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【TOPIC】
アリストテレス・著『Ta topika』(和訳・平凡な事について)が語源だそうです

新『ナイト&BETSY』が出来るまで 第2回

2014年01月11日 01時01分25秒 | NIGHT&BETSY

さて、第1回はこれまでの反省点について述べました。
信頼する数名の方々には既に簡単にまとめたものをお渡ししてますが、今回から、新たな設定について触れていきたいと思います。

まずは基本的な舞台設定から。
日本(のような国)の米国府縫翼区と名付けた架空都市で、西暦2000年を中心に物語を展開させます。
ただし、2000年は最終決戦の年なので、今回の第1部はそれ以前、1970年から1996年が舞台となります。
架空都市のモデルは大阪。
これは単純にBOSSがイメージしやすい為ですが、その名の通り、ニューヨークっぽい雰囲気も少し加えます。
例えば、ツイン21のようなビルがあったり、自由の女神っぽい像があったり、京阪電車っぽい駅があったり・・・、と街並みを構築していきます。
歴史やイベントについても同様に、現実社会を準えた形で世界観を作りたいと思います。
例えば、万国博覧会をきっかけに街が発展していった等、物語に取り込んでいきたいと思います。
縫翼区は前回までとさほど変わりはありませんが、今回は逃亡劇の為、最終決戦地が縫翼区となります。
それまでは他の街を転々とする事になるので、他の街並みの構築も必要が出てくると思いますが、それは追々。

今回の1番の変更点は、桂木財団の存在をなくした事でしょうか。
超能力を持った1人の犯罪者を、桂木財団と言う謎の超能力集団(謎ってのは設定が曖昧って事です)が警察に成り代わり、よってたかって捕まえる。
大雑把に言ってしまうと前回までは上記のようなストーリーでした。
財団の設定をもっときっちり作り込めば問題無いのかもしれませんが、この【勝って当たり前】の構図でドキドキハラハラ感を演出するのは今のBOSSには無理、と判断してこれを【組織から逃亡したナイトを追撃する超能力者達】に逆転させました。

これにより新たに設定した組織が【京塚重工】です。
戦闘機や戦艦、戦闘ヘリ等を製造する企業(自家用車や建設用重機等も作ってます)として世界的な規模を誇り、ベッツィも軍事用バイクとして開発がスタートした設定です。
一方で、京塚グループの一つ、【京塚医学薬学研究所】は超能力を人工的に付与した兵士の研究を極秘に行っています。
ショッカーやブラックゴースト、ネロス帝国のようなものでしょうか。
これくらい単純で悪い敵の方が今のBOSSのレベルに見合ってるかと思います。
そして、今までは【生まれつき、そう言う奴やねん】で終わらしてたナイトの能力(今回も生まれつきは生まれつきですが)も、この研究に由来するもの、と設定しました。

舞台と組織、根幹を成す部分さえ設定してなかった前回のストーリーが座礁してしまうのは必然だったようですね。
今回はそうならないように、この二つはもう少し煮詰めるのに時間を掛けます。
「あれ? 矛盾してるぞ」とか、「それ意味ある?」とか、「これってどう言う事?」「もっと詳しく聞かせてくれ」等、一人で考えてると見落としてしまってる事や固定観念に囚われてたりがあると思いますので、ご指摘の程、よろしくお願いいたします。