『 宇宙よ、これがヒーローか 』
TVで予告編を見て気になってたんですが映画館へは行けず、ようやくDVDで見ました。
予想以上に面白かったです。
ちょっと不良っぽい(と言うか盗賊?)主人公、スター・ロード。
戦闘能力が高くて気の強いヒロイン、ガモーラ。
おしゃべりなアライグマ、ロケット。
情に熱いけど、どこか抜けてる怪力男、ドラックス。
そして、無口で優しい樹、グルート。
5人のキャラクターバランスが秀逸です。
ストーリーは極単純。
最初はてんでバラバラだった5人が、なんとなく一緒にいて、なんとなく仲間意識が芽生えて、最後は力を合わせ、命懸けで巨悪を倒す。
ヒーロー物はやっぱ王道を突っ走ってるのが良いな、と改めて感じました。
BOSS的には吹替え版が良かったですね。
スター・ロード役の山ちゃんや、ガモーラ役の朴さんが絶品なのは誰しも認める所でしょうが、それと知らずに見てたロケット役の加藤浩次さんがかなり良かったと思います。
減らず口を叩きながら戦うアメコミヒーローは大好きなので、次回作でもキャスティングはこのままでいって欲しいですね。
あと、グルートは「私はグルート」しか言わないので、遠藤憲一さんを起用するのはもったいない気がしないでもないですが、この一言だけで様々な感情を表すのは流石だと思いました。
飽和状態のアメコミ映画に新たなヒーローが誕生した、と感じる映画でした。