元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

本心を共有?

2024-05-08 08:00:54 | 独り言




さて今日も休みだ。相変わらず(ポーランド出身のピアニストで作曲家)のフレデリック・ショパンは斯く語りきだが、こんな一文がある。曰く「嗚呼、あなたの悲しみと喜びを分かち合う人が誰にもない事、あなたの心が重苦しい時、あなたの本心を共有出来ない事は惨めな事です」。これは誰を対象にした言葉だろうか?ショパンに近い人にはパリ社交界では、大した存在感だった、(男装の麗人としても知られる)作家のジョルジュ・サンドが居るが、この人しか思いつかない。生前のショパンを知る人なんぞ、この時代には居ないので、想像でしかないが、音楽については内向的だったショパンなれば、こんなに思い詰めた気持ちになるのも解らないでもない。それでショパンの純真さを知るのだが、此処が人柄と言うべきか?話は変わるが、趣味の現状だ。旧友にNECのカセットデッキを上げたので、予備機もなく、結局はリードスイッチの不備はあるが、取り敢えずは使えるので、TRIOのカセットデッキ、「KX-7000」を使う事にした。そこでリードスイッチをAmazonに発注した。



なのでそれが届く間にアジマスやピッチ、それとアイドラー関連の再調整だ。走行系の弱いカセットデッキなので、その調整も結構微妙だが、それはモーターのトルクに起因するムラもあるようだ。目標としては、ピアノが聴ける回転精度だが、1977年の工業製品だけあって、とても頑丈だ。ウォーミングアップにも時間は掛かるが、暖まると「まあいいかな?」てなレベルにはなる、そんな事から騙し騙し使う事にはなるが、手間が掛かった機種なので、それなりの愛着もあり、「どうにかしようかな?」てな状態だ。このblogの打ち込みをしている最中にも、そのカセットデッキを鳴らしているが、テープは二本目で「まあいいかな?」状態だ。「もう少し高域が引き締まった音ならば」とは思うが、再生部にはイコライザーは見当たらず、そこは仕方ない。量感が取り柄みたいな音色だ。さてこの「KX-7000」だが、どうした事か?これだけネットオークションで目にする商品でありながら、そのスペックが解らない。そこが不思議だ。しかしながらネット資料と言うものは、利用者が公開する事で記録となるので、当時のカタログや使用説明書のある人は、是非公開をして欲しいものだ。何でもインターネットで調べられる世ではあるが、まだ紙媒体には敵わない。「インターネットも人なり」である。アナログとデジタルの関係で、矢鱈と「データ、データ」と言う人もいるが、デジタルがこれだけ一般化しても、未だにアナログが大事なのは「その情報量なのだ」と言う事を忘れないで欲しい。二進法だけでは割り切れないものは存在するのだ。それが文化で、グローバル化は二進法的な思考である。だが、そんな感じで割り切ると「政治は二進法の方が良いのかな?」なんて事を思ったりする。なれば汚職もあるまい。社会保障も然りである。然すれば、その果ては安全保障にまで及ぶだろう。つまり覇権主義なるものは、「人の欲」であって、決して合理的ではないのだ。そこに人間の愚かさを見てしまう。



その昔、「前衛」なる言葉を新鮮に感じた年代もあったのだが、それは主に芸術運動に於いて、その活動が盛んだった。そこで浮かぶのが音楽もそうだが、所謂、プロレタリア思考による左翼演劇(左翼芝居)での傾向劇にも、その言葉は使われた。なので学生運動が盛んだった時代には、寺山修司さんや唐十郎さんが黒テントだの赤テントだのとアングラ小劇場運動があった訳だが、それが「現代に残したものは何か?」と言われると、その「左翼」すら劣化したと言えるだろう。なので今や、その言葉はノスタルジーに過ぎない。そんな事を思ったりする。話は戻るが、その「赤テント」が唐十郎さんだった。5月4日に急性硬膜下血腫の為に東京都内の病院で亡くなっていた。享年は84歳だった。しかしながら、その左翼運動は庶民にも及び、戦後から1960年代は、労働者運動として、労組の結束も固く、全国で盛り上がったものだ。しかしながら、この現在に於いては、嘗ての民主党政権の失政により、夢は破れた。「悪夢の民主党政権」とは、よく言ったものである。そこで今更ながら、それに加担したような人が、当時を批判するのは「愚の骨頂」と言えるだろう。とは言うものの時代は変わる。自民党親中派政権により、劣化振りを晒した自民党は、国民からの信用を失い、悪夢の筈だった「民主党政権」の復活を画策しているのが、各社媒体だと言えるだろう。正に自民党派閥の裏金は、漁夫の利であった。それで結局は、そんな左派政党を勢いづかせるのだが、現内閣の親中振りを、あまり表沙汰にすると、元々ソッチ系の野党が襤褸を出すので「裏金」なんてキーワードは、「どれだけ都合が良いのか?」だ。共同通信に「自民議席減へ立民と調整 国民・玉木氏、次期衆院選で」なんて記事があった。これでその政党が「マトモな保守系政党だ」と信用をした有権者の支持層を裏切る事になるが、その代表はどう思っている事だろう?それでは共産党との共闘を嫌って袂を分けた甲斐があるまい。現総理が外交に於いても相変わらずの音痴振りを示しているので、尚更にそう思う。愚かである。



唐十郎さん死去、84歳…「泥人魚」「ベンガルの虎」アングラ小劇場運動を先導(読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/338cccf211ccb3141aafe18a9a46b6ef3000e5be
日本スリランカ外相会談 債務問題で“公正な再編へ協力”確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240505/k10014440631000.html
「さすが悪夢の民主党政権」古舘伊知郎の“暴露”で思い出される旧政権の“圧力”(SmartFLASH)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e0089672aec39feafa6ade0384c5f6d83fb68d8
自民議席減へ立民と調整 国民・玉木氏、次期衆院選で(共同通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f700e0c8ab9726a42cadb8156497da7786864053


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