最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

●5歳児のリズムとテンポ(50分間、レッスンにひきつけておくために)

2011-04-30 22:22:20 | 日記
【5歳児を、50分間、ひきつける】

++++++++++++++++++

5歳の幼児を、50分間、レッスンに
ひきつけておくのは、容易なことでは
ありません。

リズムと速いテンポが必要です。
それがないと、幼児は、レッスンに
すぐあきてしまいます。

5歳の幼児には、どれくらいのリズムと、
テンポが必要か。
(もちろん個人差もありますが……。)
それをこのビデオを通して、理解して
くださればうれしいです。

テーマは、「あいさつ」。
ついで発語指導+知恵遊びもしました。

なおレッスンのあと、それぞれの
幼児の頭に触ってみました。
みな、頭がたいへん熱くなっていました。
脳の活動を、全開にしたためです、ね。
みんな、よくがんばりました。

はやし浩司 2011-04-29

浜松 BW教室 by はやし浩司

++++++++++++++++++

(1)

<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/i91G2euCMuI?hl=ja&amp;fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/i91G2euCMuI?hl=ja&amp;fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object>

(2)

<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/lV7f7X7-wjU?hl=ja&amp;fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/lV7f7X7-wjU?hl=ja&amp;fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object>

(3)

<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/1ZxjZudRJQA?hl=ja&amp;fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/1ZxjZudRJQA?hl=ja&amp;fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object>

(4)

<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/fBwbYHLGWrI?hl=ja&amp;fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/fBwbYHLGWrI?hl=ja&amp;fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object>



Hiroshi Hayashi+++++++April. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●オバチャンのおしゃべり

2011-04-30 12:59:07 | 日記
●旅行と文化性

●観光バスによるバス旅行

 おとといG県のG温泉に行ってきた。
日帰り入浴というコースだった。
久しぶりのバス旅行。
「たまにはいいだろう」と思って出かけた、
が、これが、とんでもない、まちがいだった。

で、改めて、結論。
「二度と、バス旅行はしない!」。

 たいてい数組、うるさいオバチャンたちが乗り合わせている。
そういうオバチャンが、ギャーギャー、ワハハハと、騒ぐ。
バカ笑い。
バカ話。
おまけに座席は狭く、一度座ったら、身動きもままならない。
レベルが、40年前のまま。
50年前のまま。
「レベル」というのは、観光バス自体がもつ「旅行」のレベルをいう。
今時、アジアの国々でも、こんなひどいバスに乗せる(乗せるというより、
詰め込む)国は、そうはない。

 加えて、あのおしゃべり。
電車やバスの中で、大声でしゃべるのは、(しゃべってもいいと考えているのは)、
日本人ぐらいなもの。
が、それだけではない。
たまたまおとといは、「ガイド」ではなく、「添乗員」。
まだよかった。

ガイドのバカ話ほど、苦痛なものはない。
見るからに底の浅いガイドが、バラエティ番組そのままの、
意味のない話を、間断なく、しゃべりつづける。

「……全国イチのみやげものと言えば……」
「……ほら、あのxxさん。タレントのxxさん。あのxxさんも立ち寄った
という店が、あの店です……」と。

 で、「旅行」とは名ばかり。
窮屈な思いをさせられ、騒音に耳をふさぎ、おまけに弁当屋の弁当よりまずい
ランチ。
旅行に行った……というよりは、半日、拘置所かどこかに留置されたような気分。
寄りたくもないみやげもの屋に停まる。
そのたびに、「あれを買え」「これを買え」と迫られる。
だから、あえてこう言う。
「二度と、観光バスには乗らない!」と。
息抜きのつもりで行った旅行だったが、かえって疲れがたまってしまった。

(1) いまどき、バスガイドなど、不要。(飛行機にガイドはいないぞ!)
(2) 添乗員も「口」ではなく、「体」を動かせ。
(3) 座席を広くし、間を広くせよ。(日本人も、大きくなったぞ!)
(4) 大声でおしゃべりしている連中を、注意せよ。

 そんなわけで、今日になって疲れがどっと出た。
昨夜は8時間も眠ったのに、まだ眠い。

●旅行
 
 「おしゃべりが楽しいから、旅行に行く」という人もいる。
それはそうかもしれない。
しかし少しはほかの客の迷惑も考えてほしい。
携帯電話ですら、「マナーモードに」と言っておきながら、おしゃべりだけは
野放しというのは、矛盾している。
どう考えても、矛盾している。
(そう言えば、通路をはさんだ隣の席の男性は、何度も携帯電話をかけていた!)

 で、「旅行」について、考える。

 旅行することは、脳みその働きを活性化させる。
ボケ防止によい。
転地療法という、治療法もある。
何か心の病をもった人に、効果的という。
それは事実。
が、その旅行にも、目的がある。
みな、何かの目的をもって、旅行に出かける。

 その目的にかなえば、それでよし。
そうでなければ、そうでない。
私は「のんびりと……」と考えていた。
が、それができなかった。

 ……ということで、バス旅行は、こりごり。

●オバチャンのおしゃべり

 最近の研究によれば、女性のばあい、右脳にも言語中枢があることが
わかってきた。
ふつう交通事故か何かで、左脳が損傷を受ければ、言語機能が影響を受ける。
が、女性のばあい、右脳がそれをカバーする。

 (そう言えば、女性で、呂律(ろれつ)が回らなくなったという人は、少ない?)

 が、それだけではない。
AD・HD児というと、男児に多いと言われているが、もちろん女児にも多い。
ただ女児のばあいは、多動性というよりも、多弁性が特徴的な症状となって
現れる。

よくしゃべる。
とにかく、よくしゃべる。
強く制しても、効果は一時的。
10秒も静かにしていられない。

私「黙っていなさい!」
子「黙っていればいいのね」
私「そうだ、口を閉じていなさい」
子「口を閉じるって、どういうこと?」
私「だから声を出さないように」
子「だって、息ができなくなる」
私「いいから、黙っていなさい」
子「何分くらい?」と。

 こういう会話が、永遠とつづく。

●3年前の原稿

 以前、女性のおしゃべりについて、書いた。
さがしてみたら、3年前の2009年に書いた原稿が見つかった。
それ以来、進歩なし。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●Bツアー(2009年、5月記)

++++++++++++++++++++++

地元に、E鉄道株式会社という運送会社がある。
そのE鉄道が、一方で、Bツアーという、観光旅行を
運営している。
値段も安く、良心的。
何よりもうれしいのは、目的地まで、そのまま私たちを
運んでくれること。
バスの中では、好き勝手なことができる。
もちろん居眠りもできる。
昨年は、そのBツアーを、月に2、3度、利用させてもらった。
今年に入ってからも、やはり月に2、3度、利用させてもらった。

++++++++++++++++++++++

が、この2か月ほど、Bツアーに参加していない。
「もうコリゴリ」「うんざり」というのが、その理由。
このあたりの言葉では、「往生こいた」という。
Bツアーに問題があるのではない。
(半分は、あるが……。)
うるさいの、なんのといって、オバチャンたちのおしゃべりほど、
うるさいものはない。
そのつど閉口している。

最後に東京の近くにあるI島へ行ってきたが、1組や2組なら
まだ何とかがまんできる。
しかしそんなかしましいオバチャンたちが、何組も乗り合わせたら……!
もう「旅」どころではなくなってしまう。
「我、負けず」とみなが、しゃべり始める。
競いあって、しゃべり始める。

ガチャガチャ、ギャーギャー、ゲラゲラ、ワハハハ……と。
まるで中学校か高校の同窓会のよう。

さらに運の悪いことに、そのときは、これまたレベルの低いバスガイド(失礼!)。
話す内容といえば、テレビのバラエティ番組のことばかり。

「あの店、ほら、あの店……。この前テレビを見ていたら、タレントの
あの○○さんが、行った店ですよ。○○さんは、おいしかったって、
言ってましたよ」とか何とか。
(○○なんて、タレント、知るか!)

で、うしろの席に座ったオバチャンたちは、往復、計4~5時間、
しゃべりっぱなし。
2度目に注意したら、逆に言い返されてしまった。

「私ら、おしゃべりが楽しみで、旅行に来ているもんねエ~」と。

ガイドもガイドだ。
一方で、「携帯電話はオフに……」と言っておきながら、自分はマイクを
使って、前列の人たちと個人的な話をする。
しかもマイクのボリュームは最大!

その旅行を最後に、ワイフとこう誓った。
「もう、こんな旅行はやめよう」と。
……ということで、それ以後は、Bツアーを利用するのはやめた。
もっぱら車や電車を利用している。

●昔はカラオケとタバコの煙

息子たちが子どものころも、ときどきBツアーを利用させてもらった。
そのころは、カラオケが定番。
喫煙は自由。
さらに当時は、バスに乗ると、自己紹介を強いられた。
「私は○○町から参加させてもらいました、▲▲です。
今日は、家族5人で参加させてもらいました」などなど。

私はカラオケもいやだったし、タバコの煙もいやだった。
自己紹介については、それほど抵抗はなかったが、今から振り返ると、バカげたことを
させられたものだと思う。

で、最近は、ガイドのバカ話とビデオ。
それにオバチャンたちのおしゃべり。
そのビデオだが、客の中には、自分でビデオをもってくる人もいる。
ガイドはそういう客を見ると、ホイホイと喜ぶようだが、ちょっと待て!
そのときも、YM興業(お笑いタレント養成学校)制作のビデオだった。
ああいうのを見て笑って喜ぶ人というのは、そのレベルのオバチャンだけ。
「何もこんなところまで持ってきて見ることはないだろ!」と思ったが、
多数決の結果、見るハメに……。

私は耳にイヤホンを詰めなおして、音楽を聴いていたが、あのときも最悪だった。
旅行というよりは、修行のようなもの。
世俗に慣れるための修行のようなもの。
そう思って、体を固めて、じっと我慢した。
つまりこういうことが重なって、もうコリゴリ、となった。

……と悪口(=愚痴)を書いてもしかたない。
実のところ、何度か、E鉄道会社には、メールを出した。
「滋賀県を通り過ぎるたびに、養老の滝の話。
今年だけで、もう10回以上、聞きました」と。

そのつどていねいな返事はもらっているが、改善された様子はなし。
だからもう出さない。
返事もいらない。

が、これはE鉄道会社だけの問題ではない。
私たち日本人がもつ文化性の問題である。
その文化性が高くならないかぎり、こうした問題は解決しない。
が、それには、10年単位の年月が必要である。

カラオケがなくなるのに、10年。
禁煙になるのに、10年。
みながやがて静かな旅行ができるようになるのに、さらに10年。
(あるいは20年、かかるかも?)

日本のレベルがどの程度かを知りたかったら、観光バスに乗ってみるとよい。
きっとよい修行になると思う。


Hiroshi Hayashi+++++++April. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●カリキュラムとは何か

2011-04-29 10:36:56 | 日記
●カリキュラムとは何か?

 日本の教育は、「系統」という言葉を重要視する。
しかし、系統とは何か?

 たとえば算数。
まず数字を教える。
数え方を教える。
つづいて足し算を教え、引き算を教える。
それがある程度できるようになったら、今度は、繰り上がりのある足し算を教える。
繰り下がりのある引き算を教える。

 これを「系統」という。
だからおもしろくない。
子どもの心を捕えない。

●系統は必要か?

 私は長い間、その「系統」を無視して、教えてきた。
「塾」という立場だからこそ、できる芸当である。
たとえば幼児クラス(幼稚園児対象)でも、正負の数、グラフ、小数、組み合わせ、
順列、かけ算、割り算などを教えている。
最近では筆算の仕方も教えた。
場合の数、確率まで教えた。
どれひとつをとっても、「幼児に?」と首をかしげる人も多いだろう。
しかし大切なのは、教え方。
子どもたちの学ぶ姿勢。

 一部は、ここに紹介しておくので、さらに興味のある人は、「はやし浩司のメインHP」
より、「BW公開教室」へと進んでみてほしい。
私の教え方がどういうものかは、子どもたちの笑い声が証明している。

★幼児に正負の数を教えてみる

<iframe width="480" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/ZcSkLPtYxQs" frameborder="0" allowfullscreen></iframe

★幼児に分数を教えてみる(1/4)2010年

<iframe width="480" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/GtOjKfxi1Yo" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

★幼児に小数を教えてみる

<iframe width="480" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/8UlJO3WttCA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

●カリキュラムとは何か

 日本の教育は総じて、どこかのエラーイ先生が組み立てた。
だからおもしろくない。
役に立たない。
そればかりか、子どもたちのもつ可能性、好奇心を、既成のカリキュラムがつぶして
しまっている。
英語教育を例にあげるまでもない。

 BE動詞に始まって、一般動詞。
進行形、過去形へとつづく(中1レベル)。
一方、欧米では、「役にたつ教育」を目標にしている。
アメリカの中学校では、「中古車の買い方」というテーマで、数学の授業に入る。
中古車の買い方を学ぶ内に、小数の計算、金利の計算などを学ぶ。

 そこでもう一度、カリキュラムとは何か、それを考えてみてほしい。
本当にそれが正しいものなのかどうかという視点でもよい。
たとえばスペインの小学校では、それぞれの子どもに、先生がひとつのテーマを与える。
「あなたはフランス革命について調べなさい」
「あなたはトラファルガーの戦いについて調べなさい」と。

子どもたちは1年をかけてそれを調べ、年度末には、みなの前でそれを発表する。
それがその子どもの成績として評価される。

 スペインだけではない。
総じて見れば、欧米の教育は、そういう流れの中にある。
が、この日本では、100年一律。
その枠(わく)から一歩も出られないでいる。
この愚かさ。
このバカ臭さ。

 みなさんも、今、みなさんがもっている「常識」というのを、一度
疑ってみたらどうだろうか。

 あのアインシュタインは、かつてこう言った。
「常識などというものは、その人が一八歳のときにもった偏見のかたまりである」と。
子どもの教育を考えるときは、時にその常識を疑ってみる。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 カリキュラム 偏見 常識という偏見)


Hiroshi Hayashi+++++++April. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●浜岡原子炉に思う(万全の安全策が講じられるまで、停止すべし)

++++++++++++++++++

福島第一原発事故のあと、浜松市の
近くにある、浜岡原子炉でも、緊急の
災害訓練が実施された(4月)。
内容は、非常用電源が停止し、原子炉の
冷却機能が停止したという状況を
想定したもの。
それに対して発電所側のした訓練というのは、
消防車を出動させ、放水するというもの。
私はこの分野では素人だが、その私ですら、
それを見て、笑ってしまった。
地元の中日新聞ですら、「緊張感がまるで
なかった」と酷評した。
つまり子どもだまし!

原子力発電所の事故が放水で防げる?
発想そのものが、バカげている。
がん細胞に、赤チンを塗るようなもの。
肺炎で熱を出して苦しんでいる人に、
水をかけるようなもの。
福島第一原発事故を見てもわかるように、
それでは訓練にならない。

放射性物質を含んだ水は、どうする?
爆発か何かがあって、飛び散ったがれきは
どうする?
高濃度の放射線を浴びた作業員は、どうする?
周辺地域の人たちを、どこへどのように
避難させる?
放射性物質の中和剤は用意できているのか。
遠隔操作のロボットは、用意できているのか。
医療態勢は整っているのか。
つまりそういった一連の訓練をして、はじめて、
「訓練」ということになる。

浜岡原子力発電所は、砂丘の上に立っている。
揺れがつづけば、液状化現象も心配される。
もちろん津波による被害も想定される。
原子力発電所側は、これから防波堤を高く
すると言っている。
ならばそれが完成するまで、原子炉を停止
すべきではないのか。
「安全だ」と主張するなら、つまり
それほどまでに安全なものなら、
名古屋市内に、原子力発電所を建設すれば
よい。
どうして中部電力の発電所が、浜岡にあり、
海のそばにあるのか。
「安全ではない」という不安があるから、
そうしているのではないのか。

浜岡から浜松市まで、40キロ足らず。
その浜松市は、この東海道地域では、
東京、名古屋につづく、第三の大都市。
人口は約80万人。
周辺部の都市を加えたら、軽く100万人を
超える。

浜岡原子炉は、今すぐ停止すべし。
万全の安全策が確保されるまで、停止すべし。

(補記)

ある関係者いわく、
「浜岡原子炉については、今すぐ廃炉にしたい。
しかしその方法がないから困っている」と。

原子炉というのは、作るのは簡単。
壊すのがむずかしい。
原子炉というのは、どうやら、そういうものらしい。

+++++++++++++++++++

●東京電力役員の報酬?

2011-04-28 12:46:31 | 日記
●他人の収入(東京電力社員のばあい)

【算数の問題】(小6レベル)

東京電力は25日、役員報酬の減額を発表した。会長、社長、副社長、常務取締役は、総報酬から50%減額。執行役員については同40%減額する。

東電は、会長、社長のほか、6人の副社長、9人の常務のほか、29人の執行役員、ほかに外部取締役や出向役員3人の49人体制。ほかに管理職、4000人がいる。

これによって、役員で7億5000万円、管理職で50億円、一般職で480億円。年間約540億円の人件費が圧縮される(以上、YahooNewsより)。

(問1)以上の事実から、会長、副社長、常務ほか、49人の平均年収を計算せよ。

(問2)管理職4000人の平均年収を計算せよ。ただし管理職は25%の減額とする。

++++++++++++++++++

『東京電力の会長以下、管理職の給料カットが発表された。
これについて、海江田万里経済産業相は28日の会見で、
東京電力が示した役員報酬の一律減額について、
「さらなるカットは当然」と述べた。監督官庁が役員報酬に
ついて触れるのは異例。この発言を受けた東電役員の対応
が注目される』(以上、YahooNewsより転載)と。

+++++++++++++++++

●計算

 問1も、問2も、方程式を使わなくても、計算できる。
(ただしここでは、計算を簡略化するため、執行役員の削減額も50%とする。)

50%を減額して、7億5000万円。
7億5000÷0.5=15億
15億÷49(人)=3061万円

役員の平均年収は、3061万円。

同様に管理職については、
50÷0・25=200
200(億)÷4000(人)=0・05(500万円)

管理職の平均年収は、500万円となる。

が、ここで?

同じくヤフー・newsによれば、「東電の一般職は組合員だけで3万1775人。
管理職約4000人を含めると約3万7000人となる。
一般職の平均年収は758万円(09年度)」とある。

管理職の平均年収は、500万円。
一般職の平均年収は、758万円。
逆転している?
つまり計算が合わない。
管理職の年収のほうが、一般職の年収より低い?
何か、おかしい。
おかしいが、これ以上のことはわからない。
2011/04/28


Hiroshi Hayashi+++++++April. 2011++++++はやし浩司・林浩司


●中国の官僚主義

2011-04-28 10:05:43 | 日記
●中国の官僚政治

+++++++++++++++

最初、斜めに読んでいたとき、
それが中国のこととは気づかなかった。
この日本のことだと思った。
が、中国のことだった。

中国でも、官僚体質というか、
行きすぎた官僚政治が問題になっている。

Seachinaの記事を、いくつか
並べてみる。
外国の記事を読んでいると、日本の
こともよくわかる。

+++++++++++++++

++++++++++以下、Searchinaより+++++++++++++

 薄書記は1-2日の会議で、「問題がある党員」の典型的なパターンとして「話をすると
きも、報告するときも、脳みそを使わない。
大風呂敷、虚言ばかり」、「指示などを他に伝達するだけで、自分は動かない」、「民間の実
情を調べず、知らず、党・政府上層部の事情も知らない。頭ごなしに命令する」、「出勤し
たらまずお茶を飲み、たばこを一服。その後は電話でむだ話」、「勉強はせずにゲーム、マ
ージャンや株式投資ばかり」、「役所は改築のたびに豪華にして、高級な公用車を次々に採
用」、「交渉ごとでは、“よい人”になることに専念。
鉄を鍛える職人のように、厳しい姿勢を示すことをいやがる」などを挙げた。
(Searchina 4-26)


  牟委員は、「中国は、官僚本位の考えがひどすぎる。
官の権力が大きすぎる。
一部の幹部は、問題を自覚すらしていない」、「上からにらまれることを恐れ、本当のこと
を言わない官僚が多い」、「指導者などが報告する際、前半はパターンどおりの決まり文句。
内容がない空文をつくる弊害が大きすぎる」など、中国の政治における他の問題点にも言
及した。
(Searchina 4-26)


  中国中央政府は腐敗防止を目的に、官僚が大きな収入を得た場合などに資産公開を求
める規則を定めた。
しかし李副主任によると、「社会は決して満足しているわけではない」という。

  大きな問題は、役人本人にはさほど財産がないのに、その子は大変な資産家である場
合がみられること。
李副主任は、「これまでの多くの事例をみても、汚職など問題は、親族絡みで発生している
ことが多い」と指摘した。

  腐敗官僚が「汚れた金」や「疑惑の金」を手に入れる方法はさまざまで、金融機関を
介さずに現金を手渡すケースが多い。官僚が偽の身分証で口座を作り、株式投資を行って
いる場合もあるという。
(Searchina 4-26)


  広東省省情調査研究センターはこのほど、省内住民の生活状況感と幸福感について調
査したリポートを発表した。
生活状況についての満足度は74.4%と、基本的に満足できる数値だったという。
幸福感については、職業別で公務員や国有企業職員が高かった。
中国新聞社などが報じた。

  全省平均の幸福感は75.3ポイントで、恵州市の79.8ポイント、江門市の79.7ポ
イントなどが高かった。逆に、雲浮市は70.5ポイント、深セン市は72.2ポイントと低
かった。杭州市は73.8ポイントで省平均以下だった。

  収入別では、月収1万元(約12万5000円)までは収入が増えるに従い幸福感が増し、
1万元を超えると幸福感が減じる傾向があった。
物質的な条件が満たされると、欲望が高まることで現状に満足できなかったり、他人との
競争激化で心理的負担が増大する現象が発生すると考えられる。

  性別では、女性の方が男性よりも幸福感を強く感じている。大学卒業など高学歴者は、
幸福感が低いことが分かった。
職業別では公務員や国有企業職員が幸福感を強く感じていた。
仕事が安定し、給与や福利厚生の水準も高く、医療や老後についての保障も国民の平均を
はるかに上回っているからと考えられる。
(Searchina 4-26)


  一方、インターネットでは「最も幸福を感じる都市、いったいだれの幸せ感なんだ?」
と題で、同ランキングは住民感情とはまったく別とする批判が発表された。
同文章を転載するブログも増えている。

  文章は「幸福を感じているのはだれだ? 南京の橋の下で凍死した農民工(農村部か
ら来た労働者)か? 成都市で当局の野蛮な立ち退き命令に抗議して自殺した唐福珍か? 
昆明の警察署や拘置所などで相次いだ原因不明の自殺者や病死者か? 道路を横断する際
にも安全感などまったくない庶民か?」などと批判。

  文章は続けて、「あいつらは違う。なるほど、幸福を感じているのは寧波市で全国にさ
きがけて勤務時間6.5時間制度を取り入れた公務員か。
ぜいたくでぶくぶく太り、統計数字を水増しし、庶民からまきあげた金で給料をもらい、
すばらしい生活をしている官僚か。
全国の街頭で露天商を横暴に取り締まる都市管理員か」などと非難。
幸福感ランキングなど、庶民感情とはまったく無縁と主張した。
(Searchina 4-26)

++++++++++以上、Searchinaより+++++++++++++

●民主主義vs官僚主義(貴族主義)

 話は変わるが、昨日(4月27日)、こんな事件があった。
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、
政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた事件についてである。

『……川村前社長は同日午前の検察側の尋問に対し、工事受注に関連して元公設第1秘書、
大久保隆規被告(49)から1億円を要求され、04年10月に石川議員、05年4月に
大久保元秘書に5000万円ずつ渡したと証言した』(毎日JP)と。

この中に出てくる「石川議員」というのは、衆議院議員石川知裕被告(37)、
小沢一郎元秘書をさす。

 贈賄側は、「渡した」と証言している。
しかも小沢一郎氏側からの要求に応じて、「渡した」と証言している。
が、小沢一郎氏および秘書たちは、(一部の秘書は、当初、「もらった」と証言。
その後、証言を翻す)、「知らぬ、存ぜぬ」を繰り返している。

 その1億円はその後、実にうさん臭い経路を経て、土地購入資金へと化けていく。
そればかりか、民主党内でそれが問題になると、逆に党の執行部を非難。
それが「管(管総理大臣)下ろし」とつながっていく。

 これに対して、自民党の石破茂政調会長は26日の記者会見で、『菅直人首相の退陣を求
める民主党議員の勉強会が開かれたことについて「不思議な党だ。
(東日本大震災の)被災者から見ればどのように映るのか。
日本全体が危機にある時に最大与党が何をやっているのか」と語った』(時事コム)と。

 まことにもって今は、おかしな内輪もめしているばあいではない。
しかも盗人猛々(たけだけ)しいというべきか、責められるべき自分たちが、逆に相手を責めている。
私も、「不思議な党」と思う。
言い換えると、民主主義がこの体たらくで、どうして官僚政治と闘うことができるのか。
こうした愚劣な政争を傍からもっとも笑い、喜んでいるのは、政治官僚たち。

 Searchinaの記事は、少し過激とは思うが、中身的には、日本のそれと、
それほど大きくは違わない。
日本をそういう国にしてはいけない。

 今朝も始まった。
2011年4月28日記


Hiroshi Hayashi+++++++April. 2011++++++はやし浩司・林浩司