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アゲハチョウの秘密

2014年09月12日 | その他

揚羽蝶をベランダで最近よく見かける。

(デング熱、蚊では問題にはなっているが)

比較的自然の少ない渋谷の住宅街で、どうして揚羽蝶がやってくるのかなと不思議だったが今日その理由がわかった。

ベランダに置いてあるミカンの木に青虫やら茶色い虫がついて、葉っぱを食い荒らされていた。
ガの幼虫だろうと考え退治していたのだが…

今日まさしくその時に揚羽蝶が飛んできて、目の前で葉っぱに卵を産みつけた。
その現場を見たのは生まれて初めてのことだ。
慌ててカメラを取りに行ったが産卵シーンには間に合わなかった。

卵や幼虫を処分しようとしたら、蝶が戻ってきて私の周りを旋回した。

あたかも私の子供を殺さないでと懇願しているように感じた。

調べてみるとガの幼虫だと思っていたのはアゲハチョウの幼虫であった。
東日本大震災の時に種から育てたミカンの木はとても思い入れがあり、丸坊主になってしまうのは耐えられない。
しかしながら妻と話し合い、揚羽蝶にみかんの木をあげることにした。

「子供を思う気持ちは蝶も私も同じ、あの時戻ってきたのが何よりの証拠だ。」と妻は言った。

自然界の生存競争のため生存率が低い生き物はたくさんの卵を産み落とす。揚羽蝶も
例外ではなく、2週間の産卵時期に200から300の卵を産む。

教科書的には、産み終えた子孫のことを覚えていない、気にしていないと言うが、今日目にした光景はなんだったのだろうか。

私たちの思い込みではあるまい。



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