最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

●緊急警告

2010-05-30 10:10:24 | 日記
【緊急・警告】Emergent Warning

(韓国に迎合しすぎるな!)
(Keep 20% Nihilism)

Concerning the patrol ship bombing
the Korean peninsula is now under
hairtrigger condition.

+++++++++++++++++++++

哨戒艦爆破事件に関し、朝鮮半島が一触即発
の状態になった。
魚雷で爆破したのは、紛れもなく北朝鮮。
その北朝鮮は、最期の悪あがきを繰り返している。

が、それはそれ。
一方、日本は日本。

日本の鳩山首相は、韓国まで出かけて行って、
つぎのように述べている。
「許し難い行為」と。

ヤフーNEWSの記事をそのまま紹介させて
もらう。

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*************以下、ヤフーNEW**************

……鳩山由紀夫首相は29日、韓国・済州島内のホテルで、李明博大統領と会談した。首相は、北朝鮮による韓国哨戒艦沈没事件を「許し難い行為」と非難し、韓国支持の立場を強調。大統領は、北朝鮮に対する日本の独自の追加制裁措置に謝意を伝えた。また、大統領は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題に関する日米合意についても高く評価した。

 哨戒艦事件について、大統領は「北朝鮮に対して日本が単独の(制裁)措置を迅速に講じたことは今後、国際社会で協力を図っていく中で、非常に大きな意義があった」と評価。首相は「日本は国際社会とともに北朝鮮を強く非難しており、韓国を強く支持している」と応じた。

*************以上、ヤフーNEW**************

 このままの状況で進めば、現時点では、戦争は必死!

(韓国:心理戦のための拡声器設置)→(北朝鮮:拡声器撃破とケソン工業団地への交通路遮断)→(北朝鮮:韓国人労働者の帰国阻止)→(韓国:人質救出作戦のための武力行使)→……、と。

●日本の工作員

 かねてから北朝鮮は、繰り返し、日本攻撃を公言している。
相手が日本なら、北朝鮮にしても、大義名分が立つ。
その日本が、韓国と北朝鮮が交戦状態になったとき、無事ですむはずがない。
これは憶測でも何でもない。
韓国のある軍事評論家は、「つぎの攻撃は、(反撃能力をもたない)日本」と言明している。
が、北朝鮮だって、そこまでバカではない。
「攻撃」イコール、テロ活動ということになる。

 忘れていけないのは、この日本にはすでに、100人以上の工作員が侵入していること(公安当局)。
実際の数は、その10倍以上とも言われている。
こうした工作員が、朝鮮半島の動乱に乗じて、日本国内で後方かく乱戦術に出ることは、目に見えている。
「確実」と断言してもよい。
新幹線の爆破、航空機の爆破程度では、すまないだろう。

●姑息な小細工

 ゆいいつの救いは、北朝鮮の指導者に、そこまでの度胸がないこと。
韓国へ亡命した、ファン氏もそう述べている。
今の今も、姑息な小細工を繰り返している。
が、油断は禁物。
追い詰めすぎると、何をするかわからない。
『窮鼠、猫をもかむ』とかいう。

 そのとき、日本があぶない!
わかるか?
日本があぶない!

 この場に及んで日本は韓国に急接近しているが、いい子ぶるのはやめよう。
お人好しはやめよう。
韓国は今も昔も、そして将来も韓国。
たまたま今は、北朝鮮という共通の大問題をかかえているから、こうして会談を繰り返す。
しかしそれが終われば、韓国は、またもとの韓国に戻る。

●20%のニヒリズム

 10%では少ないかもしれない。
50%では、無責任と呼ばれる。
だから20%!

 日本は、日本のために、20%のニヒリズムをしっかりともつ。
韓国はたいへんな状態に置かれている。
それはよくわかる。
しかしその「種」を蒔いたのは、韓国。
韓国の前政権。
さんざん日本をカヤの外に置きながら、好き勝手なことをした。
わかりやすく言えば、今の北朝鮮を、大増上慢にしたのは、ほかならぬ韓国である。
はっきり言えば、朝鮮半島の動乱について、日本がそこまで肩入れしなければならない理由はない。

●最悪の反日国家

 敗戦まではともあれ、戦後、日本は一貫して、韓国を援助してきた。
「屋台骨を1本も、2本も抜くような」(某外交官)援助をしてきた。
が、それで韓国は変わったわけではない。

 一方、北朝鮮にしても、そうだ。
当時のK外務大臣は、「これで北朝鮮が動かなければ、私が責任を取る」などと、大見得を切って、何と120万トンもの米を無償で与えた。
が、北朝鮮は、何も動かなかった。
K外務大臣は、何も責任を取らなかった。

 で、韓国の政権は、その後も、竹島問題を見てもわかるように、きわめて反日的な政策を繰り返した。
日本にとっては、「許し難い行為」(鳩山首相)である。
韓国最大の揚陸艦の名前は、ズバリ『独島(たけしま)』。
ほんの1年前まで、韓国は、日本にとって「最悪の反日国家」と位置づけられていた(某誌)。
こうした流れが、この先、大きく変わるとは思わない。
つまり結局は裏切られ、またまた傷つくのは、この日本!

●丸裸

 日本は日本の国益と安全、それに平和を最優先に考える。
理由がある。
つまり日本は、丸裸!
まったくの丸裸!

 都市部においてですら、シェルターひとつ用意されていない。
核シェルターなど、さらに、ない。
国民の大半は、銃の扱い方すら、知らない。
こんな状態で、仮にノドン一発でも、東京都に撃ち込まれたら、この日本は、どうなる?
(もちろんそれで北朝鮮も最期を迎えるが……。)
化学兵器にせよ、生物兵器にせよ、1発で20万人の死傷者が出ると言われている。
その準備さえ、していない。

●アメリカは甘くない

 またまた日本は、戦後最大の危機を迎えつつある。
が、このノー天気ぶりは、いったい、どうしたものか?
どこから来るのか?
みな、何ごともないかのように、平然としている?
朝鮮半島の動乱だからと決めつけすぎている?
それともアメリカが何とかしてくれると、過信しすぎている?

 残念ながら、答は「ノー」。

 北朝鮮の思考回路は、私たち日本人の常識を、はるかに逸脱している。
またアメリカにしても、そんな甘い国ではない。
先の第一次イラク湾岸戦争のときだけでも、日本は、1兆円もの戦費を負担している。
現金で、だ。
今度戦争が起きたら、1兆円ではすまない。
10~20兆円は、ふっかけてくる。

●私なら……

 日本よ、テロ活動に対する準備は始めているのか?
私が首相なら、緊急対策本部を設置し、今すぐその準備に取りかかる。
日本中に、韓国並みの厳戒態勢を敷く。
また今は、それをして当然の時期である。

 私は日本の鳩山首相が何を考えているか、さっぱり理解できない。
向こうが頭をさげて日本に来るのなら、まだ話もわかる。
が、何もこちらから頭をさげて行って話すような内容ではない。
まず、日本を守る。
それが日本の首相の使命ではないのか。

 ……ではどうするか?

 私たちの命は、私たち自身で守るしかない。
朝鮮半島で動乱が勃発したら、私たちは、私たちの命は、私たち自身で守るしかない。
テロリストたちは、今の今も、この瞬間において、すでにその準備活動に入っている。
そのための工作員である。
どこがどう狙われるかは、金xxの思考回路に自分を置いてみれば、わかるはず。

 私なら、その日は、新幹線には乗らない。
飛行機にも乗らない。
人の集まるところには、いかない。
もちろん米軍基地には、近寄らない。
(2010年5月30日記)


Hiroshi Hayashi+教育評論++May.2010++幼児教育+はやし浩司

●研修会

2010-05-30 07:29:32 | 日記
●空の巣症候群

+++++++++++++++++

60歳という年齢は、男性にとっても、
女性にとっても、たいへんな節目である。
この年齢前後に、多くの男性は仕事を離れ、
家庭に入る。
仕事をつづける人もいるが、現役時代の
ようなわけにはいかない。
量的にも、時間的にも、ぐんと減少する。
当然、収入も減少する。

一方、この年齢前後に、子どもたちは、
親の手を離れ、巣立っていく。
それまで「お父さん、お母さん……」と
近くにいた子どもが、そのままどこかへ
行ってしまう。
結婚すれば、なおさら。
家の中……というより、心の中に、ポッカリと
穴があく。

無気力感と脱力感。
それに空虚感。
中には、それが高じて絶望感すら覚える人もいる。
仕事一筋で生きてきた人ほど、その症状は重い。
子育て一筋で生きてきた人ほど、その症状は重い。

そうした症状を総称して、「空の巣症候群」という。

ある男性は、こう言った。
「退職と同時に、何もやる気が起きなくなってしまった」と。
またある女性は、こう言った。
「私の人生は、何だったの!」と。

男性が家庭に戻ったとき、歓迎されるとはかぎらない。
そのまま粗大ゴミとなるケースも少なくない。
それまで家庭を守ってきた(?)女が、外へ出る
ケースも少なくない。
「うちのダンナな家の中で、ゴロゴロしているだけ。
いっしょにいると、息が詰まる」と。

また子どもが巣立ちが原因となって、それが夫婦の関係が
ギクシャクすることもある。
間に、キレツが走ることもある。
ある男性はこう言った。
「息子が出て行ったとき、それまで夫婦をつないでいた
絆(きずな)が切れたような感じがしました」と。

『子はかすがい』とは、よく言う。
子どもが、夫婦の接着剤となっているケースは多い。
ほとんどが、そうではないか。
その子ども、つまり接着剤がなくなれば、当然、
夫婦の間に、すきま風が吹くようになる。

砂をかむような味気ない日々。
目標を見失って、フラフラと漂うような日々。
そこにいつものような時間があるはずなのに、
どれも色あせて見える。
輝きもない。

『空の巣症候群』がこじれて、離婚問題に発展する
ケースも少なくない。
男性にとっても、女性にとっても、この節目で人生の
一大転機を迎える。

が、転機といっても、先のある転機ではない。
その先に見えるのは、先細りの、暗いトンネル。
さんさんと輝く未来など、どこをさがしてもない。
が、それでも自分の体にムチを打って、仕事に行く。
「仕事」と言えるような仕事ではない。
「サラリーマン生活など、もうこりごり」と。
しかし、それしかすることがない。
……それしか、できない。
大きなビルの裏手に立って、車の交通整理をする。
ビルやマンションの管理人になったりする。

遊ぶといっても、余分なお金など、どこにもない。
仲間を連れ立って、安いバス旅行に行く。
それが精一杯。
ワイワイ騒いで、うっぷんを張らす。
しかし家に帰ってみても、そこにはだれもいない。
電気をつけて、冷めたご飯に、お茶をかけて口に運ぶ。

中には……ほどんどの男性と女性が、そうかもしれないが、
「それでも……」と思って、歯を食いしばる。
歯を食いしばって、立ち上がる。
かきむしるようにして、草の中から、小さな夢と
希望をさがす。
しがみつく。
『空の巣症候群』という症候群は、そうした一連の
症状を総称したもの。
言葉では理解できるかもしれない。
しかしその中身は、空の巣の中に身を落としたもの
でないと、わからない。

++++++++++++++++++++

●ではどうするか

 60歳なら60歳でよい。
多少の前後はあるかもしれない。
しかしその年齢を、第二の転機とするなら、その準備は、50歳のときから始めたらよい。
40歳でも早すぎるということは、ない。
そのころ収入にしてもピークを迎え、以後、下り坂へと向かう。
準備もなしに60歳を迎えると、ほとんどの人はまちがいなく、空の巣症候群に陥る。
この問題は、「どうすればいいか」ではなく、「どう予防したらいいか」、
そういう問題である。

 で、もしあなたが50歳なら、(40歳でもよいが)、自分が(すべきこと)の基礎を作る。
(したいこと)ではない。
(すべきこと)である。
それを発見するだけでもよい。
あとは、それを少しずつ、育てていく。

●子育ての「限界」

 この時期、子育てに埋没する人もいる。
子育てに生きがいを見出し、「子育てこそ、私のすべて」と言う人もいる。
が、子育ては、けっして(生きがい)にはならない。
またしてはいけない。
そこに100%、自分を注入してはいけない。
100%、注入すればするほど、やがていつか子どもは、それを負担に思うようになる。
あるいはあなた自身が、子どもの望まない行動に出ることもある。
それが親子の間を、かえって遠ざけてしまう。

 今、若い人たちは、ささいなことを理由にし、またそれにこじつけて、親を見捨てていく。
ある男(=父親)は、自分の父母が、自分の子どもの運動会に来なかったという理由だけで、「親子の縁」(?)を切っている。
それまでに、いろいろあったのかもしれない。
そのときそれが爆発したのかもしれない。
どうであるにせよ、その結果、一方的に傷つくのは、いつも親の方ということになる。

●子離れの完成

 親は親で、できるだけ早い時期に子離れを完成させる。
わかりやすく言えば、子どもへの依存心を捨て去る。
子どもへの甘い期待と決別する。
そしてここが重要だが、「限度」(バートランド・ラッセル)をしっかりとわきまえる。
その時期には、個人差があり、家庭の状況によってもちがうだろう。
しかし早ければ、子どもが中学生になること。
遅くとも大学生になるころ。
そのころまでの完成させる。

 バートランド・ラッセルは、こう書き残している。

『私たちは子どもに対して、必要なことはする。
しかし限度を超えてはいけない。
その限度をわきまえている親子のみが、真の家族の喜びを与えられる』と。

●老後

 あとは自分の人生を考える。
自分の(命)を考える。
さらに具体的には、自分の老後を考える。
が、若い父親や母親には、それがわからない。
目が(下=子ども)のほうばかり向いている。
下ばかり向いているから、自分の顔にシワがふえ、体がたるんでいくことに気がつかない。

 しかし……。
子どもが巣立ったその瞬間、そこにドカッと待っているのは、老後。
そんなことは簡単な足し算をしてみれば、だれにでもわかること。
現在のあなたの年齢に、子どもが巣立つまでの年齢を足してみればよい。
それが現実ということになる。

●統合性

 話を戻す。

 何度も書いてきたが、老後の生きがいは、「統合性」によって決まる。
(すべきこと)と(現実にしていること)を一致させる。
それが「統合性」。

 いろいろな条件が、ある。
(すべきこと)は、無私、無欲でなければならない。
功利、打算が入ったとたん、統合性は霧散する。

 ある男性は、無料の植物観察会を開いていた。
毎月1回の観察会である。
参加者の数は、その日によってちがう。
雨の日になると、ときにゼロになることもある。
しかしその男性は、その場に行って、参加者が集まるのを待つ。
で、しばらく待って、だれもこないとわかると、そのまま帰っていく。

 その男性というのは、元理科教師。
年齢は80歳くらいと聞いた。
それを「統合性」という。

++++++++++++++++++

空の巣症候群と統合性について書いた
原稿を、さがしてみる。
日付は、2009年の11月となっている。

++++++++++++++++++

●ヒマ(暇)論

++++++++++++++++++

「どうやって1日を 過ごそうか?」
……それを考えるのも、苦痛。
ヒマなときというのは、そういうもの。
もちろんヒマであることも、苦痛。

こういうのを ぜいたくな 悩みという。
しかし 世の中には、そういう
恵まれた人(?)も いる。

「毎日、ヒマでヒマで、どうしようもない」と。

++++++++++++++++++

●「ヒマでヒマで……」

 M氏は、今年65歳になる。
息子と娘がいたが、今は 2人とも、遠くに住んでいる。
私はどこか知らないが、M氏は、そう言った。

 公務員を退職し、つい数か月前まで、郊外の公共施設で 働いていた。
週3日だけの 勤務だった。
が、そこも退職。
今は、悠々自適の隠居生活。
親の代からの 財産も ある。
そのM氏が、こう言った。

 「毎日、ヒマでヒマで、どうしようもない」と。
「朝起きて考えること言えば、今日、1日を どうやって 過ごそうかということです」と。

●気がヘンになる

 M氏は、こう言った。
「日中は まだ何とかなります。
草を買ったり、バイクを直したりします。
問題は、夕食後です。
昨夜も、2時間も 音楽を聴いて、ぼんやりとしていました」と。

 で、私にこう聞いた。
「林さんは、どうしていますか?」と。

 たまたまその前日、私は友人への クリスマス・カードを 作っていた。
今年は、手作りカードに 挑戦している。
色紙に 写真や絵を張りつけ、それを 本のように仕立てる。

「ぼくもねエ、ヒマだと気がヘンになってしまいます。
だからいつも 何かをしています」と。

●生きがい

 M氏には話さなかったが、私のヒマつぶしといえば、インターネット。
ヒマなときは、まずパソコンに 電源を入れる。
とたん、したいこと、すべきことが、ドカッと、目の前に広がる。
趣味でもある。
道楽でもある。
が、それ以上に、今は、それが生きがいになっている。

 文章を書くために、本や雑誌を読んだりする。
マガジンを発行するために、写真を撮ったりする。
HPの更新も、そのつど しなければならない。

 やりたいこと、やるべきことが、あまりにも多い。
ヒマだとか、そんなことを言っている ヒマもない。
が、時として、ヒマになることがある。

●貧乏症

 私のばあいは、軽いパニック障害がある。
少し前までは、「不安神経症」と言った。
簡単に言えば、「貧乏症」。
いつも何かに 追い立てられているような感じがする。
乳幼児期の 不全な家庭環境が、原因と考えている。

 だからヒマであること自体が、苦痛。
何かをしていないと、気がすまない。
いつも、何かを している。

 そういう私の反対側にいるのが、無気力な人。
燃え尽き症候群とか、荷降ろし症候群とかいう。
私の年代には、「空の巣症候群」というのも ある。
子育ても終わり、子どもたちが巣立ってしまうと、とたんに 無気力状態になる。

 が、M氏のばあいは、少しちがうようだ。
「やりたいことは あるはずなのに、それが わからない」と。

●自己の統合性

 青年期には、「自己の同一性」という問題がある。
同じように、退職後には、「自己の統合性」という問題がある。
(やるべきこと)をもち、現実に、(それをする)。
これを「統合性」という。

 この構築に失敗すると、老後は、あわれで みじめなものになる。
M氏が そうだというのではない。
M氏はMしなりに、今のような老後を 夢見ながら、がんばって生きてきた。
しかし実際、それを手にすると、「何をしてよいか、わからない」、となる。

 孤独であるのも いやなこと。
老後になっても、息子や娘のことで、心配の種が尽きない人もいる。
それも いやなこと。
そういう人たちから見ると、M氏の置かれた立場は、うらやましいとなる。
先に「ぜいたくな悩み」と書いたのは、そういう意味。

●「だから、それが どうしたの?」

 そこでM氏が 見せてくれたのは、「太平洋一周、船の旅」という、パンフレット。
1人、150万円前後で、太平洋一周の旅ができるという。
行程は、日本→ハワイ→サンフランシスコ→ニュージーランド→オーストラリア
→東南アジア→中国→日本。

40日間の旅だという。

 「で、それに参加しようかどうかで、迷っている」と。

 私もときどき そうした旅行を考える。
が、そのまま シャボン玉のアワのように消えてしまう。

私のばあい、そういう旅行が、こわくて できない。
帰ってきたときの 虚しさを 想像するだけで、ゾッとする。
かえって虚脱感に襲われる……と思う。

 つまりそうした旅行には、「だから、それが どうしたの」と、そのあとに
つづくものがない。
たとえばそれぞれの国の 教育事情を調べるとか、そういうことなら楽しい。
あるいは私自身が 子どもたちを連れて、何かの指導をするというのでもよい。

 しかし帰ってきたとき、「ただいま!」だけでは、あまりにも さみしい。
一時的に ヒマをつぶすことは できても、そのあと、もっと大きなヒマが 
襲ってくる。
それに耐える自信が、私には、ない。

●老人観察

 老後には いろいろな問題がある。
しかし「ヒマ(暇)」について 考えたことはない。
M氏の話を聞きながら、「そういう問題もあったのか」と、驚いた。

 で、さっそく、あちこちの 老人観察を始めた。
「みんな、どうして いるのだろう?」と。

 もちろん 旅行を繰り返している人も いる。
趣味ざんまいの人も いる。
スポーツをしたり、孫の世話をしている人もいる。
人によって、みなちがう。

 が、こういうことは 言える。
人間というのは 勝手なもの。
忙しいときには、休みが来るのを、何よりも楽しみにする。
が、休みになったとたん、何をしてよいかわからず、ヒマをもてあます。
人生を「曜日」にたとえるなら、月曜日から土曜日までが、仕事。
日曜日が、つまり退職後ということになる。

 毎日が日曜日!

 しかし、これも考えもの。

●私のばあい

 で、私のばあいは、1、2年前に、ひとつの結論を すでに出した。
「私は 死ぬまで、現役で働く」と。
「過去は振り返らない。
前だけを見て、働く」と。

 わかりやすく言えば、身のまわりに、「ヒマ」を作らない。
そういう私の人生を 横から見ながら、「かわいそうなヤツ」と思う人もいる
かもしれない。
自分でも、それがよくわかっている。

 しかし いまだに(やるべきこと)が、何であるか、それがよくわからない。
統合性の確立があやふやなまま、今の仕事をやめてしまったら、それこそ 
たいへんなことになる。

 そのままボケ老人に向かって、まっしぐら!

 ただ幸いなことに、先にも書いたように、私にはまだ、やりたいことが
山のようにある。
どこから手をつけてよいのか、わからなくなることもある。

 で、今は、とりあえずは、新しいパソコンがほしい。
超高性能の、WINDOW7搭載の64ビット・マシン。
今夜も、ワイフに、それをねだったばかり。

 誤解がないように言っておくが、パソコンというのは、電気製品ではない。
買ったあとも、実際、使えるようになるまでに、いろいろな作業がつづく。
その作業が、楽しい。
だから買うとしても、長い休暇の前。

 ……ということで、改めて、究極の選択。

(1) 一生、ヒマで遊んで暮らす。
(2) 一生、仕事で、死ぬ寸前まで働く。

 どちらかを選べと言われたら、私は、迷わず、後者の(2)を選ぶ。
(すでに選んでいるが……。)

 M氏の話を聞いて、ますます強く、そう思うようになった。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 空の巣症候群 荷下ろし症候群 老後の統合性 統合性の確立 老後の生きがい)


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●研修会

2010-05-30 07:27:24 | 日記
【K市家庭教育学級研修会での講話】
2010年5月29日 (はやし浩司)

●K市で、研修会で話しました。
「子どもの見方、考え方」という題で話しました。
そのときの様子を、自分のビデオカメラで撮影してみました。

(1)前半(総論)
(2)後半(各論)……過干渉、過保護、溺愛、です。

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(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 子育て自由論 過干渉 過保護 溺愛 湖西市 講演会 研修会)


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