元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

悪魔は悪しか?

2024-05-24 06:19:29 | 独り言




「悪魔は悪しか行なう事が出来ない故に純粋である」。こちらもフランスの作家のジャン・コクトー氏の名言だ。これぞ信念。確かに純粋だ。そう言う事なのだと思う。ゲーテの「ファウスト」でもそうだ。話は変わるが、何だか近年、各業界の象徴的存在の老舗的な法人や団体がガタガタで、凋落振りも酷く、「本当にどうした事か?」と。池田理代子の漫画に「ベルサイユのばら」と言う作品がある。フランス革命を背景に繰り広げられる愛憎劇だが、それが宝塚歌劇団で舞台化されたのが、1974年だった。所謂「フェルゼン篇」から上演されたが、その演出を歌舞伎の女形上がりの映画スタアだった長谷川一夫氏が演出を担当し、そこも話題になった。前振りが長いが、その初演が「月組」で、題名にあるフェルゼンを演じた役者が資金詐欺で逮捕された。勿論、OBだが、とても特殊な業界で、その容疑者は、「スポンサーなら、お金を出すのは当たり前。私が詐欺にあったようなものです。お金は返します」てなコメント。こりゃ当人は、何故逮捕されたかも解らないのかも知れない。拗れたスタア意識とは、案外そんなものなのかも知れない。(旧ジャニーズアイドルにも似たような感覚がある。)その宝塚だが、昨年に「宙組」でイジメによる団員の自殺が発覚したばかりだ。こりゃ根本的な処から改革をしなければ駄目だ。時代も昭和とは違い、当時の常識が非常識になる令和の世である。ジャニーズ事務所は解体された。【宝塚歌劇団】も解体再編をして、一から組み立て直す必要もあると思う。



「お金は出して当然」元宝塚トップスター(78)逮捕 ウソ繰り返しファンから“1000万円 詐取”か(日テレNEWS NNN)
https://news.ntv.co.jp/category/society/8fe44b051ed949f6ad1428d7d138b0a9
上沼恵美子、キダ・タローさんをしのぶ 番組やゴルフで親交「本当に紳士」「毒舌に見えてそこに品と愛情」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/05/16/kiji/20240516s00041000777000c.html?amp=1

昨日今日と芸能ニュースが続いたが、キダ・タローさんも亡くなっており、正に「昭和は遠くになりにけり」である。最近、テレビでは、矢鱈と昭和を振り返る番組ばかりで、映像クイズやら歌番組での昭和歌謡は懐かしく、ジャニーズ事務所が解体されてから、まるでその穴埋めのような状態なのが興味深い。つまりそれだけ独占状態だった訳で、抜けてたバランスを戻す、自浄作用のようにも思える。それぞれのジャンルと言うものは、やはり住み分けが必要なのだ。なので「それからどうなるか?」を見届けたいものだ。そこに「韓流」は無用だろう。「冬のソナタからK-Popまで」とは言うが、結局の処、あまり定着をした感はない。これが現実だ。今日は、趣味の話はやめておこう。

コメント
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