不妊治療にもオゾン療法

不妊治療は金銭的にも精神的にも大変です。本来十分な生殖能力を持っていても、様々な原因でなかなか思い通りにいかないものです。
うまくいかないことには理由があるものであり、その根本的原因の解決を図らずに、先端医療と称し商業ベースを優先させるのはいかがなものかと思います。

かなりデリケートな問題なので
これ以上は言えませんが、少子化の問題は将来的に禍根を残します。

不妊治療にチャレンジしても
なかなかうまくいかなかった方が
オゾン療法をトライした直後、授かりました。

もちろんコントロール群との比較対照実験などできませんので、オゾンのおかげで妊娠できたかどうかは科学的に証明できませんが
オゾン療法やった直後にというのは事実なのです。

健康な卵子があっても
卵管が運ばれなければ、妊娠することはありません。

当院女性の患者さんほとんど知らないのですが、卵管は単なるタイプだと思っている方が多いようです。
卵管の中には多数の腕(ひだ)があり
一生懸命子宮の方へ卵子を押しているのです。
その動きが弱いと当然正常な妊娠はできません。最近は感染症による炎症で卵管が詰まっていたり、通過障害が少なくありません。

卵管内のひだを動かすエネルギーとなっているATP
大酒のみの方は低下していると言う報告もあります。

続く