元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

『智』『情』『意』

2023-03-09 22:33:16 | 社会・政治


日本資本主義の父と讃えられた渋沢栄一氏は語った。「『智』『情』『意』の三者が権衡を保ち、平等に発達したものが完全の常識だと考える」と。だが最近はどうも全てに於いてバランスが悪い。それを一々指摘をするのも野暮なこったが、最近は「情」が薄いので、その分、「理性的なのか?」と思えば主観が過ぎ、「『意』はどうだ?」と思えば、これも足りない。しからば「智」だが、インターネットの影響なのか、自らものを考えなくなった。それもあるのかエリートの集まりの筈の政治家が、国会でやらかしている事は非常にレベルが低い。国会とは法律を作る場所だ。それで法案だなんて言い方になる。そんな重要な場所なのに、全然関係のない事で騒ぐのが当たり前の国会の情景だと言えるだろう。特に野党が与党や政府の重要人物を辞任させたい時は、とても不思議なのだが、何処からか拾って来たような書類が出てくる。そこで「何処から貰ったかは言えない」と言う。つまり証拠が出せないのだ。しかし省庁の公式だと言う。だがそんな文書が簡単に野党議員の手に渡ってたとすれば、セキュリティー問題となる筈なのだが、そこは議論とならないのは不思議だ。政治はよく田舎のプロレスに例えられる。そりゃあ、そんな茶番ばかりを見せつけられては、そうも言いたくもなる。現在、高市早苗経済安全保障担当相が総務大臣時代に交わした言葉なるメモのような文書が問題になっている。



それはテレビ局での報道の情報があまりにも偏り過ぎるので「公平にせよ」と言う意のものだが、現時点でも放送倫理委員会(BPO)が全く機能をしていない事を指摘出来る位に偏っている。事実、テレビは朝から晩まで韓国、中国、ジャニーズである。特に韓国ネタはテレビ局の国内意識が狂っており、まるで「日本が韓国になったか?」のようだ。だから韓国側の政治工作も露骨で、そんなプロパガンダ丸出しなので観る気も失せる。民法はスポンサーも呆れ、その辺の収入も事実減っているのだが、視聴者も減っている。つまりそんな偏った番組ばかりなので嫌われたのだ。そこでひょんな処から、まるでモリカケの再現みたいな事をやらかしているのは立憲民主党の小西洋之参院議員である。その行政文書は何故、小西議員の手に渡ったのか?実はこれ、普通にスパイ行為だ。なのでその手の法律のある国ならば、渡した官僚も貰った議員も逮捕案件だ。日本は平和ボケだ。その件について国民民主党代表の玉木雄一郎氏が指摘している。「ああいう形で行政文書が安易に外に流出すること自体は、国家のセキュリティ管理の問題としてはもちろん問題だと思う」と。その上で「内容の是非はこれからきちんと精査すると同時に、ある場合には政治的意図を持って、こういうリークが行われて、我々が大きく振り回されてしまう。それは何か見えない、もう一つの意図に振り回されている可能性もあるので、そういった観点、特に選挙にこういったものがどう影響するかどうかも含めて、これはあまり適切な行為とは思えない。それは民主主義のプロセスに関して、こういったリークを通じて何かをやろうとすることが、ある政治的意図のもとに行われたとしたら、それは問題。中身の是非を精査すると同時に、こういったリークや情報流出が行われたその背景も合わせて、きちんと精査すべき」と鋭い処を突いている。この政党は、立憲民主党から決別をして正解だった。

放送法めぐる「行政文書」流出が「政治的意図のもと行われたなら問題」
https://news.yahoo.co.jp/articles/04efaae45e96fe0e6d9b1c7076d10a1649587109
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