夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

Rudolf

2012年07月13日 | 宝塚・舞台
友人に誘われて、
帝国劇場「ルドルフ」を観劇。

観てみたかった作品だったので、
誘われた時には即答しておりました


感想・・
感想・・・。

切ないのよ・・この作品。
あまりにも切なすぎて
悲しい結末に向かって、作品が進んで行くのでねぇ・・。
途中からきつくなって、
泣かないように、
歯を食いしばって観ていました。

「エリザベート」の闇が広がるを思い出しつつ観ていたり、
「うたかたの恋」と比較しならがら観ていました。

政治的な情況も書かれていたからか、
逃げ切れなくなったから、
「愛」に逃げた感が無きにしも非ず


感想・・、
感想・・。

一部、
いきなり始まったオープニングでありました。
オケボックスの真ん中に塩田先生の頭が見えて、
テンションアップ~~
塩田先生の指揮なんだ・・、
これ凄い事になりそうかも・・なんて、
思っていたら、
音が大きすぎまして
坐っている席のせいなのかもしれないけれど、
とにかく全ての音が大きいので、
歌詞も台詞も聞き取れない状態


二部のオープニングも吃驚だったわ。
二部からは耳が慣れたのか、
音が下がったのか
歌詞も聞き取れるようになったので、
作品に入り込めました。



感想、
感想。

私はやっぱり芳雄君の歌い方が苦手でして・・、
でっかい声出せば良いってもんじゃないだろが

でもって、
アンサンブルの方達も同じような歌い方なもんだから~~~
音が大きいのも手伝って、
歌詞が聞こえないと言うか、
聞き取れない。

参ったなぁ・・・でした。
が、
ヒカルゲンジは凄い・・
芝居しながら、
歌いながらのヒカルゲンジですよ。
和音ちゃんがリードしている感がありましたけどね





ワタシ的に気に行ったのは、
シュテファニーの「それは私だけ!」
あの歌・・かっこいい
ルドルフとマリーって「悲恋」と言われているけれど、
結局は「不倫」でして
ステファニー側から見た部分を書かれていて
面白かったなぁ。

和音ちゃんは相変わらず、
歌がお上手です。
しかし、
・・・・・地味です
う~~~~~~~~~~~~ん
設定が16歳だから、仕方がないのかもしれないが・・・、
衣装も地味だし・・・。
舞台上の何処で台詞を言っているのかが
分からないのは・・どうよ?

だけどね、
彼女の声で「私だけに」を聴きたい・・と、
思った次第であります。


セットがシンプルで
衣装もセットの色に合わせたようで、
ワタシ的には好きなのだけれど、
これは大きな劇場よりも、
小さな小屋で観てみたいかも・・と、
思った作品でありました。



再度、観てみたい・・と思える作品であります

最後の感想。
其々の楽曲が歌い上げるように作られているから、
地声で歌える人達は音が大きくなるのかもしれない・・。
これを支えるオケと塩田先生、
お疲れ様です~~~~



職場へのお土産「シシィチョコレート」
「ルドルフ」にはシシィは出て来ませんよ~~