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『ぼくは小さな赤い鶏』

2021-07-14 | 在宅勤務

 

山川健一
『ぼくは小さな赤い鶏』


・・・なぜに鶏? 赤いトサカの鶏が浮かぶ。
唐突な題名に思えてナゾだったけど、
自著年譜で発覚!
1973年 早稲田時代に組んだバンド名だった。ふむ。

I am a little red rooster

色々なエッセンスがごちゃ混ぜになった本
勢いで読み始め、途中からぽつぽつとトーンダウン



影響を受けた曲はコレ♪

The Rolling Stones – Little Red Rooster (1964) [High Quality Sound, Subtitled]

 

結構読みごたえがあり、途中挫折・・地道に読んでみようか?
希少な本ではあるんだけど、やはり時代の雰囲気に乗り切れない。

 

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三月三十日

幻想にとりつかれたものが持つ渇き、それが私たちの現実であろう。そして、多かれ少なかれ、人間は幻想を希求するのである。反復によって得られるのは「安心」ではない。反復は、彼をして再び繰り返させるのだ。
幻想にとりつかれていない種類の人間、すなわち生活人に対して、私は根元的な劣等感を持つ。ところが、劣等人種としての私自身がすなわち私の存在の証なのだから、この劣等感は劣等感とはならないかもしれない。それにして、幻想(或いは存在論)に較べて、私の現実は何てみすばらしいことだろう。このような思考が、青年を太らせるのだ。ギラギラした眼で、ガラス戸の外を見据えよう。私の現実はみすぼらしいが、人は観念の中では生活できないのだ。
阿部公房はおもしろい。読みだすとやめられない。『砂の女』はよかった。彼はやはり、日本の伝統的な作家の一人だろうと思う。

 

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『砂の女』遠い過去挫折・・
読んでいて苦しくなってしまった記憶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて本日もJ-WAVEに耳を傾けつつ・・平和に在宅勤務
来週からお楽しみがたくさん!

ちなみにうちの会社も職域接種受付スタート
それも速攻来週接種だって。



わたしは7/1接種券が到着、既にかかりつけ医に予約済(8/6予定どきどき)


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