夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

私のはバレエとは言わない!!!

2005年12月25日 | バレエ
先日、ミニコンサートと言う名前の勉強会がありました。
教室の生徒が一人で課題のVA.を踊ると言うちょっと待った・・的な代物。
平日に行なわれる為、職場の人間に気を使いつつ仕事を早退して会場に
向かった。
職場で色々とあったもんだから、はっきり言って戦意喪失状態の私。
携帯のメールで友人が励まし続けてくれるもんだから電車の中で大泣きしていました。
会場に着いたら、集合時間前だけれどもう髪も化粧も終わっている人達ばかり
で、出遅れた私は尚更戦意喪失になっていた。
バーレッスンを一人でやっていると、お子様クラスのお母様方が遠巻きで眺めて
いるのに怖さを感じてしまって・・。駄目だねぇ、私は。
クラスの皆さんが私の士気を挙げようとしてくれるのだけれど、どんどんと
落ちて行くみたいでした。
簡単な場当たりの後、先生が再度チェックをしてくれて励ましてくれた。
先生の言葉に応えたいと思って頑張ったのだ・・なのに~~~~~。

最初の出は良かった・・筈。「私を見ろ!!」と出て行けた。
しかし、次のピケから降りる時に手が震えている事に気が付いた。
これって、客席からでも分るよな・・なんて思いながら、次のグリッサードを
していた。ピケアラベスクからパンシェする時に袖にいる友人と目が合ったと
思ったらぐらついていた
「やってもーた」と考えながらのランベルセ。次のピケアラベスクは袖を見ないように
していた。
アチチュードターンとか、アンデダンは何も考えていなかった。
しかし、ここらへんから笑顔は消えていた・・と思う。
トントン部分はバレエシューズだからねぇ・・。足先だけを気を付けていたつもり。
ピケ8回はとにかく舞台奥にある板にぶつからないように・・それだけだった。
ソテからトンベ・・・。ここで練習でも間が取れないでいたのだけれど、ここでも
間が取れずに私の中で全てが止まってしまっていた。
・・・この後のパデシャからレベランスまで・・下しか見ていなかったように思う。
終わって先生に挨拶して「ごめんなさい」と泣いてしまった。


実はビデオチェックをもう済ませている。
・・・あれはバレエじゃないね。私のはバレエじゃない。
ポアント履いていたら、少しはバレエに見えたのかな・・なんて思った。
いや・・しかし、先生に注意されていた部分のパドブレはなんとなくアンデオールして
いるけれど、注意されないでいたシャッセの時やトントンしている軸足の内足状態には情けなくなった。
あんなに内足なんだ・・・私。
ピケの時の腕も・・嫌だよ。あれじゃ回れても意味無いよ。
どうやったらバレエに見えるのだろうか・・そんな事をビデオを見ながら
考えてしまった。見に来てくれた友人からも言われたけれど、私は
自信の無さが踊りに出ているよね。本当にそう思った。
ミニコン後のレッスンで先生から「泣き顔にならないで!」「前列に出て!」と
言われた。・・・先生も同じことを思ったみたいです。

しかし・・もう二度と一人で踊るのは嫌だわ

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