食道の肥大は嘔吐による炎症で肥大しているのか、肥大症の初期症状なのか確定できず。
さらにお薬が処方されましたけど、よくならず。
セカンドオピニオンを受けました。
こちらでは食道よりも胃の出口、幽門の機能が低下していて、胃に食べ物が長く停滞することで逆流を起こして嘔吐するのでは?
という見解。
こちらの病院のお薬に替えたら症状がよくなってきて嘔吐は止まりました。
が、まだ気持ち悪いのか、お薬のせいでのどが渇くかも、といわれているので、そのせいなのか、舌なめずりとつばを呑み込むしぐさが頻繁です。

それに。相変わらず排尿の回数が多いので、ついでにセカンドで尿検査してもらったら。
結石や結晶、細菌はみられないけど、目には見えないほどの溶血があるといわれました。
腎臓の数値も正常だし、膀胱の厚さもふつう。どこから出血しているのか不明。
免疫介在性溶血性貧血が頭をよぎってしまいました。

バリウム検査をしてくれた獣医さんは院長先生ではありません。
院長先生にいきさつをメールし、診察を受けることになりました。

改めての尿検査でも結石、細菌などはなし。今回は溶血もありませんでした。
比重はよくないけれど、腎臓などの数値も正常なので、あまり心配しなくていいのではないかと。
食道のほうも肥大症ならもっと症状が重いだろう、吐出しまくるだろうとのことで。
嘔吐がとまったことだし、様子をみようということになりました。
お薬が飲み終えて、また嘔吐が始まったり、続くようだったら大学病院の専門医に紹介してくれることになりました。

「おかあさん、心配しすぎですよ。犬もひとと同じで元気なときもあれば体調くずすこともありますから。
あまり心配すぎると動物は飼えませんよ」なんて言われてしまいました。
「ましてや免疫の病気を抱えてる子はいろんなことがおきますよ」

だからですよ。
獣医の世界でもまだよくわからない免疫病気を抱えてるから過剰に心配してしまうのです。
これがふだん健康体の子だったら。
「吐くのが多いわね、胃の調子が悪いのかしら」
「吐くのが止まったわ。食欲もあるし大丈夫そうね」って。
きっとそれで終わらせたと思う。
でも難病といわれてる。くくりのなかにいろんな症状の病気がある免疫介在性疾患を持ってるんだもの。
いろいろ心配しちゃいますよね?
右往左往しちゃうの、私だけかしら?

今回も複数の獣医さんと絡んで、いろいろ感じるものありました。
ここには書かないけど。
獣医側の世界を見た感じ。ふうぅ・・・・・・・

人も犬も先のことはだれにもわかりません。
ましてや犬は「将来」なんて思うことはありません。
今がすべて、で生きてる。
ステロイドを飲んだり、いろんなお薬を飲んだりで。
飲ませるほうもブルーな気持ちになってしまうけど。
苦しかったり、痛い思いをしながら毎日生きても、長生きしてもつらいだけです。
それより飲むことで体が楽、気持ちも楽しく今日を生きたほうがいい。
もちろんゆうらさんには長生きしてほしい。
でも究極。長さより質だと思う。

今日を大事に。笑って生きたいです。
これ以上ゆうらさんに大変なことがおきませんように。
一生懸命いきてるんだから、ゆうらさん。


胃での食べ物の停滞が長いというので、高消化のフードに替えました。
なかなか良い感じ。排便回数もふえたし、よいうんちが毎回でます。
流れがよくなってきた証拠かな。
遊ぶ元気もありますよ。

ゆうら> ボールはどこへ行った? 出てこい こんにゃろ こんにゃろおぉぉ


このままよい方向にいきますように。


ブログもぼちぼち、かなりぼちぼちですが、始めましょう。

また頻尿(--)

2014-12-10 | 免疫介在性疾患(リウマチ IBD・・・・)
ゆうらさん、また頻尿になった
病院で検査したらPH8。
尿も凝縮されてないらしい。

半分はステロイドの影響だろうとのこと。
でもステロイドをやめるわけにはいかないし。

細菌もちらほら見える。
軽度の膀胱炎でもあるらしい。
ステロイドを飲んでると免疫力が下がるから、感染症になりやすいのね。

前回と同じ抗生剤を一週間飲んで。
それでも頻尿が治らなかったら、細菌を特定する検査を受けることになった。


ステロイドのことで肝臓ばかり気にしてた。
腎臓や膀胱も気にかけないといけないね。

一難去ってまた一難よ



ゆうら> 朝は寒くてこたつから はなれられましぇん



ゆうら> でも 昼間は元気にお散歩に行ってるよん



大事にいたらずに良くなりますように






ワクチン接種

2014-12-04 | 免疫介在性疾患(リウマチ IBD・・・・)
免役介在性疾患のゆうらさん。
免疫機能が異常な病気。
抗体を接種することで、免疫機能が誤作動するんじゃないかと心配だったワクチン接種。
動物病院の院長先生と準備と対処を話し合い、いろいろ決めて。
昨日接種しました。

心配なかーちゃんの気持ちを明るくするような、冬晴れ


遠くに見える富士山も、大丈夫だよと言ってるようなよいお天気。

その日の朝の食欲や排泄。
いつものように元気な様子か、のチェック。
キャリーに入れてバイクでは帰路で変化が起きても気付けない。
家に帰ったあとで何かが起きた時にすぐ病院に来れるように、車がある=とーちゃんが休みの日にすること。
何かが起きた、でも病院の診療時間外だったということを避けるために、午前中に接種すること。
検温、血液検査をして異常がないことを確かめること。
摂取したあと、すぐ帰らず、1時間程度は病院にいること。
(アナフィラキシーは接種後30分から1時間くらいの間に起きるからです。)
帰宅後半日は常に様子をみること。異常がでたらすぐ病院に来ること。
などなど。
話し合ったように行動しました。

体温は正常値。触診も異常なし。かわりなく元気。

血液検査は、前回と比べて、CRPの数値が上がっていました。0が0,15に。
白血球も少し上昇していましたが、どちらも基準値内、そのなかでも低い数値なので問題なし。
ステロイドによる副作用もなし、肝臓も異常なし、でした。
引き続き4日に1回の投薬。体調を見て、悪そうと思ったら飼い主判断で3日に1回にしてみたりもOKとのことでした。

なので。ワクチン6種混合を接種しました。
ゆうらさんはずっと6種混合を接種してきました。あまりドッグランにも行かないし。
「地域にレプトスピラの報告もないし、レプトスピラの抗体は副作用が出やすい」との理由で、
以前の獣医さんに打つことはないと言われてきたからです。
が、県内でレプトスピラが出たので、ほんとうなら8種、もしくは9種を接種すべきなのですね。
でも今回は、この病気になってから初めてのワクチン接種。抗体をふやさず6種にしておくことに。
打った瞬間「ああー、打っちゃったぁ」と、かーちゃんは心臓がドキドキしましたよ。
「あー、神様、どうか無事でありますように。アナフィラキシーなんてことになりませんように」
こんなときだけ神頼み(笑)

一時間ほど車で待機しました。


顔つきもかわらず、しっかりしてました。
アナフィラキシー、まずは顔が腫れるって先生が言ってました。そのあと吐きまくったりするらしいです。
大丈夫そうなので、帰宅。

帰ってからも普通に遊ぶし、食欲も変わらずで、無事に就寝時間。

今朝もいつものとおり元気に起きて、もぐもぐご飯も食べて。

ただいま、羊さんと格闘中。



無事にワクチン接種を終えました。
ワクチンのことでいろいろ相談やアドバイスをくださったみなさん。
心配してくれたおともだち。
ありがとう~

そそ。
現在の病院の先生。ワクチン接種でも、丁寧に触診したの。
内臓から関節、口の中までチェックしてくれました。
以前の獣医さんは「元気ですか。いつもとかわりないですか」って聞くだけで。
「はい、かわりないです」って答えたら即注射、だったから
なんか感心した~
それと。なにも言わずにおしりの辺りに注射してくれたのも、感心したし、うれしかったのです
注射。肩甲骨の辺りに打つ獣医さんが多いと思いますが。
ある講義のとき獣医さんから聞いたことあるのです。
「肩甲骨の辺りに打ち続けると、そのあたりが固まってきて腫瘍ができることもある。
だから獣医が肩甲骨辺りに注射をしようとしたら、おしりのほうにしてくださいと言うべき」と。
以前の獣医さんにその旨伝えても「そんなの、まれですよ」と言って聞いてくれなかったのです
だからね、今回なにも言わず、当たり前のようにおしりに打ったの見て、おおーって、ね

いろいろ迷ったりしたけど。病院替えてよかったな


今日は寒かった。雨も降ったし。

また明日から元気にお散歩に行くよ。

ね、ゆうらさん


ではまた~





連休は連日病院

2014-11-04 | 免疫介在性疾患(リウマチ IBD・・・・)
ゆうら> なんだか今日は車が多いよん


ゆうらさん地方、昨日は「湘南国際マラソン」の日。
湘南の海沿いの道路134号はマラソン使用のため全面通行止め。
なので通れる国道が渋滞。渋滞を避ける車がゆうらさんのお散歩コースに流れてきて、
いつものようにのんびりお散歩していられなかった。
なので車が来ない川沿いの狭い道を行く。
ふとみたら。
JRの土手がなんとなく紅葉。

三日前も歩いたのに、ぜんぜん気がつかなかったわ。


さて。
昨日おととい、連日で動物病院に行きました。
土曜日の昼間、なんとなくゆうらさんのトイレの回数が多いなぁと思ってた。
夜。なんと30分にいちど、トイレに行くようになった
尿はきちんとした量が出てるし、血が混じってる感じはないけど。
これは膀胱炎ではないかと
翌日、即病院、尿検査。
血液は混じっていない、結石もマイナス。
ただPHの数値が少し高い。8。
膀胱炎でしょうね、でも軽症ってとこ。
とりあえず一般的な膀胱炎に効く抗生剤を一週間飲む。
そして再び尿検査をしてPHが下がっていなかったら、細菌の種類を確定する検査をして抗生剤を替えて
アプローチするということになった。
水分もたくさん取って、膀胱内の細菌を外にだすようにすることも。
30分に1度の頻尿はなくなったけど。
水分もたくさん摂っていることもあって、まだまだいつもにくらべて頻尿です。
次の検査で異常なしになりますように。


そして昨日はかーちゃんだけで病院へ。
ワクチンのことで気になることがあったので、先日院長先生にメールしたら。
「会ってお話しましょう」とのお返事が来た。
「外来の日だとゆっくり話せないから」と、院長先生の外来がない、手術や入院患者のケアのみの日に
時間を作ってくれたのです。ありがたいです。それが昨日。


免疫介在性疾患とワクチンのこと。
ゆうらさんのワクチン接種のこと。
接種するにあたっての段取り。
接種後の態勢。
話し合いました。
ステロイドの話も聞けました。
それから。
院長先生が不在の日のゆうらさんの担当医も決めました。
今までは行くたびに違う先生が診てくださってたんだけど。
やはり毎回同じ先生に診てもらいたい。
ゆうらの経過を把握しているしている先生に診てもらって、院長先生と連携してほしいと思ったんです。
すべての先生にあたり、診察やゆうらさんに対する接し方、私たちへの説明等の接し方、気持ちが合う先生。
見つけたので指名させてもらいました。
院長先生も了解されたので、これからは院長、M先生、T先生の連携治療になりました。
これでひとまず安心。

ゆうらさん、ものすごくよく病気のコントロールができているそうです。
「健康な犬とかわりなく、普通に暮らして大丈夫。ミュウママさんも気持ちを楽に持ってね」
と言われました。うれしいことです。
でもこころの隅には病気のこと、置いておかなくてはいけません。
免疫介在性疾患。かーちゃんはまだよく理解できてない部分があります。
そんなことを話したら、かーちゃんでも読んでわかるような、学会の論文や文献をコピーして、
近日中に送ってくださることに。
読むよ、読む~

「また何かあったらいつでも連絡してね。M先生やT先生が言ったことで疑問が出たときも遠慮しないで連絡してね」
いつものように元気で笑顔の院長先生でした。
かーちゃん、元気をもらいました
先生は技術だけじゃないね。飼い主の心のケアもできてこそ、よい治療のできるお医者さんなんだと思います。
院長先生、お忙しいのに、ありがとうございました

とりあえず。
まずは膀胱炎をきっちり治しましょう


ささ。今日もよいお天気みたいです
主婦のみなさん、洗濯、お布団干し日和ですよ~。

もちろん、お散歩もね



ではまた




定期血液検査

2014-10-13 | 免疫介在性疾患(リウマチ IBD・・・・)
昨日、ゆうらさんは病院に定期血液検査に行ってきました
日曜日で、午後は院内セミナーのために臨時休診。
そして今月は院長先生がいる日が少ないことも重なって、超混み
診察が始まる40分前に病院に着いたのに、すでに6番目。
待合室で待っていると、バックヤードで元気にてきぱきと指示する院長先生の声が聞こえて来ました
口調は決して上からではなくて、スタッフさんにも優しい配慮があるように感じられました。
ときどきは笑い声も聞こえたりして。良い雰囲気だと思いました。
飼い主の知らない、見えないところでの病院の雰囲気って大事だと思うのです。
かいま見れて、聞けてよかったな

相変わらず院長先生の患犬さんは、ヘルニア系のワンコさんが多い。
昨日も、レントゲンを何枚も抱えて都内から来た飼い主さんを初め、問題の大きなワンコさんばかり。
診察に時間がかかる患犬さんに院長先生の時間を譲ることにし。
ゆうらさんは別の獣医さんに検査をしていただきました。
元気だし、血検だけだし。
院長先生以外の先生方もみなさん丁寧で、よい先生ばかりなので不安はありません。

結果は、まったく問題なし~
肝臓なんて、ステロイド飲んでるのに前より数値が良かったりして。
「はなまる印の、拍手したいほどの良い数値」そうです。
よかったわぁ
現状維持しましょうとのこと。
ステロイドは4日に1回1錠を続けます。

ただ、やはり右後ろ足の膝関節が緩いみたいです
小型犬には多いらしいです。
今のところは外れても自分で治せちゃうくらいの緩み。
お散歩を多くしたり、少し長くしたりして、運動で筋肉をつけましょうとのこと。
筋肉を強くするにはタンパク質なんだけど。
理論上はそうなんだけど、タンパク質をたくさん摂取すれば強くなるってわけにはいかず。
それに、タンパク質を分解するときにアレルギーを起こしやすいらしい。
免疫の病気の子はアレルギー起こすのはよくない。
やはり運動で筋肉をつけることがよいとのことでした。
ついつい、また膝がはずれちゃうんじゃないかと思うと、散歩の量も無難にしちゃったりしてたけど。
最近ちびっと太ったこともあるから
歩こう

ワクチンと狂犬病予防注射のことも相談しました。
免疫の病気になってから初めてワクチンと狂犬病予防を打つことになります。
ワクチンは毎年11月に打っています。
打つことも不安。抗体を入れることで免疫機能が誤作動してしまわないかと。
でも打たないことも不安。
免疫の機能が正常でない、低下しているから感染症にかかりやすいわけです。
ゆうらさんは普通にいろんなところにお散歩に行きます。
感染症はどこにでも潜んでいます。
やはり接種すべきでしょうね。
ワクチンを打ったから100%感染症にならないわけではありません。
が、打っておけば万が一感染しても軽くすむ可能性は高いのです。

打つときは万全の態勢をとるということになりました。
体調がすこぶるよいとき。血検して体内の様子も調べてから。
そしてアナフィラキシーも考えて、打ったあとしばらく病院に待機する。
異常が起きたときの対処方法など。
いろいろ話し合って決めました。
そして、院長先生のいる日、院長先生の診察、意見も聞いてから打つこととしました。

狂犬病予防注射は毎年12月に打っていましたけど。
ワクチンに続けて打つのはやめて、来年の春以降に打つ予定にしました。
狂犬病が春、ワクチンが秋のサイクルを作るにもよい機会です。

ワクチンに対しては賛否両論、いろんな意見もあるでしょう。
毎年打つことはない、3年に1度で十分とか。
でも3年の間、抗体が正しく効果を発揮できる力を維持できているという確実な証拠や、結果はありません。
だから毎年打つのがよい、とか、ね。
きっとゆうらさんがワクチンを打つことのこの記事にも、くいついてくるひと、いるだろうな

免疫介在性疾患のことよく知らないひとに、いろいろわかったようなこと言われるの、お断りします。
同じ病気を持つ飼い主さんなら、接種することへの私や家族の葛藤、わかってもらえると思います。


とにかく。
ゆうらさん、元気です
ゆうらさんが元気なら、かーちゃんも元気でいられます
次の定期検査まで維持しましょう。
いやいや、その先もずっとずっとね


また台風が来ますね。
全国のお友達のみなさん、気をつけてね。
無事になにごともなく、通り過ぎますように。

ゆうら> げんきに あるくよんっ♪


ではまた